この記事では、映画『SUPER8 スーパーエイト』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『SUPER8 スーパーエイト』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『SUPER8 スーパーエイト』 作品情報

- 製作年:2011年
- 上映時間:111分
- ジャンル:SF
- 監督:J・J・エイブラムス
- キャスト:ジョエル・コートニー、エル・ファニング、カイル・チャンドラー、ライリー・グリフィス etc
映画『SUPER8 スーパーエイト』 評価
- 点数:60点/100点
- オススメ度:★★★☆☆
- ストーリー:★★★☆☆
- キャスト起用:★★☆☆☆
- 映像技術:★★★★☆
- 演出:★★☆☆☆
- 設定:★★☆☆☆
[miho21]
映画『SUPER8 スーパーエイト』 あらすじネタバレ(起承転結)
映画『SUPER8 スーパーエイト』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む
映画『SUPER8 スーパーエイト』 あらすじ【起・承】
舞台は1979年。主人公のジョーは、母親を工事現場の事故で亡くしてからあまり父とうまくいっていない。ジョーは、向かいに住むチャールズと幼いころから仲が良く、彼や他の友人たちと共に映画を撮ることにハマっていた。
ある日、作っているゾンビ映画のヒロインとして、アリスに出演を頼むと言い出すチャールズ。アリスはぶっきらぼうにも協力してくれることを了承。子供たちは深夜に家を抜け出して、無人駅まで行き撮影を始めた。撮影がうまく進んでいると思いきや、突然貨物列車と車が衝突するという大事故が起きる。巻き込まれた子供たちは、なんとか無事だったが事故の現場に駆け付けた。ぶつかった車に乗っていたのは、彼らの学校の生物の教師である。教師は「他言するな、殺されるぞ」と子供たちを嚇す。
何が何だかわからないまま、その場を立ち去る子供たち。ジョーは落ちていた積荷の一部なのか、正方形の銀色の物体を一つ持ち帰った。
翌日から、ジョーたちの街で奇妙な事件が起き始める。人が失踪したり、飼い犬が行方不明になった後、遠く離れたところで発見されたりするのだ。あの事故が何かに関係しているのではと思うジョーだが、教師の脅しが怖くて言い出せずにいた。子供たちはみんな不安を抱えながらも、映画の撮影を続ける。ジョーはアリスの距離は次第に縮まっていった。
映画『SUPER8 スーパーエイト』 結末・ラスト(ネタバレ)
ジョーの父親ジャックは保安官であり、街で起こる奇妙な事件の対応に追われていた。その最中、アメリカ空軍が何やら動いているのを知り、不審に思い始める。
一方ジョーたちは事故当日の夜に撮影していたフィルムの現像が終わったので見てみると、そこには信じられないものが映っていた。実は、あの貨物列車に積まれていたのは米軍が秘密裏に研究していたエイリアンであり、教師はそれを知ってそのエイリアンを開放したくて事故を起こしたのである。ジョーが拾った立方体の部品は、エイリアンの宇宙船の一部だった。さらに、アリスもまたさらわれたことを知り、ジョー達は心当たりのある場所に救出に向かった。エイリアンは地下に洞窟を掘り、そこに潜伏していたのだ。また、連れ去った人々を食料とするために、縛って捕獲してあった。ジョーはアリスや他の人々を助け、エイリアンの巣から逃げ出す。
軍は街ごと破壊しようとしていた。ジョーはエイリアンにつかまるが、エイリアンの孤独を理解したからか、エイリアンはジョーを殺さなかった。そして、エイリアンは地上の勤続などの破片を不思議な力でかき集め、宇宙船を作ってそれに乗り去って行ったのだった。
映画『SUPER8 スーパーエイト』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『SUPER8 スーパーエイト』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
SFメインというよりは
スピルバーグとエイブラムと聞くとどうしてもサスペンスたっぷりなのか、はたまた異世界観マックスなのかと期待してしまうが、この映画自体は実はそうでもない。どちらかというとエイリアンそのものより、ジョーと仲間たちの交流、またジョーの母親への執着、父との確執や、アリスとアリスの父との関係といった風に人間模様に比重があるように思う。そして1979年という設定からか、郷愁を感じさせるような描き方が多々されている。ただ私自身はその時代のアメリカをもちろん知らないので、懐かしい思いを抱いたかといわれるとそんなことはなく。ただ子供たちに焦点が当てられているので軍に関する描き方はなんだか微妙に胡散臭い印象だった。
