この記事では、映画『スーパーマン IV 最強の敵』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『スーパーマン IV 最強の敵』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0021494
| 製作年 | 1987年 |
|---|---|
| 上映時間 | 90分 |
| ジャンル | SF アクション |
| 監督 | シドニー・Ｊ・フューリー |
| キャスト | クリストファー・リーヴ マーゴッド・キダー ジーン・ハックマン マーク・ピロー |
| 製作国 | アメリカ |
映画『スーパーマン IV 最強の敵』の登場人物（キャスト）
- スーパーマン / クラーク・ケント（クリストファー・リーヴ）
- クリプトン星人。生後宇宙船で地球に送られた後、スモールビルに住むケント夫妻に育てられた。地球とクリプトン星の分子構造の違いから、強力なパワーを持ち合わせている。普段はクラーク・ケントと名乗り、デイリープラネット社で働いているが、事件が起こるとスーパーマンに変身する。ロイスを愛しているが、その気持ちは心の中に秘めている。
- ロイス・レーン（マーゴット・キダー）
- デイリー・プラネット社の記者。過去スーパーマンに何度も助けられ、恋心を抱くようになった。クラークにとっては良き同僚。クラークがスーパーマンであることを知っていたが、その記憶は消されている。
- レックス・ルーサー（ジーン・ハックマン）
- 天才犯罪者で、過去に何度も悪事を働いた。「スーパーマンに死を」が口癖。科学や雑学など、あらゆる知識や教養を持ち合わせている。
- ニュークリアマン（マーク・ピロー）
- レックスによって生み出された人造人間。
- レニー（ジョン・クライヤー）
- ルーサーの甥。未成年で不良。
- デヴィッド・ウォーフィールド（サム・ワナメイカー）
- デイリープラネット社を買収した男。元々は、如何わしいタブロイド紙のオーナーだった。報道に対する誠実さがなく、刺激的なニュース記事で売り上げを伸ばしたいと考えている。
- レイシー・ウォーフィールド（マリエル・ヘミングウェイ）
- デヴィッドの娘。父の影響で、ビジネスは金儲けだと信じている。
- ペリー・ホワイト（ジャッキー・クーパー）
- デイリープラネット社の編集長。やや怒りっぽいが、真面目で仕事熱心な人物。
- ジミー・オルセン（マーク・マクルーア）
- デイリープラネット社のカメラマン。クラークやロイスと仲が良い。デヴィッドの経営方針に、不満を持っている。
映画『スーパーマン IV 最強の敵』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『スーパーマン IV 最強の敵』のあらすじ【起】
スーパーマンことクラーク・ケントは、第2のふるさとであるスモールビルを訪ねた。納屋の地下には、クラークをクリプトン星から運んできた宇宙船が隠されている。その中にはエネルギー・モジュールとよばれる緑色のクリスタルが入っていた。このモジュールを使えるのは1度きりである。クラークはモジュールをすっと取り出し、上着のポケットに入れた。
メトロポリスに戻ったクラークは、いつも通りデイリープラネット社に出社する。しかしデイリープラネット社は、ゴシップネタなどの大衆紙で知られる、デヴィッド・ウォーフィールドによって買収されてしまった。デヴィッドのモットーは、とにかく金儲けできる記事を作り出すことだ。これには、編集長のペリーをはじめ、カメラマンのジミーや記者のロイスも顔をしかめた。
デヴィッドは娘のレイシーを編集長の助手にし、業務を監視したいようだ。クラークはレイシーに、真実の報道こそがあってこそ読者の信頼を得ることができる、と主張する。レイシーは、クラークに一目惚れした。
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映画『スーパーマン IV 最強の敵』のあらすじ【承】
一方刑務所暮らしだった天才犯罪者のレックス・ルーサーは、甥レニーの協力を得て、脱獄に成功する。
その後ルーサーは、博物館に展示されているスーパーマンの髪の毛を盗んだ。スーパーマンに恨みを持つルーサーは、彼の遺伝物質から強い人造人間を作ろうとしているのだ。
アメリカ大統領は、サミットが不調に終わり核軍備を急ぐしかなくなった、とニュースで伝えた。核軍縮交渉が決裂し、世界中の人々が脅えている。スーパーマンは、少年ジェレミーの「核兵器をなくして欲しい」という声を聞き入れ、核兵器を集めては、太陽に向けて投げ込んだ。
そこでルーサーは先日盗んだ髪の毛を利用し、発射される核兵器にスーパーマンの遺伝子を加えた。スーパーマンはいつも通りこの兵器を太陽に投げ込むが、化学変化により光るエネルギーの球が生まれる。そして人造人間ニュークリアマンが誕生した。
地球に到着したニュークリアマンは、ルーサーを訪ねる。しかし彼は、産みの父親であるルーサーに対しても反抗的だ。またニュークリアマンは、太陽エネルギーがないと全く動けなくなるという大きな弱点があった。
映画『スーパーマン IV 最強の敵』のあらすじ【転】
レイシーは次第にクラークやロイスと打ち解け合い、父の経営方針に疑問を抱くようになる。
ルーサーはスーパーマンを呼び出し、ニュークリアマンと対面させた。しかしニュークリアマンは思いの外強く、地球上のあらゆる場所を破壊しはじめる。スーパーマンは、ニュークリアマンの鋭く尖った爪で首を搔かれ、おまけにマントを失くしてしまった。
一方レイシーは、欠勤続きのクラークを心配する。デイリープラネット社の記事には「スーパーマン、死亡か？」という、大胆な見出しが付けられた。ロイスはこれに腹を立てるが、会社にスーパーマンのマントが届けられているのを見つけ、クラークの自宅へ向かう。ロイスはクラークに「スーパーマンが死んだ」という、嫌な噂が立っていると話した。そして彼に呼ばれた気がすると言い、クラークにマントを預ける。クラークは、エネルギー・モジュールを使うときが来たと悟る。
ニュークリアマンはレイシーを新聞で見て、一目惚れした。そこでデイリープラネット社を訪ねるが、彼女に会わせてもらえないので苛立ち、街の人々を攻撃し始めた。
映画『スーパーマン IV 最強の敵』の結末・ラスト（ネタバレ）
スーパーマンは「分かった、レイシーに会わせる」と言って、ニュークリアマンを社内におびき出す。そしてエレベーターの中に彼を閉じ込め、月まで運んだ。
予定では、ニュークリアマンを照らす光を遮断することで、彼は衰退するはずだった。しかし僅かな太陽光が差し込んだせいで、ニュークリアマンは復活してしまう。地球に戻ったニュークリアマンは、レイシーを誘拐し宇宙へ運んだ。
そこでスーパーマンは月を動かし日食を作り、太陽光がニュークリアマンに当たらないようにした。その後レイシーを救い、衰弱したニュークリアマンを原発の炉心に入れる。ニュークリアマンは、体内エネルギーを電力に変えながら滅びた。
後日編集長ペリーは、デイリープラネット社の株を買い占めることで、デヴィッドから会社を奪還した。
ルーサーは再び投獄され、人々は平和な日々を取り戻す。スーパーマンは、記者会見で「皆さんが心の底から平和を望めば、国家の争いもなくなります」と大勢の人に語りかけた。
映画『スーパーマン IV 最強の敵』の感想・評価・レビュー
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映画『スーパーマン IV 最強の敵』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『スーパーマン IV 最強の敵』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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