12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』

映画『ストリートファイター(1994)』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ストリートファイター(1994)』の概要:国連が東南アジアに派遣した医療ボランティア団体が軍事国家シャドルーに拉致された。シャドルーの指導者バイソン将軍は人質の解放に巨額の身代金を要求。連合軍部隊指揮官のガイル大佐は医療団と親友ブランカを救出するためにシャドルーへと乗り込んだ。

映画『ストリートファイター』の作品情報

ストリートファイター

製作年:1994年
上映時間:102分
ジャンル:アクション
監督:スティーヴン・E・デ・スーザ
キャスト:ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ラウル・ジュリア、ミンナ・ウェン、ウェス・ステューディ etc

映画『ストリートファイター』をフルで無料視聴できる動画配信一覧

映画『ストリートファイター(1994)』をフル視聴できる動画配信サービス(VOD)の一覧です。各動画配信サービスには2週間~31日間の無料お試し期間があり、期間内の解約であれば料金は発生しません。無料期間で気になる映画を今すぐ見ちゃいましょう!
U-NEXT ×
Hulu ×
Amazonビデオ
dTV ×
TELASA ×
TSUTAYA DISCAS
ビデオマーケット
Netflix ×

※動画の配信情報は2022年5月時点のものです。配信状況により無料ではない場合があります。最新の配信状況は各動画配信サービス(VOD)の公式サイトでご確認ください。

映画『ストリートファイター』の登場人物(キャスト)

ガイル大佐(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)
連合軍部隊に所属する正義感の強いアメリカ人大佐。シャドルーに拉致された親友ブランカや医療ボランティアの救出の為に敵地に乗り込んでバイソン将軍と対決する。格闘技にも優れており、強力なサマーソルトキックを繰り出す。
バイソン将軍(ラウル・ジュリア)
軍事国家シャドルーの独裁者。麻薬の売買で大きな力を手にし、己の軍隊を所有するになった。人間兵器の製造を企てており、その実験としてブランカを使う。超伝導電磁波を用いてサイコクラッシャーなどでガイルを苦しめる。
チュンリー(ミンナ・ウェン)
中国出身の女性ニュースレポーター。通常はレポーターとして過ごしているが、実際は父親を殺したバイソン将軍を追っていた。
リュウ(バイロン・マン)
日本人格闘家で日頃は悪人を相手に詐欺行為をして生計を立てている。情に厚く、シャドルーを倒そうとするガイルに手を貸す。竜巻旋風脚や波動拳を使ってベガと対戦する。
ケン(ダミアン・チャパ)
アメリカ人格闘家でリュウと同じく流浪の日々を過ごす。目先の利益に囚われがちだが、最後はリュウを助ける。得意技は昇竜拳。
サガット(ウェス・ステュディ)
シャドルーの裏世界に君臨する掛け格闘の主催者。かつてはアイアン・クローという異名を取るほどの格闘家だった。
ベガ(ジェイ・タバーレ)
サガットの部下の格闘家。賭け格闘で圧倒的な力を誇り、ガイルに逮捕されるまで連勝を続けていた。手に長いかぎ爪、顔に鉄の仮面を付けて戦う。
ダルシム(ロシャン・セス)
元々は有能な科学者だったが、シャドルーにその高い技術に目を付けられ、人間兵器製造に加担させられてしまう。ブランカを改造途中で人間の心が残るように促す。
ブランカ(ロバート・マンモン)
ガイルの親友の中尉。医療ボランティアの護衛に当たっていたが、彼らと共に拉致されてしまう。バイソンに人間兵器の実験体として改造されてしまう。

映画『ストリートファイター』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ストリートファイター(1994)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ストリートファイター』のあらすじ【起】

世界は軍事国家シャドルーの脅威に怯えていた。そんな中、東南アジアに国連が派遣した医療団が拉致されるという事件が発生する。シャドルーの指導者バイソン将軍は連合軍司令官であるガイル大佐に巨額の身代金を要求。人質の中にはガイルの親友であるブランカ中尉もいたのだった。その事を知ったバイソンはブランカをダルシム博士の所へと連れていく。人間兵器の実験体にする為だ。

一方、シャドルーの裏社会を牛耳るサガットの元に2人の武器の売人が訪れる。リュウとケンだ。2人は日米の格闘家だが、普段は悪人相手に詐欺行為をして生計を立てていた。其の事を知っていたサガットは2人を懲らしめようとする。しかし、2人は多人数を相手に見事な立ち回りを見せる。そこに目を付けたサガットは2人を賭け格闘の挑戦者としてリングに連れて行く。リング上ではベガが挑戦者を圧倒していた。そんな彼の挑戦者にサガットが指名したのはリュウだった。試合開始の時が迫る中、戦車が突入し、ガイルが現れて全員を逮捕する。

