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映画『TAXi2』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『TAXi2』の概要:リュック・ベッソン製作・脚本の大ヒットハイスピード・アクション第2弾。暴走タクシー運転手とドジな警察官が、ヤクザにさらわれた日本の長官を救うため、今度はパリの街を疾走する。

映画『TAXi2』の作品情報

TAXi2

製作年:2000年
上映時間:88分
ジャンル:アクション、コメディ
監督:ジェラール・クラヴジック
キャスト:サミー・ナセリ、フレデリック・ディファンタール、マリオン・コティヤール、エマ・シェーベルイ etc

映画『TAXi2』の登場人物(キャスト)

ダニエル(サミー・ナセリ)
改造プジョーを乗りこなす、暴走タクシードライバー。車に詳しく頭が切れる。エミリアンと協力し事件解決に臨む。
エミリアン(フレデリック・ディファンタール)
マルセイユの警察官。いつもドジばかりしている。運転が壊滅的に下手。
ペトラ(エマ・シェーベルイ)
マルセイユ警察官で、エミリアンの想い人。非常に仕事ができる上に、空手も強い。
リリー(マリオン・コティヤール)
ダニエルの恋人。フランス軍の将軍を父に持ち、ダニエルの事は父には医者の卵だと嘘をついていた。
ジベール署長(ベルナール・ファルシー)
マルセイユ警察署長。エミリアンとペトラの上司。かなり抜けており、変な作戦名を付けるのが好き。
ベルティノー将軍(ジャン=クリストフ・ブーヴェ)
フランス軍の偉い将軍で、リリーの父親。根っからの軍人魂の持ち主だが、しばしば行きすぎることも。
ユリ(ツユ・シミズ)
テニムラ防衛庁長官のSPとしてやってきた日本のスパイ。ダニエル達と協力して長官救出に奔走する。
テニムラ長官(平田晴彦)
サミットのため来仏した日本の防衛庁長官。マフィア対策の視察のため、マルセイユを訪れる。

映画『TAXi2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『TAXi2』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『TAXi2』のあらすじ【起】

暴走タクシー運転手のダニエルは、恋人リリーの両親に会うことになっていた。なんとダニエルの父親は軍部の偉い将軍。リリーはダニエルを医者の卵だと嘘をついていた。リリーは機転を利かせ、父親のベルティノー将軍に好印象を与える。

エミリアンは27回目の路上運転でついに運転免許を手に入れる。日仏サミットのため、日本のテニムラ防衛庁長官がフランス入りする予定になっていた。“ヤクザ”に困らされており、ギャング対策の視察のためマルセイユにも立ち寄ることになっている。署長は長官送迎のため、“ニンジャ”作戦を計画していた。

ダニエルはリリーの父親を空港へ送ることになった。いつもの改造タクシーを時速300km超で飛ばし、無事テニムラ長官の出迎えに間に合わせたダニエルはベルティノー将軍にすっかり気に入られた。ベルティノー将軍は長官の送迎運転手にダニエルを指名する。テニムラ長官が到着したが、遠くからそれを見張る怪しい黒服の集団、そして飛行機から挙動不審の客室乗務員も降りてきて何やら不穏な雰囲気だ。

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映画『TAXi2』のあらすじ【承】

ジベール署長はテニムラ長官送迎のため、特別車を用意する。エンジンは音声認識だが、「ニンジャ」「長官」をキーワードにしたため、会話で「長官」が出るたび車が止まってしまう。道中、署長は暴力団対策のパフォーマンスを見せる。

一方エミリアンはペトラと良い雰囲気になり、無線が筒抜けなのも忘れてトイレ越しに愛の告白を始める。しかしトイレの向こうでは、ペトラは忍者装束の男たちに拉致されていた。エミリアンはトイレの扉ごと倒されてしまう。