そもそも車と列車で激突して車の運転手が助かっているのも不思議だし、犬が遠くに逃げるなんてエピソードはそんなに重要かもわからない。恐らく「日常に奇妙な出来事が滑り込んでくる」といった描き方をしたかったのかもしれないが、それならエイリアンをいっそE.Tみたいにコンパクトに描くなどしないと、話の規模がピンとこない。少年たちが主役で最後はジョーと何故か意思疎通のようなものをしているエイリアンだが、軍の人間のことは無残に殺戮しているので、その凶暴性というか恐怖をどう描きたかったのかがいまいちわからない。
少年の冒険というにはエイリアンは残虐だし、SFパニック映画というには小規模だし、という風になんだかどっちつかずな映画だったように思う。
エル・ファニングが美しい
恐らく設定としては10歳ぐらいだし、実年齢もその位だとは思うのだが、とにかくアリスを演じたエル・ファニングが美しい。子供に対して美しいという形容が正しい場面はあまりないのだろうけれど、エル・ファニングは本当に美しくジョーがいつもポーッとのぼせてしまう気持ちも非常によくわかる。将来が楽しみだ。
最初にこの映画の方向性を、はっきり示してほしかったという感想。
なぜなら、SFなのか家族関係なのか、少年たちの成長なのかどこに主眼をおいてみればいいか、混乱してしまうからだ。それが、最初のド派手なシーンがくるので、こちらとしては「なるほどそういう派手な演出が楽しめるSFなのね」と期待してしまう。結果、強烈なのはそこだけで、あとは地味なシーンが続いて終わる。
「SFは添え物」と提示してくれたら、そういうつもりで最初から見れた。内容は別に悪くない。(男性 30代)
好き嫌いが大きく別れそうな作品です。スティーブン・スピルバーグとJ・J・エイブラムスがタッグを組んで作ったSF作品となれば多くの人が期待すると思いますが、そもそもSFがあまり得意ではない私にはイマイチこの作品の正解が分かりませんでした。
アリスを演じたエル・ファニングが子供とは思えない美しさで、その幻想的な雰囲気が作品の世界観を盛り上げていたように感じます。しかし、全体的なストーリーには少し物足りなさを感じ、ビッグネームに期待しすぎたかなと思いました。(女性 30代)
列車事故の大迫力シーンから一気に物語に引き込まれた。怪物の正体を追うミステリーかと思いきや、実は少年ジョーの喪失と再生の物語だったことに心を打たれる。母を亡くした痛みを抱えたままアリスと向き合う姿、そして最後にネックレスを手放す場面は象徴的。エイリアンが宇宙船で去るラストも、恐怖よりも解放感が残った。ノスタルジーとSFが見事に融合した作品。(20代 男性)
子どもたちが自主映画を撮影する無邪気な時間が愛おしい。だからこそ、列車事故や街を襲う怪事件の不穏さが際立つ。エイリアンが実は政府に虐げられていた存在だと分かった瞬間、単純な怪獣映画ではないと感じた。父親同士の確執が和らぐ展開も含め、親子の物語として胸に響く。ラストの静かな別れが美しかった。(30代 女性)
80年代へのオマージュが随所に感じられ、懐かしさに浸りながら観た。スーパー8で撮るゾンビ映画のくだりが楽しく、子どもたちの掛け合いがリアル。エイリアンの暴走は恐ろしいが、最終的に彼も故郷へ帰るだけの存在だと分かり、切なさが残る。ジョーが過去を受け入れる成長物語としても完成度が高い。(40代 男性)
母を亡くしたジョーと、問題を抱えるアリスの距離が少しずつ縮まる過程が丁寧に描かれていた。エイリアンの脅威よりも、子どもたちの友情や勇気に焦点が当たっている点が好印象。終盤、町中の金属が引き寄せられ宇宙船が完成する場面は幻想的だった。恐怖と感動が同時に押し寄せる不思議な余韻がある。(20代 女性)
怪物映画と思って観たが、実際は喪失と和解の物語だった。ジョーの父とアリスの父の確執が、事件を通して解けていく展開が良い。エイリアンを敵として倒すのではなく、理解し解放する形で終わるのが印象的。ラストで流れる余韻が優しく、少年時代の冒険心を思い出させてくれた。(50代 男性)
自主映画制作のシーンがとにかく楽しい。子どもたちの本気度が伝わり、完成作がエンドロールで流れる演出も微笑ましい。一方で、エイリアンにさらわれたアリスを救いに行く展開はスリリング。ジョーが恐怖を乗り越えて向き合う姿に成長を感じた。SFと青春が絶妙に混ざり合った作品。(30代 男性)
エイリアンの造形や破壊描写は迫力十分だが、それ以上に子どもたちの関係性が魅力的だった。ジョーが母の形見を手放す場面は、過去との決別を象徴していて胸に響く。恐怖の対象だった存在が、最後はただ故郷に帰りたいだけだと分かる構図が切ない。単なるパニック映画に終わらない点が好き。(40代 女性)
少年少女の視点で描かれるため、未知の存在への恐怖がよりリアルに伝わる。軍の隠蔽や町の混乱もスリリングだが、中心にあるのは友情と初恋。アリスが勇敢に立ち向かう姿も印象的だった。エイリアンとの対峙が破壊ではなく理解に着地するラストは、優しさを感じさせる。(10代 男性)
映画『SUPER8 スーパーエイト』を見た人におすすめの映画5選
E.T.
