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映画『ラスト・ムービースター』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ラスト・ムービースター』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ラスト・ムービースター』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0061093

製作年 2017年
上映時間 103分
ジャンル ヒューマンドラマ
コメディ
監督 アダム・リフキン
キャスト バート・レイノルズ
アリエル・ウィンター
クラーク・デューク
エラー・コルトレーン
製作国 アメリカ

映画『ラスト・ムービースター』の登場人物(キャスト)

ヴィック・エドワーズ(バート・レイノルズ)
ロサンゼルスの豪邸に住む元俳優。ドル箱スターの地位を6年連続で獲得した。気難しく厄介な性格で、過去に5回結婚したが今は独身。現在は足が不自由で杖がないと歩けない。うつ病に苦しむリルと共感できる部分がある。第一印象が最悪だったリルに、次第に気を許すようになる。
リル・マクドゥーガル(アリエル・ウィンター)
ダグの妹で「国際ナッシュビル映画祭」のアシスタント兼運転手を任されている。行儀が悪く、言葉遣いも荒い。イラストレーターで、映画祭のロゴを制作した。恋人のビヨルンと上手くいっていない。またうつ病で苦しんでいる。
ダグ(クラーク・デューク)
「国際ナッシュビル映画祭」の主催者。リルの兄。ヴィックの大ファンである。小さなバーを借り、スタッフやファンを集め映画祭を開催。チープな映画祭だが、できる限りのことはしている。
シェーン(エラー・コルトレーン)
「国際ナッシュビル映画祭」のスタッフで、ダグの仲間。ヴィックの大ファン。映画祭ではヴィックに鋭い質問をする。密かにリルに思いを寄せている。
ステュワート(アル・ジャリール・ノックス)
「国際ナッシュビル映画祭」のスタッフで、ネット用のプロモを制作した。映画監督で映画祭では撮影を担当。
ソニー(チェヴィー・チェイス)
元大物俳優。ヴィックの友人。ヴィックに映画祭への出場を勧める。

映画『ラスト・ムービースター』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ラスト・ムービースター』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ラスト・ムービースター』のあらすじ【起】

かつて映画スターだったヴィックは、年老いて孤独な生活をしていた。豪邸には、過去に出演した映画のポスターが飾られている。

そんなヴィックに「国際ナッシュビル映画祭」の招待状が届いた。ヴィックはこの映画祭で特別功労賞を受賞しており、彼の出演作の回顧上映が行われる予定である。元俳優で友人のソニーは、過去にイーストウッドやデ・ニーロもこの賞を受賞していると言った。そこでヴィックは映画祭に出席してみることにする。

そして出発の日。ヴィックが空港へ行くと、用意されたのはエコノミークラスのチケットだった。またナッシュビル空港に着くと、言葉遣いの悪い女性リルがボロボロの車で迎えに来る。ヴィックは迎えの車がリムジンでないと不満だった。リルはスマホを操作しながら運転し、ヴィックをヒヤヒヤさせる。予約されたホテルも、モーテルのような安ホテルだった。

夜になり、ヴィックはリルの運転で映画祭の会場へ向かう。リルは運転中、ずっと彼氏のビヨルンにブチ切れていた。映画祭の会場であるバーに着くと、主催者のダグやシェーンがヴィックを出迎える。

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映画『ラスト・ムービースター』のあらすじ【承】

店内には大勢のファンが待ち受けており、ヴィックの気分は多少上向いた。皆で奥の小さな上映室に移ると、インタビューが行われる。そしていよいよ上映開始となった。だが映画が始まるとヴィックはすぐに上映室を出て、バーのカウンターで酒を飲み始める。

表ではリルが、ビヨルンと大喧嘩になっていた。リルはビヨルンが去ると、ヴィックの横に座り酒を飲み始める。リルの話から、ヴィックはこの映画祭にデ・ニーロもイーストウッドも来ていなかったと知る。1作目の上映が終わり、ヴィックがファンの前に再び姿を現した時、彼は既にかなり酔っていた。そして壇上で、チープな映画祭にケチをつけ始める。ヴィックが「これは負け犬の映画鑑賞会だ」と言うと、会場はしーんとなった。

ダグ、シェーン、ステュワートはヴィックをホテルまで送る。ヴィックは、自分を笑い者にされたとダグたちを責めた。またこの様子を撮影しているステュワートの撮影カメラを、窓の外に投げた。ダグは「来てもらえて感謝していたけど、もう興ざめだよ」と怒る。ヴィックは3人を追い返した。

映画『ラスト・ムービースター』のあらすじ【転】

映画祭はまだまだ続く。だが翌朝ヴィックは、迎えに来たリルに「帰る」と言いだした。リルの運転で帰りの空港へ向かう途中、故郷であるノックスビルの標識を見て、突然立ち寄りたいという衝動に駆られる。リルは仕方なくこれに付き合い、道中で自分がうつ病で様々な薬を試していると話した。ヴィックもまた、たくさんの薬を持ち歩いていた。

ヴィックはリルに同伴してもらい、子供の頃住んでいた家や思い出のスタジアムを訪ねる。彼は大学時代アメフトの選手だった。そして河沿いの思い出の場所へ向かう。そこは最初の妻クラウディアにプロポーズした場所で、その頃のことをリルに話す。いつかここにクラウディアと来るのが夢だった、と彼は言った。

そこで2人は、介護施設に入っているクラウディアの元へ向かう。だが施設の面会時間が過ぎており、翌日また訪問することになった。

ヴィックとリルはグランドホテルに入る。地元で伝説の男として有名なヴィックには、特別にスイートルームが用意された。リルは今晩泊まる部屋を見て、実家より広いと興奮する。

映画『ラスト・ムービースター』の結末・ラスト(ネタバレ)

リルはスイートルームに泊まるヴィックの様子をSNSにアップした。ダグやシェーンは、投稿を見て嬉しそうに笑う。

リルは機嫌良くホテルで過ごしていたが、SNSでビヨルンが浮気していると知る。泣きながら家に帰ろうとするリルをヴィックが引き止めていると、ロビーでアメフト時代からのファンに捕まる。その後ヴィックはホテルで行われている盛大な結婚式に招かれ、新郎新婦に祝辞を述べた。多くの人がヴィックを知っており、大きな歓声が上がる。ヴィックはリルに「ビヨルンなんか相手にするな、シェーンの方がいい」とアドバイスした。

翌日ヴィックたちは再度介護施設を訪問する。再会したクラウディアはアルツハイマーを患っていたが、物静かで気品のある女性だった。ヴィックは自分が身勝手だったと元妻に詫びる。そしてリルの協力を経て、元妻を思い出の場所へ連れて行きキスをした。

ヴィックは映画祭の会場に戻った。そして上映会に集まったファンに対して謝罪する。謙虚な態度でトロフィーを受け取り、皆に感謝の意を述べた。客席からは大きな歓声が上がる。

映画『ラスト・ムービースター』の感想・評価・レビュー

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映画『ラスト・ムービースター』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『ラスト・ムービースター』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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