テニムラ長官を乗せた車の前に、トラックが2台停まっていた。ダニエルは不審に思うが、署長に急かされそのまま進む。すると思った通りそれは敵の罠だった。忍者装束の男たちが、長官を誘拐してしまう。エミリアンに懇願されて現場を検証したダニエルは、敵が港近くの倉庫から来たと判断する。

倉庫はもぬけのから。そこへ怪しい男たちがやってくる。敵が戻ってきたのだと思った警察部隊は2階から降下し彼らを取り押さえるが、それはただの車泥棒。署長も自信満々で2階から飛び降りたが、エミリアンが命綱を結び間違えたため落下、大けがを負ってしまった。

映画『TAXi2』のあらすじ【転】

テニムラ長官のSPだという謎の女ユリの情報により、テニムラ長官は日仏調印の阻止をもくろむヤクザ、ユキ・ツモトの手下にさらわれたのだとわかる。ツモトは催眠術師を使ってテニムラ長官を操り、パリでフランスの大統領を暗殺させようとしていた。ダニエル、エミリアン、ユリはパリに向かうことに。

3人はベルティノー将軍に、タクシーごと軍用機に乗せてもらってパリに到着。タクシーに取り付けたパラシュートでパリに降り立った。催眠術師がテニムラ長官を操ろうとしているところに3人が潜入。そこにはペトラも捕えられていた。エミリアンはペトラが無線のイヤホンを付けたままなのを思い出す。エミリアンからの連絡に気づいたペトラは、催眠術にかかったふりをして状況を伝える。エミリアンが現場に突入、催眠術師を倒す。しかし騒ぎを聞きつけた忍者が3人現れた。「自分が倒す」と言うエミリアンを無視し、ユリとペトラがまたたく間にやっつけてしまう。

映画『TAXi2』の結末・ラスト(ネタバレ)

ダニエルたちはテニムラ長官を取り戻し、急いでタクシーを発車させるが、後ろからそれを知ったヤクザの車が3台追ってきていた。ヤクザをまくため、ダニエルはパリ警察を挑発。たくさんのパトカーが追ってきた。激しいカーチェイスの末、パトカーたちは宙を舞いながら玉突き事故を起こしてしまう。人が乗りすぎて車体が重く、ヤクザたちから逃げ切れないとふんだダニエルは、ベルティノー将軍に電話しトンネル封鎖を依頼する。トンネル出口に戦車が配備された。トンネルを出た瞬間、ダニエルはタクシーに翼を生やして、宙を舞い戦車をとびこえる。ヤクザの車はそのまま戦車に激突し、全員捕まった。

テニムラ長官はダニエルを自分のお抱え運転手にと誘うが、ダニエルは早くリリーの元に戻りたくてたまらない。ダニエルのタクシーは長官を乗せ、歓迎式典に到着した。ダニエルのタクシーは「フランスの秘密兵器、超高速タクシー」として日本の大臣に紹介される。リリーは母親とともにテレビでその様子を見て、唖然としていた。

映画『TAXi2』の感想・評価・レビュー

ヒットメーカー。リュック・ベッソン製作・脚本のカーアクション作品の第二弾。フランスを舞台に疾走する「TAXi」の活躍を描く。

舌を巻くようなカーアクションで一世を風靡した前作よりパワーアップしたカースタントシーンは圧巻。また、本作でも始終コミカルなテイストでストーリーが進んでいくためスリルと笑いが存分に楽しめる。(男性 20代)


今度の舞台は日本です。フランス映画の日本人のイメージって本当にやばいですよね。「カミカゼ!バンザーイ!」っていいの?って感じだけど、この作品だから許されます。おバカでちょっとお下品だけど面白い。純粋にこれだけ笑える映画っていいですよね。
暴走タクシードライバーのダニエルがパリの街を猛スピードで駆け回るのが爽快。敵の車はもちろん日本車。嬉しくなります。
前作よりもパワーアップした、コメディ要素たっぷりのこの作品。家族みんなで楽しめます。(女性 30代)

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