映画『ストロベリーショートケイクス』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ

「ストロベリーショートケイクス」のネタバレあらすじ結末と感想

ストロベリーショートケイクスの概要:全く異なる人生を送る4人の女性を主人公に、愛、友情、仕事、様々な物語が描き出される。本当の幸せとは何か、自分にとっての神様とは、悲しくも暖かい心温まるヒューマン・ドラマ作品。

ストロベリーショートケイクスの作品情報

ストロベリーショートケイクス

製作年:2006年
上映時間:127分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:矢崎仁司
キャスト:池脇千鶴、中越典子、中村優子、岩瀬塔子 etc

ストロベリーショートケイクスの登場人物(キャスト)

里子(池脇千鶴)
デリヘルの受付嬢として働く女性。ある日偶然拾った石を、自分の神様として奉っている。
秋代(中村優子)
里子の勤務先でデリヘル嬢として働く女性。長年、菊地に叶うはずもない恋心を抱いてる。
ちひろ(中越典子)
OLの女性。可愛らしく女性らしいが、彼氏こそが自分の神様だ、と心酔しがちな一面がある。塔子とルームシェアをしている。
塔子(岩瀬塔子)
ちひろのルームメイトで、イラストレーターをしている。「自分だけの神様」というテーマで絵を描いて欲しいという依頼を受ける。
菊地(安藤政信)
秋代が密かに想いを寄せる男性。しかし、既に彼女持ちであり、秋代は彼と結ばれることはないと理解している。

ストロベリーショートケイクスのネタバレあらすじ

映画『ストロベリーショートケイクス』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ストロベリーショートケイクスのあらすじ【起】

この物語は、4人の女性を主軸に進行していく。2年前、里子は付き合っていた男性から、信じられないほど酷い振られ方をしてしまう。そのあまりに残酷な別れは、恐らく彼女の人生において、後にも先にもこれ以上酷いことはないだろうと彼女は思っていた。

そんな彼女は、現在デリヘル嬢を派遣する会社の受付である、コールガールとして働いていた。里美の職場には、秋代というデリヘル嬢が勤務していた。しかし、彼女は一風変わっていた。なんと、彼女は墓場の近くに家を借りると、さらに棺の中で寝泊りをしているという。

また、ちひろという女性は会社でOLとして働いていた。しかし、仕事は雑用ばかり。可愛らしいちひろには彼氏がおり、ちひろは彼氏を神様だと思っていた。彼が、ちひろになんでも買い与えてくれるためである。

そんなちひろは、塔子というイラストレーターと同居していた。表向きではうまくやっている二人だったが、実は心の中では互いのことをあまり良くは思っていないのだった。

ストロベリーショートケイクスのあらすじ【承】

秋代には、長年想いを寄せる男性がいた。彼の名前は菊地、しかし、菊地には彼女がいた。決して自分と菊地は結ばれない、そのことを理解しつつも、秋代はどうしても菊地のことを諦められないのだった。

そして、秋代は嘘をつきながらも、なんとか彼と会う約束を取り付ける。秋代は菊地に渡すトマトを手に彼の家へと向かうが、ちょうどそこに、菊地の彼女の姿があった。仲睦まじそうにする二人に、分かっていたこととはいえショックを受けた秋代は、トマトを落としそのままその場から立ち去ってしまうのだった。

そんな、秋代が落としたトマトに偶然にも救われた人間がいた。塔子である。イラストレーターである彼女の元には、「どこにもいない自分だけの神様」というテーマで絵を描いて欲しいという依頼が舞い込んできていたのだ。しかし、彼女は一向に筆を取ることができず、完全にスランプに陥ってしまっていた。しかし、地面に落ちていたトマトを見た塔子は、そこからインスピレーションを受けたのである。

ストロベリーショートケイクスのあらすじ【転】

そこから、彼女はとてつもない集中力を発揮すると、一睡もせずにその絵を描き上げた。渾身のその作品を出版社に持ち込んだ塔子。そして、彼女の苦労が実を結び、絵は高い評価を受けるのだった。

しかし、ここでハプニングが起きてしまう。なんと、出版社の社員が彼女の絵を紛失してしまったのである。絵を無くした謝罪を聞きたい、と出版社に向かった塔子。しかし、なぜか社員ではなく、「売れてからお前は変わった」と塔子が社員に責め立てられてしまうのだった。

一方、里子はある日、自動販売機の近くで一つの石を拾った。そして、不思議な形状をしたその石に強く惹かれ里子は、その石を自分の神様と讃えることにしたのである。里子は、その石を自宅の神棚に飾る。そして、彼女は「恋愛がしたい」とその神様に願うのだった。すると、里子はとある男性から猛アプローチを受けることとなる。それは彼女の勤務先の店長だった。しかし、彼は既に結婚しており、なんと妻と離婚してまで里子と一緒になりたいというのだった。

ストロベリーショートケイクスのあらすじ【結】

一方、彼氏が神様であると信じているちひろは、その日も彼の家で彼氏の帰りを待っていた。彼と結婚することがこの上ない幸せだと信じてやまないちひろ。しかし、そんなちひろは、ある日突然彼氏から一方的に別れを告げられてしまうのだった。彼氏は自分を幸せにしてくれて、そして、その幸せは今後も永遠に続くと思っていたちひろ。しかし、そう思っていたのは自分だけだったという事実に、彼女は愕然とするのだった。

そして、ちひろは仕事を辞めて、田舎へ帰ることにする。塔子はそんな彼女を見送りにでる。確執のあった二人だが、仕事のストレスで拒食症になってしまった塔子をちひろが支えたことで、二人の間には確かな友情が芽生えていたのである。

一方、妊娠してしまった秋代も、田舎へと帰ることになった。里子も、そんな彼女についていく。里子は自分の神様であった石を手放した。そして、とある田舎の海岸で、異なる人生を歩んで来た4人の女性達が、とうとう一箇所に集まるのであった。

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