この映画を一言で表すと?
少年と異星人の心の交流を描く、不朽の感動SF。
どんな話?
地球に取り残された異星人と、孤独を抱える少年エリオットの出会いから始まる物語。政府の追跡を逃れながら、二人は少しずつ心を通わせていく。やがて訪れる別れの時までの短い交流が、かけがえのない思い出として刻まれる。友情と成長を描く名作。
ここがおすすめ!
未知の存在との出会いを恐怖ではなく温かさで描く視点は、SUPER8 スーパーエイトが好きな人に強く刺さる。子どもの視点で語られる冒険と、胸を締めつけるラストの余韻は格別。時代を超えて愛される理由が分かる一作。
スタンド・バイ・ミー
この映画を一言で表すと?
少年たちのひと夏の冒険が永遠になる青春物語。
どんな話?
小さな町に暮らす4人の少年が、行方不明になった少年の遺体を探す旅に出る。線路を歩き、語り合い、衝突しながら深める友情。大人になる前の不安や孤独を抱えた彼らの姿が、ひと夏の思い出として鮮やかに描かれる。
ここがおすすめ!
子どもたちの自然な会話や絆が胸を打つ。SUPER8 スーパーエイト同様、少年時代の輝きとほろ苦さを感じさせる作品。大きな事件よりも、友情のかけがえなさに焦点を当てた構成が心に残る。
未知との遭遇
この映画を一言で表すと?
未知の存在との邂逅が人生を変える壮大なSF体験。
どんな話?
ある日を境に奇妙な体験をした男は、説明のつかない衝動に突き動かされる。やがて各地で目撃されるUFO現象と結びつき、巨大な宇宙的接触へと物語は展開する。未知への恐れと憧れを描いた壮大なドラマ。
ここがおすすめ!
宇宙的な神秘と人間ドラマを融合させた映像美が圧巻。SUPER8 スーパーエイトの終盤に感じた高揚感や幻想的な空気が好きな人には特におすすめ。スケールの大きな感動を味わえる名作。
ストレンジャー・シングス 未知の世界
この映画を一言で表すと?
少年少女が未知の怪異に挑む、80年代ノスタルジー満載のSFドラマ。
どんな話?
小さな町で少年が失踪し、仲間たちは不思議な能力を持つ少女と出会う。町の裏で進む極秘実験と異界の存在が交錯し、子どもたちは命懸けで真相に迫る。友情と冒険が交差する物語。
ここがおすすめ!
80年代の空気感、子どもたちの結束、そして未知の存在との対峙という要素がSUPER8 スーパーエイトと共鳴する。スリルと感動を同時に味わえる展開で、世界観に一気に引き込まれる。
グーニーズ
この映画を一言で表すと?
仲間と挑む宝探しが止まらない、痛快アドベンチャー。
どんな話?
開発で住む場所を失いそうになった少年たちは、伝説の海賊の財宝を探す冒険へ出る。洞窟や罠をくぐり抜けながら、仲間との絆を深めていく。ユーモアとスリルが詰まった王道冒険譚。
ここがおすすめ!
子どもたちが本気で冒険に挑むワクワク感が魅力。SUPER8 スーパーエイトの自主映画制作や友情の描写が好きな人なら楽しめるはず。観終わった後に童心へ帰れる、爽快な一本。



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