この記事では、映画『田園の守り人たち』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『田園の守り人たち』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0045155
製作年 | 2017年 |
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上映時間 | 135分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | グザブエ・ボーボワ |
キャスト | ナタリー・バイ ローラ・スメット イリス・ブリー シリル・デクール |
製作国 | フランス スイス |
映画『田園の守り人たち』の登場人物(キャスト)
- オルタンス・サンドレール(ナタリー・バイ)
- 農場を経営する未亡人。二人の息子と一人の娘を持つ母親で、家族を守るために残酷な選択もしながら必死に生き抜こうとする。
- ソランジュ(ローラ・スメット)
- オルタンスの娘。夫を戦場に取られ、不安な日々を過ごしている。オルタンスの農場を手伝い、日々力仕事に精を出す。
- フランシーヌ・ライアント(イリス・ブリー)
- オルタンスに雇われた女性。両親がおらず施設で育った過去を持つが、仕事には一生懸命取り組む真面目な人物。
- ジョルジュ・サンドレール(シリル・デクール)
- オルタンスの次男。戦地へ出征しているが、帰ってきた際にフランシーヌと恋に落ちる。真面目で人の話を信じやすい人物。
映画『田園の守り人たち』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『田園の守り人たち』のあらすじ【起】
1915年、世界は第一次世界大戦の最中であり、フランスの田園地帯は働き盛りの男が皆戦場に行き、女性たちが必死に農場を守っていた。オルタンス・サンドレールは一つの農場を営む未亡人であり、長男・次男を戦場に送り出し、娘のソランジュとともに畑仕事をしていた。
翌年、長男コンスタンは休暇のため久しぶりに帰省していた。オルタンスはそれを喜びながらも、コンスタンはソランジュにだけ戦場の辛さを話していた。休暇が終わるとコンスタンは戦地へ戻っていった。
収穫期になると、農場は人手不足に悩まされ、オルタンスはフランシーヌという若い女性を雇った。施設育ちでこれまで様々な家で使用人として働いてきた経歴を持つ彼女は、仕事を熱心にこなし、オルタンスは彼女の雇用期間の延長を決めた。
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映画『田園の守り人たち』のあらすじ【承】
やがて、出征していたソランジュの夫クロヴィスが帰ってきた。彼は戦場の悲惨さを悲しく思い、ドイツ人も同じ人間ではないかと訴えていた。
クロヴィスが戦場に戻ると、次男のジョルジュが家に戻ってきた。ジョルジュはフランシーヌと恋に落ちるが、彼もまたすぐに戦地に戻ることになっており、二人は手紙を送ることを約束した。
戦争は長引き、オルタンスは息子たちが帰ってこないのではないかと不安に感じていた。ある日クロヴィスがドイツ軍の捕虜になったという知らせが入り、ソランジュは深い悲しみに沈んだ。
さらに、コンスタンが戦死したという知らせが入り、オルタンスは倒れ込んでしまった。一方で、フランシーヌとジョルジュは文通を続けていたが、そのことをソランジュの義娘マルグリットに知られてしまった。幼い頃からジョルジュが好きだった彼女は激怒した。
やがてジョルジュが戦地から戻ると、フランシーヌとジョルジュはそのまま愛し合った。
映画『田園の守り人たち』のあらすじ【転】
フランスに駐在しているアメリカ兵が、オルタンスの農園に作物の買い付けに来るようになっていた。ジョルジュはアメリカ兵を良く思っていなかったが、いつも対応しているソランジュは一人のアメリカ兵と仲良くなっていた。
ジョルジュが再び戦地に戻る頃、ソランジュとアメリカ兵の関係が近所の人たちの間で噂されていた。ジョルジュが旅立つ日、フランシーヌが買い付けに来たアメリカ兵の対応をしていると、オルタンスはジョルジュにフランシーヌとアメリカ兵が関係を持っていると嘘を伝えた。
ソランジュの噂をフランシーヌになすりつけ、その言葉を信じてしまったジョルジュはフランシーヌを追い出してほしいとオルタンスに告げた。フランシーヌは潔白であることを必死に訴えたが、オルタンスは家族を守ためだと告げ、フランシーヌはオルタンスを怪物だと言い残して農園を去っていった。
映画『田園の守り人たち』の結末・ラスト(ネタバレ)
1918年、フランシーヌは新たな雇い主の元で働いていたが、お腹にはジョルジュとの子供がいた。フランシーヌはジョルジュに手紙を書き続けたが、ジョルジュから返信は届かなかった。フランシーヌは誤解を解くようにお願いする手紙をオルタンスに出したが、オルタンスは心を痛めながらもその手紙を焼き捨てた。
戦争が終わると、ジョルジュが農園に帰ってきた。フランシーヌは産まれたばかりの子供を洗礼するために教会を訪れ、偶然にもオルタンスと再会した。二人はお互いの存在に気付きながらも一言も交わすことなくそこから去っていった。
翌年、捕虜になっていたクロヴィスも農園に戻ってきていた。何事もなかったかのように平和な日常を取り戻し、農園の運営を男たちに引き継いだオルタンスは穏やかに微笑んでいた。
1920年、フランシーヌは町の酒場で歌手として活動していた。フランシーヌは笑顔で歌いながら客を魅了していたのだった。
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映画『田園の守り人たち』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『田園の守り人たち』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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