この記事では、映画『スーパーマン III 電子の要塞』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『スーパーマン III 電子の要塞』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0021493
製作年 | 1983年 |
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上映時間 | 125分 |
ジャンル | SF アクション |
監督 | リチャード・レスター |
キャスト | クリストファー・リーヴ マーゴッド・キダー リチャード・プライアー アネット・オトゥール |
製作国 | アメリカ |
映画『スーパーマン III 電子の要塞』の登場人物(キャスト)
- スーパーマン / クラーク・ケント(クリストファー・リーヴ)
- クリプトン星で生まれ、宇宙船で地球に送られる。スモールビルに住むケント夫妻に育てられた。地球とクリプトン星では分子構造に違いがあるため、極端に強い肉体やパワーを持つ。優しく真面目な性格。普段はクラーク・ケントと名乗り、デイリープラネット社で働いている。同窓会でラナに再会し、密かに思いを寄せる。
- ガス・ゴーマン(リチャード・プライアー)
- 36週間失業続きの黒人男性。ファースト・フード店では28分でクビになった。ドジな性格だが、悪い人物ではない。
- ラナ・ラング(アネット・オトゥール)
- クラークの同級生だった美しい女性。かつては学園の女王で、1番人気だった。卒業後不良だったブラッドと結婚し、リッキーという男の子を出産後、離婚。
- ロス・ウェブスター(ロバート・ヴォーン)
- ウェブスコ社の社長。金持ちで、表面的には社会奉仕賞を受けた人物でもある。妹のベラと知恵を出し合い、金儲けのために次々と悪事を働く。
- ベラ・ウェブスター(アニー・ロス)
- ロスの妹だが、老け顔で母親と間違えられる。
- ローレライ(パメラ・スティーヴンソン)
- ロスの会社で雇われている心霊栄養学の専門家。ロスやベラの前では何も考えていないように見せかけているが、実は読書家で頭が良い。
- リッキー(ポール・ケスラー)
- ブラッドとラナの幼い息子。スーパーマンが大好き。
- ブラッド・ウィルソン(ギャヴァン・オハーリヒー)
- クラークのかつてのスクールメイトで、ライバル的な存在。学生時代はアメフト部だった。意地の悪い男で、離婚後もラナにつきまとう。
- ジミー・オルセン(マーク・マクルーア)
- デイリー・プラネット社のカメラマン。クラークと仲が良い。うっかり屋さんなところもあり、火災現場で骨折してしまう。
映画『スーパーマン III 電子の要塞』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『スーパーマン III 電子の要塞』のあらすじ【起】
失業続きだったガスは、コンピューター学校に通い始め、自身にプログラマーの才能があると気づいた。その後ウェブスコ産業に就職したガスは、給与を受け取る。しかし、給与の端数分が支払われていないとすぐに気づき、次回から全社員の端数分の総額が自分に支払われるよう、経理システムをプログラムし直した。
一方クラークは故郷スモールビルの同窓会の話を記事にするため、休暇を取った。ジミーと共に故郷へ向かっていると、ベルトリック酸の濃縮液を扱う化学工場の火災現場に遭遇する。クラークはスーパーマンに変身後、ジミーを救済し消火活動に励んだ。ベルトリック酸は、熱が加わると鉄やコンクリートを腐食させる特徴があり危険な局面だったが、事なきを得た。
同窓会ではラナに再会する。彼女はブラッドと離婚し、幼い息子リッキーを連れていた。ラナは、優しく親切なクラークに好意を持つ。
社員の給与の端数分をかき集めたガスは、およそ8万5千ドルを儲けた。しかしすぐに高級車を買い乗り回したため、社長のロスに知られてしまう。ガスの能力を利用しようと考えたロスは、彼を社長室に呼び出した。
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映画『スーパーマン III 電子の要塞』のあらすじ【承】
ロスはコーヒーの市場を裏で操作したいと思っていたが、コロンビアだけがそれに従わなかった。そこでガスに気象衛星「バルカン」の再プログラムをさせ、コロンビアを悪天候にしてやろうと謀る。ガスは戸惑うが、悪事を働いた以上、社長ロスの指示に従わざるを得ない。
別の日、クラークはラナとリッキーを連れピクニックに出かけた。リッキーがコンバインに轢かれそうだと気づいたクラークは、スーパーマンに変身し救助する。リッキーは、スーパーマンに会えたと大はしゃぎした。
一方ガスはロスの命令通り気象衛星を乗っ取り、コロンビアに大雨と竜巻の災害をもたらした。しかしスーパーマンが現れ、コーヒー農園の土壌を乾燥させ、竜巻を取り除く。
腹を立てたロスは、スーパーマンに悪影響を及ぼす隕石「クリプトナイト」を手に入れようとした。そこでガスにクリプトナイトの成分を分析させ、レプリカを作り上げた。
スーパーマンはリッキーの誕生日会に招かれ、再びスモールビルを訪ねる。ガスはこの機会を上手く利用し、スーパーマンにクリプトナイトのレプリカを贈った。
映画『スーパーマン III 電子の要塞』のあらすじ【転】
クリプトナイトを受け取って以来、スーパーマンは利己的な人になってしまう。橋で事故があったと聞いてもすぐに行かず、デートを優先した。またピサの斜塔をわざわざ真っすぐにしたり、オリンピックの聖火を消してしまったりと、奇妙な行動が目立つようになる。スーパーマンの評判が下がり、ガスは後ろめたく思った。
調子に乗ったロスの方は、石油の市場を支配しようと言いはじめる。ガスは乗り気でなかったが、巨大コンピューターを作る提案をした。
石油不足で市民は不機嫌になり、街の治安も悪化する。スーパーマンのスーツの色はくすみ、酒場では危険人物とみなされた。変わり果てたヒーローを見たリッキーは、必死で声援を送る。
スーパーマンは遠くの声も聞き逃さない聴力を持っているため、リッキーの声はヒーローの心に届いた。
スーパーマンはスクラップ置き場へ逃げ込んだ。そして叫び声を上げると、クラークが分身のように離脱した。善人のままのクラークは、悪人と化したスーパーマンと奮闘する。クラークから首を絞められた悪いスーパーマンは、すっと消えた。
映画『スーパーマン III 電子の要塞』の結末・ラスト(ネタバレ)
クラークは改めてスーパーマンに変身し、ガスが設計した巨大コンピューターの要塞へ向かった。ロスたちは、スーパーマンをミサイルで迎え撃つ。
スーパーマンは要塞の中に入ったが、今度はクリプトナイト光線の攻撃を受け、一気に衰弱した。ガスは自分が作ったシステムでスーパーマンが苦しむのを見て、心底後悔する。そしてマシンのネジを外して電源を切った。一時的に光線は消えるが、コンピューターは全米の電力を吸い取り、勝手に稼動しはじめる。そこでガスは、光線を発するマシンを斧で破壊した。
パワーを回復させたスーパーマンは、先日火災のあった化学工場へ行きベルトリック酸を手に入れる。
ベラはコンピューターにサイボーグ化され、ロスやローレライを攻撃し始めた。戻ってきたスーパーマンは、ベルトリック酸が過熱されるのを待ち、コンピューターを破壊させる。
ロス、ベラ、ローレライは連行され、ガスは内心憧れていたスーパーマンと握手をした。
クラークは、メトロポリスに引っ越してきたラナに、デイリープラネット社の仕事を紹介した。
映画『スーパーマン III 電子の要塞』の感想・評価・レビュー
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映画『スーパーマン III 電子の要塞』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『スーパーマン III 電子の要塞』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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