ガイルはシャドルーの基地を見つける為に、バイソンの配下であるサガットやベガを泳がせられないかと考える。そこで騒ぎを起こしていたリュウとケンに注目する。彼らに脱獄の手引きをさせてシャドルーの場所を突き止めさせようというのだ。ガイルは2人にシャドルーの行為によって傷付いた人々の現状を見せて協力を求める。そして2人はガイルに協力する事を承諾する。

映画『ストリートファイター』のあらすじ【承】

囚人移送の日、リュウとケンが行動に出る。密かに手錠のカギを奪った2人はサガットとベガにもカギを渡す。そしてトラックを強奪し、逃走を図る。そんな中、ケンはガイルと銃撃戦を演じる。そしてガイルの胸元に弾丸を打ち込んだのだった。トラックが走り去る中、レポーターのチュンリーは発信機を取り付ける。

ガイル死亡のニュースはすぐに世界中に報道された。バイソン将軍もそのニュースを見るがどこか懐疑的であった。チュンリーは発信機の移動先を元相撲レスラーのエドモンド本田と元ボクサーのバルログと追っていた。そして別の電波が発信されている事を知る。気になったチュンリーは基地内に探索に入る。そこで彼女は無傷のガイルと出会い、彼の計画を知る。

逃げたリュウ達はバイソン将軍と合流し、宴会の席で武器の取引をしていた。そんな最中、ショーのパフォーマーに扮していたチュンリー達に協力するよう持ち掛けられる。席に戻ったリュウ達の前ではバイソンとサガットが取引の事でモメていた。それを機にチュンリー達はトラックに爆弾を詰め込んでバイソン達が取引していた武器を吹き飛ばすのだった。

一方、連合軍本部ではシャドルーの基地に突入する作戦会議が開かれていた。リュウ達のお陰で場所が分かったのだ。そして出撃の直前に事務次官がやってきた。安保理事会でシャドルーと交渉するという事が決まり伝えに来たのだ。ガイルは今回屈すれば、次回は更に高額な身代金を要求され交渉の余地はないと話す。そして部隊に発破をかけボートに乗り込んで敵地へと向かった。

チュンリー達はバイソンに捕まっていた。リュウとケンはまだガイルのスパイとはバレずにシャドルーの基地へ侵入できたが、本田やバルログは拷問を受けていた。チュンリーはバイソンの部屋に通され、かつてバイソンがチュンリーの父を殺した事を話す。しかしバイソンにとってはほんの小さな事で記憶にも残らないような事だったのだ。バイソンに復讐する為に武術を磨いていたチュンリーはバイソンに飛び掛かって打撃を加える。そこへリュウ達や彼らに助けられた本田やバルログがやって来た。バイソンは一瞬の隙を付いて隔離部屋へと逃げる。そして自分が元いた部屋に催眠ガスを充満させてみんなを眠らせてしまう。

映画『ストリートファイター』のあらすじ【転】

研究室に連れて来られたブランカは、人体改造を受けさせられていた。科学者ダルシムはシャドルーに囚われしぶしぶブランカを改造していたのだ。しかし彼にとって人間兵器を作る事は本意ではない。シャドルーの隊員の目を盗んでダルシムは人間兵器への改造を止め、マインドプログラムを当初自分が研究していた穏やかな物に切り替えたのだ。

ブランカの事を想いながらシャドルーの基地に近づくガイル達は基地の監視レーダーが届く範囲まで来ていた。ボートをステルスモードへと切り替えてレーダーを破壊していくガイル。メインモニター室では異変が告げられて、バイソンがモニターで様子をうかがう。バイソンはステルスモードの強制解除を命じ、ボートの中に乗っているのがガイルだと知る。そしてそのボートを仕掛けていた水爆で爆破する。

ガイルはボートから脱出し、基地の内部へと侵入した。出た所はダルシムの研究室だった。そこには野獣のように姿が変わったブランカがいたのだ。ブランカは口を聞けるものの善悪の判断が出来ない状態に改造されていた。ダルシムは本当のモンスターは上にいると話し、エレベーター式の改造カプセルが動き出すのを目にした。

バイソンは身代金が支払われてない事を確認し、人質を人間兵器ブランカに殺させる事にした。エレベーター式改造カプセルが上がってドアが開く。しかし、飛び出して来たのはガイルだった。バイソンに強力な蹴りを浴びせるガイル。彼は解放したリュウやチュンリー達に自分の部下達と協力して人質を助け出すように命じる。駆け出したリュウ達をサガットとベガが見ていた。

