この記事では、映画『ファーザー(2020)』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ファーザー(2020)』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0059428
| 製作年 | 2020年 |
|---|---|
| 上映時間 | 96分 |
| ジャンル | ヒューマンドラマ |
| 監督 | フロリアン・ゼレール |
| キャスト | アンソニー・ホプキンス オリビア・コールマン マーク・ゲイティス イモージェン・プーツ |
| 製作国 | イギリス フランス |
映画『ファーザー(2020)』の登場人物（キャスト）
- ジョン（アンソニー・ホプキンス）
- 認知症を患った８０歳の男性。
- アン（オリヴィア・コールマン）
- ジョンの娘。ジョンの病状が進行して一緒に住む決意をする。
- ポール（リーファス・シーウェル）
- アンの恋人。
- ローラ（イモージェン・プーツ）
- アンの雇った介護士。
- ビル（マーク・ゲイティス）
- 病院の介護職員。ジョンの幻覚妄想では偽ポールとして現れる。
- キャサリン（オリヴィア・ウィリアムズ）
- 病院の介護職員。ジョンの幻覚妄想では偽アンとして現れる。
映画『ファーザー(2020)』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ファーザー(2020)』のあらすじ【起】
ジョンは認知症を患い、日々その病状が進行していた。ジョンは介護士とも上手く行かず雇われた人達は辞めてしまった。
アンは離婚した後、新しい恋人ポールとパリで暮らしていた。しかし介護士が見つからず、自分の娘ルーシー（アンの妹）が亡くなったことも忘れている父親の病状を不安に思い、自宅に呼んでしばらく介護することにした。
ジョンは時間や人物の認識ができなくなりつつあった。
ジョンの認識では、ある日、ロンドンの自宅に娘のアンが訪ねてきた。アンは恋人と暮らすためロンドンを離れてパリに引っ越さなければならないと話した。
ある日、ジョンは家に見知らぬ男がいることに気づいた。男は自分をポールだと名乗りアンと結婚して１０年になると話した。そしてここはジョンの家ではなく自分とアンの家であり、ジョンは次の介護人が来るまで世話になっているだけなのだと言った。そこへ自分をアンと名乗る見知らぬ女が帰ってきた。ジョンは奇妙なことが起きていると混乱した。
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映画『ファーザー(2020)』のあらすじ【承】
アンは新しい介護士のローラを雇うことができた。そして自宅に招いてジョンと会わせることになった。ジョンはローラが若い頃のルーシーに似ていると機嫌よく対応していた。しかしポールが自分を追い出そうとしておりアンに悪い影響を与えている、アンが一人で暮らせないから自分は仕方なく引越してきたなどとアンに対して攻撃的な態度を取った。
ジョンの自分を覚えていないかのような様子に傷ついたアンをポールは慰めた。
ジョンが夕飯前の時間にダイニングへ行くと、アンとポールがいた。しかしポールの姿が自身がこの前見たポールでないことからジョンは混乱した。ジョンは大切にしている腕時計をポールが盗んだのではないかと濡れ衣を着せた。さらに、ジョンはアンとは性格が合わないがルーシーとは合うという話をした。ジョンはルーシーが世界中を旅しているからいないのだと話した。
アンはジョンの会話を隠れて聞いており涙を流した。ポールは腹を立て、いつまで自分たちをイラつかせるのかとジョンに対して厳しい態度を取った。
映画『ファーザー(2020)』のあらすじ【転】
ジョンが夕食前にダイニングへ行こうとすると、ポールがアンを慰めていた。ポールはジョンを施設に入れるべきだと言ったが、アンは明日から介護人が来るのだから様子を見たいと話した。
ジョンとアンとポールは夕食を取った。アンが席を外すと、ポールはジョンに自分たちがジョンのせいでイタリア旅行をキャンセルした話をした。戻ってきたアンはポールの言い方が嫌味だと注意した。
ジョンは片付けられたチキンを取りにキッチンへ行き、ダイニングに戻ってきた。すると、先程と同じようにポールが自分を施設に入れるべきだと話しており混乱した。
ジョンが次の朝目を覚ますと、部屋に飾ってあった絵がなくなっていた。アンに尋ねると、それはお父さんの家にあると答えた。ジョンがアンを呼ぶと、なぜかローラが返事をし、アンはすでに出かけていると話した。ローラが公園へ散歩に行くことをジョンに提案すると、ダイニングから男（偽ポール）が現れた。男はジョンの頬を殴り人をイラつかせる奴と罵った。
ジョンの声でアンが部屋に駆けつけた。ジョンは今の時間が夜であるということも認識できなくなっていた。
映画『ファーザー(2020)』の結末・ラスト（ネタバレ）
ジョンが家の廊下を歩いていると、いつの間にか施設の廊下を歩いていた。
ジョンはすでに施設に入院していた。施設の部屋をアンが訪ねてきた。アンは自宅よりここの方が快適で安全でしょうと言った。そして自分はパリに引越さなければならないと話した。ジョンは自分はどうなるのかと困惑し、悲しい顔でアンの頬を触った。アンはジョンの様子を見て涙を流した。
アンは帰り道、車の中でも父親を思って複雑な心境でいた。
ジョンは施設にいることを忘れて自宅にいると思い込んでいた。そこへ介護士のキャサリンが現れたので、ジョンはキャサリンにここで何をしているのか尋ねた。キャサリンは薬の時間を知らせにきていた。ジョンは母親の話を始めると、ママに来てほしい会いたいと言って泣き始めた。キャサリンはジョンの肩を抱きしめて、こんな天気が良い日は公園に散歩に行きましょうと慰めた。
映画『ファーザー(2020)』の感想・評価・レビュー
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映画『ファーザー(2020)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ファーザー(2020)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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