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映画『マッドタウン(2016)』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『マッドタウン(2016)』の概要:犯罪者、バッドバッチの女性アーレンは、社会から隔離された砂漠地帯で生きていく中で、新たな人間関係を作り上げていく。独特な世界観と繊細な心理描写が印象的な、世紀末SF映画。

映画『マッドタウン』の作品情報

マッドタウン

製作年:2016年
上映時間:119分
ジャンル:SF、ヒューマンドラマ
監督:アナ・リリー・アミールポアー
キャスト:スーキー・ウォーターハウス、ジェイソン・モモア、ジョヴァンニ・リビシ、キアヌ・リーヴス etc

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映画『マッドタウン』の登場人物(キャスト)

アーレン(スーキー・ウォーターハウス)
バッドバッチとして砂漠に送られた女性。食人グループ、ブリッジによって片手片足を失ってしまうが、荒廃した世界で逞しく生きている。ギャングから助けてもらったため、マイアミマンに協力する。
マイアミマン(ジェイソン・モモア)
食人グループ、ブリッジのメンバーの一人。娘を心から愛しており、彼女が拉致されると死に物狂いで捜索する。鍛え抜かれた肉体とは対照的に、人物画が得意で繊細な一面を持つ。
ザ・ドリーム(キアヌ・リーブス)
砂漠の安全地帯、コンフォートでドラッグビジネスを取り仕切っている。荒廃した世界で人々に夢を与えるため、ドラッグを供給しており、コンフォートでは救世主のような存在となっている。

映画『マッドタウン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『マッドタウン(2016)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『マッドタウン』のあらすじ【起】

バッドバッチと呼ばれる階級の女性アーレンは、アメリカ・テキサス州の砂漠に放り込まれる。そこはフェンスで囲まれた無法地帯となっており、社会からも完全に隔離されているのだった。

コンフォートと呼ばれる安全地帯を目指していたアーレンは、突然二人の女性に追いかけられる必死に逃げたアーレントだったが、捕らえられ気絶してしまう。

目を覚ますとそこは二人のアジトで、アーレンは身体中を拘束されていた。その後、薬物によって再び意識を失い、目覚めると手足が切断されていたのだった。

彼女を捕らえた一味はブリッジと呼ばれる食人グループで、彼女は食料として捕らえられてしまったのだ。そのことに気づいたアーレンは自身の体に糞を塗る。その後、ブリッジの一人が彼女の体を洗うために拘束を解いた隙をついて、アーレンはなんとかアジトから脱出する。

脱出は成功したものの、体力が底をついたアーレンは気絶。しかし、何者かによって救助されるのだった。

映画『マッドタウン』のあらすじ【承】

彼女を救出した人物は、砂漠で唯一の安全地帯であるコンフォートの住人で、アーレンは偶然にも目的地であるコンフォートへ辿り着ことに成功する。

5ヶ月後、アーレンは体力も回復し、コンフォートの生活に慣れてくると、コンフォートに住む人々がドラッグ漬けになっていることに気付く。ドラッグは、ザ・ドリームと呼ばれる人物によって配給されているのだった。

ドラッグのせいで頭がおかしくなってしまった人々との暮らしに違和感を感じていたアーレンは、ある日の朝、リボルバーを携えてコンフォートから出ていく。

彼女は当てもなく砂漠を放浪していると、有機物廃棄処理場で、ある親子がゴミ漁りをしているところに遭遇する。

二人がブリッジのメンバーであると知ったアーレンは、自分が手足を切断された腹いせに、母親をリボルバーで射殺し、娘を拉致するのだった。娘は口をきかず、アーレンが道中拾ってきたウサギを抱きしめ、大人しくコンフォートに向かう。

映画『マッドタウン』のあらすじ【転】

ブリッジのメンバーでアーレンが拉致した娘の父親であるマイアミマンは、妻と娘が帰ってこないことを不思議に思い、バイクで砂漠を捜索する。しばらくすると、二人が乗っていたと思われるゴルフカーを発見するのだった。

有機物廃棄処理場で妻の遺体を見つけたマイアミマンは、近くにいた浮浪者に娘の似顔絵を見せ、コンフォートに拉致されたことを知る。

一方、コンフォートではドラッグ中毒者たちがパーティーを催していた。コンフォートにドラッグを配給しているザ・ドリームからドラッグを受け取ったアーレンはハイ状態に。

ハイのままコンフォートの外に出たアーレンは、娘を追ってきたマイアミマンと出会う。子供を見ていないかと尋ねられたアーレンは、見ていないと嘘をつく。マイアミマンがコンフォートで娘を探すようアーレンに頼んだその時、通りがかりのギャングに襲われる。

マイアミマンに助けられたアーレンは、借りを返すため、コンフォートにいる娘の捜索を約束する。

映画『マッドタウン』の結末・ラスト(ネタバレ)

コンフォートに戻り、捜索を始めたアーレン。すると娘は、アーレンがドラッグでハイになっていた隙に、ザ・ドリームが自分の館に連れ帰っていたのだった。

ザ・ドリームの館に訪れたアーレン。そこでは彼の手下たちによって、膨大な量の麻薬が精製されているのだった。

アーレンは彼との会話の中で、娘は無事で不自由のない生活を送っており、彼らには彼らなりの正義があることに気付き、マイアミマンの元に帰すのが正しいのか疑問を持ってしまう。

それでも自分の選択を信じようと考えたアーレンは、彼の妻を人質にし、マイアミマンの娘を取り戻すことに成功する。

砂漠に戻り、マイアミマンに娘を引き渡すと、コンフォートには帰らず、彼らについていくことを決める。マイアミマンはこれを拒否するが、アーレンの決意は固く、渋々了承する。

そんな二人をよそに、娘はスパゲッティを食べたいと言い出す。困ってしまったマイアミマンは、仕方なく娘が可愛がっていたウサギを焼いてしまうのだった。

映画『マッドタウン』の感想・評価・レビュー

今作は、社会から断絶された世界で生きる犯罪者たちが、それでも他者との関わりの中で生きていく姿を描いており、残酷な世界観であるにも関わらず、清々しい気分になった。

また、前半のグロテスクな描写と、陽気なアメリカンミュージックによってこの世界の異常性が演出されており、世界観に浸ることができた。

全体としてセリフが少なく、アクションやシーンでメッセージを伝えていたことも印象的だった。(MIHOシネマ編集部)


冒頭のグロテスクが衝撃的でしたが、それがピークだったと思います。映像に合う音楽も個人的に好きです。物語はつまらないの一言に尽きます。無法地帯と化した荒野に一人の少女がいて、食べられて、逃げ出して。色々あるのだけれども、静かすぎて印象に残る場面が少ないです。キアヌ・リーブスとジェイソン・モモアら大物俳優の新しいキャラクターの演技を観ることが出来ましたが、そのキャラクターたちの行動にもあまり共感できません。(男性 20代)

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