映画『ストリートファイター』の結末・ラスト(ネタバレ)

ガイルはバイソンとの1対1の勝負を望んだ。それはバイソンも同じでお互いの部下達を下げて肉弾戦を繰り広げる。ガイルは得意な蹴り技で攻め続け、大技サマーソルトキックでバイソンを追い詰める。その勢いでバイソンは機械にぶつかり感電し、そのまま動かなくなった。

一方、リュウとケンは仲違いをしていた。連合軍が来たのだから、盗る物を盗って逃げようと話すケンに対し、リュウは人質を探すというのだ。ケンと別れたリュウ。そこへサガットとベガが現れる。ベガは闘技場で付かなかった勝負を決着させようというのだ。しかし状態は1対2とリュウにとっては圧倒的不利だった。徐々に追い詰められていくリュウの所へケンがやって来る。モニターで様子を見たのだ。ケンは元アイアン・クローのサガットを相手に互角の勝負を繰り広げる。そして昇竜拳で大ダメージを与える。リュウもベガのかぎ爪に苦戦しながらも様々な技を繰り出して応戦する。波動拳を放ち、ダメージを与え、ベガの渾身の一撃を交わして最後は竜巻旋風脚で勝利を収めたのだった。その後、リュウ達は人質を救出したチュンリー達と合流し、基地から脱出したのだった。

勝利を収めたはずのガイルだったが、戦いはまだ終わっていなかった。改造液を注入したバイソンは立ち上がり、ガイルにサイコクラッシャーを浴びせるのだ。劣勢に立たされるガイルは徐々に体力を消耗していってしまう。もう彼に後はない。ガイルはバイソンがサイコクラッシャーでバイソンが飛んでくるタイミングを計る。そしてドンピシャのタイミングで回し蹴りを浴びせた。バイソンはその衝撃で巨大モニターにぶつかり、爆炎に包まれる。そして基地の爆破システムも作動しだしてしまう。時間がない中、ガイルはブランカの元へと向かう。ブランカは外では暮らせないと判断し、基地に残って死ぬ事を選ぶ。そしてダルシムも自分が犯した罪の償いとしてブランカと運命を共にすると決断する。ガイルは親友に別れを告げて基地から脱出を図る。

外ではリュウやチュンリー達が心配そうに基地を見ていた。まだガイルが出てこないのだ。そして時間になりシャドルーの基地は大きな爆炎に包まれた。全員がガイルの死を覚悟した。しかし、彼は生きていた。ぎりぎりの所で脱出に成功し、ガイルは無事に帰還したのだった。

映画『ストリートファイター』の感想・評価・レビュー

当時人気を博した格闘ゲームの実写映画化。

主人公のガイル大佐を演じるジャン=クロード・ヴァン・ダムのアクションが素晴らしい。

アクション俳優として全盛期を迎えていたヴァン・ダムが挑戦した格闘ゲームの主人公は、原作とはまた違った魅力を放っています。

もちろん、ゲームに登場するキャラクターが次々と出てくるが、その中でも異彩を放つオリジナルキャラクターとなるキャプテン・サワダは一部で熱狂的なファンがいるほど。

単純な勧善懲悪の内容であるが、世界各国の人間が悪事を止めるという協力体制こそ、最も望ましい形というメッセージを与える作品でもあります。(男性 30代)


有名格闘ゲームを実写化した作品。ゲームに描かれているような必殺技は少しマイルドになっているので、波動拳やサマーソルトキックなどは、純粋な体術的表現に留めてある。設定もゲームとは異なっていたり、キャラクターも向き不向きがあるので、物足りなさは感じるかもしれないので、割り切って見る事をオススメする。海外作品なので、バルログ→ベガなど、日本版とは名前が入れ替わっている部分もあるが、そこは暗黙の了解である。(男性 30代)


大人気格闘ゲーム「ストリートファイター」を知らない人でも楽しめる、いつものジャン=クロード・ヴァン・ダムの映画でした。
むしろ、知らない人の方が最後まで面白く見られるのではないかと思います。ゲームとは違う設定になっているし、キャラクターが繰り出す必殺技もなんだか弱め。
カイリー・ミノーグが出てる…なんて思いながら見ていましたが、終始可もなく不可もなくの普通の作品でした。
ゲームの世界観とは切り離して見ることをオススメします。(女性 30代)

みんなの感想・レビュー