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映画『チェンジリング(1979)』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『チェンジリング(1979)』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『チェンジリング(1979)』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0060903

製作年 1980年
上映時間 106分
ジャンル ホラー
サスペンス
監督 ピーター・メダック
キャスト ジョージ・C・スコット
トリッシュ・ヴァン・ディーヴァー
メルヴィン・ダグラス
ジーン・マーシュ
製作国 カナダ

映画『チェンジリング(1979)』の登場人物(キャスト)

ジョン・ラッセル(ジョージ・C・スコット)
音楽家で、大学教授をしている男。妻子を交通事故で無くし、新たな地で再出発を始めるため、ピアノがある一軒家に住むことになる。しかし、地元の歴史保存協会が管理しているという古い屋敷で、次々に怪奇現象に見舞われてしまう。
クレア(トリッシュ・ヴァン・ディーヴァー)
歴史保存協会に務める女性で、ラッセルに古い屋敷を紹介した。ラッセルから屋敷内で起こる怪奇現象のことを聞き、自らも実際に目撃したことで、ラッセルと共にその原因の調査を始める。
ジョセフ・カーライル(メルヴィン・ダグラス)
上院議員を務める政治家で、ラッセルが住み始めた屋敷を管理している歴史保存協会の理事も務めている。ラッセルとクレアは、ジョセフとその家族が屋敷内で起きる怪奇現象に関わっていると考え、ジョセフの過去を調べ始める。

映画『チェンジリング(1979)』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『チェンジリング(1979)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『チェンジリング(1979)』のあらすじ【起】

音楽家で大学教授のジョン・ラッセルは、妻と幼い娘を交通事故で失い、失意の日々を送っていた。そこで心機一転を兼ねて新しい大学に勤め、それに伴い一軒家に引越して作曲を始めることにする。

新居は歴史保存協会が管理している古い屋敷で、ラッセルはクレア・ノーマンという女性の案内で屋敷を訪れ、ピアノが弾ける音楽室もあるこの家での生活を始める。しかし暮らし始めてすぐに、夜中になると何かを叩くような音が聞こえるようになる。

ラッセルは配管工に依頼して音の原因を調べてもらったが、特に異常は見当たらなかった。更にラッセルは、玄関先で色の付いたガラスの破片を見つけ、それは屋敷の屋根裏部屋にあたる場所の窓ガラスであることに気付く。

そしてラッセルは2階の物置の壁に塞いだような跡があるのを発見し、壁を強引に剥がしてみると、そこには屋根裏に続く階段があった。蜘蛛の巣に覆われた屋根裏部屋に上がると、室内には子供用の小さな車椅子と、1909年の日付が入ったノートがあった。

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映画『チェンジリング(1979)』のあらすじ【承】

ラッセルはクレアにも屋根裏を見てもらい、1909年に屋敷を使っていた住人について調べてもらうことにする。しかし屋敷内での怪現象は更に続き、夜中に2階のバスタブがいつの間にか水浸しになっていたり、娘の遺品として持っていた小さなボールが階段を落ちて来たりする。

ラッセルは戸惑いながらもボールを川に投げ捨てるが、屋敷に戻るとまた同じボールが階段を落ちて来る。ラッセルがクレアに相談すると、クレアは女性の霊能力者を紹介してくれる。

屋敷に来た霊能力者は、ここには子供の霊がさまよっていると語る。そして霊と交信した霊能力者は、さまよう霊の名前が「ジョセフ」であることをつきとめる。霊能力者が帰ったあと、ラッセルは霊との交信を録音したテープを聞き、子供のような小さな声が録音されているのに気付く。

そしてラッセルは、屋根裏部屋で何者かが、水を浸したバスタブに子供を沈めて殺害する幻覚を見る。抵抗した子供はバスタブを片手でガンガンと叩き、それはラッセルが夜中に聞いた、何かを叩くような轟音にそっくりだった。

映画『チェンジリング(1979)』のあらすじ【転】

子供は名前を「ジョセフ・カーライル」と名乗り、更に「井戸、牧場、聖なる心、僕のメダル」という謎のキーワードを語る。再び相談を受けたクレアは、屋根裏にあった車椅子が階段の上まで動いているのを目撃し、ラッセルと共にジョセフについて調べ始める。

ジョセフ・カーライルは上院議員の名前と同じで、屋敷を保存している協会の理事を務めていた。ジョセフの経歴を調べたラッセルは、父親のリチャードが1906年まで屋敷で暮らしていたことを知る。

リチャードにはジョセフという息子がいたが、生まれつき足が悪い病気を持っていた。妻はジョセフを生んだ後に死亡し、その後リチャードはジョセフを海外の療養施設に預けていた。そして第一次大戦後、リチャードは病気の治ったジョセフを連れ帰っていた。

ラッセルは、リチャードが足の悪い息子を殺害し、施設にいた別の子供を連れ帰ってジョセフの身代わりにしたのではないかと推察する。死んだ妻は資産家で、その遺産はジョセフが継ぐことになっており、病弱なジョセフが死んだ時は全額を寄付されることが決まっていた。

映画『チェンジリング(1979)』の結末・ラスト(ネタバレ)

ラッセルはリチャードが所有していた牧場跡を調べ、今は住宅が建っていることを突き止める。その家では幼い娘が小さな子供の霊に怯えていて、家主の許可を得て娘の床をはがすと、床下には井戸の跡があった。

井戸からは白骨化した死体が発見され、更にラッセルはジョセフの名前が入ったメダルを見つける。ラッセルはメダルを持ってジョセフの元へ行くが、ジョセフはラッセルを無視して立ち去っていく。

そこでラッセルは改めてジョセフの家を訪ね、これまでに調べた資料や霊能力者の録音テープなどをジョセフに渡す。するとその夜、ラッセルの屋敷で階段が燃え上がり、そこに忽然と幻覚のようなジョセフの姿が現れる。

屋敷はそのまま炎に巻かれて焼け落ち、ラッセルとクレアがジョセフの家へ行って見ると、ジョセフは心臓発作で亡くなっていた。そして焼け落ちた屋敷跡では、屋根裏部屋にあった小さなオルゴールが、復讐を遂げた合図かのように鳴り始めるのだった。

映画『チェンジリング(1979)』の感想・評価・レビュー

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映画『チェンジリング(1979)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『チェンジリング(1979)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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