映画『ザ・ミスト』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ

「ザ・ミスト」のネタバレあらすじ結末と感想

ザ・ミストの概要:フランス、パリの街に大地震が発生。直後、厚い霧が街を飲み込んでしまった。霧には毒が含まれており、呼吸することで人の命を奪う。自己免疫疾患を患いカプセルの中でしか生きられない娘を救うため、夫婦が必死に奮闘する。親子の絆を描いたSF映画。

ザ・ミストの作品情報

ザ・ミスト

製作年:2018年
上映時間:89分
ジャンル:SF、サスペンス
監督:ダニエル・ロビィ
キャスト:ロマン・デュリス、オルガ・キュリレンコ、ファンティーヌ・アルデュアン、ミシェル・ロバン etc

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ザ・ミストの登場人物(キャスト)

マチュー(ロマン・デュリス)
自己免疫疾患を患う娘を持つ父親。娘の治療法を探し回り、定職に就かずにいる。妻アナとサラが住むアパートの真向かいに1人暮らしをしている。髭を蓄え、愛情深い。
アナ(オルガ・キュリレンコ)
マチューの妻でサラの母親。カプセルに閉じ込められた娘を看病するため、在宅にて教師の仕事をしている。黒髪で美しい女性。
サラ(ファンティーヌ・アルデュアン)
マチューとアナの娘、12歳。自己免疫疾患を患い生まれてから一度も外へ出たことがなく、カプセルの中で育てられる。赤毛で利発的な可愛らしい女の子。同じ病を患う少年に恋をしている。
リュシアン(ミシェル・ロバン)
アナとサラが住むアパートの最上階に住んでいる老人。認知症の妻と二人暮らしをしており、とても温厚。アナとマチューを助けてくれる。

ザ・ミストのネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ザ・ミスト』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

ザ・ミストのあらすじ【起】

フランス、パリ。幼少時に自己免疫疾患と診断されて以来、カプセルに閉じ込められ育った娘サラのため、定職に就かず治療法を探し続ける父マチュー。彼は妻アナとサラが住むアパートの真向かいに一人暮らしをしている。サラとは無線機で会話できるようにしており、何かあってもすぐに駆け付けられるよういつでも準備していた。

外に出られない娘のため、仕事の面接と言っては世界を回り映像を録画して来る夫に対し、在宅で教師をしているアナは少々呆れ気味で、治療法などないと諦めかけている。だが、マチューの気持ちも分からないでもないので、強く言うこともできない。

カナダの森林を録画し娘に土産として渡した後、自宅へ戻ったマチューはシャワーの途中で大きな揺れを感じる。地震のため、サラからも不安を訴える声が届いたので娘の元へ向かおうとしたマチュー。
しかし、何があったのか通りの向こうから逃げて来る人々がちらほら見える。様子を見ようと左へ向かった彼はそこで突如、厚い霧が一瞬で街を飲み込む様を目にするのだった。

すぐさま、アナを連れてアパートの上階へ。サラはカプセルの中にいるため、ひとまずはどうにかなる。迎えに来ると言葉を残し、最上階に住む老夫婦リュシアン夫妻のもとへ身を寄せることができた。霧は非常に厚く、階下の様子も見えない。更に有毒らしく飲み込まれたら命を落としかねない。電気や電波も通さないようで、サラとの無線通話も時々、途切れる。幸い、カプセルのバッテリーはまだ残っており、最低でも10時間は保つことが分かった。

リュシアン宅にあった双眼鏡を手にアパートの屋根へ上ったマチューは、他にも屋根へ逃れ生き延びている人々がいるのを目にしたが、救助隊もヘリも上空を飛んでいないことに気付く。もしかしたら、自衛隊や救助自体、霧のせいで機能していない可能性が高い。霧はリュシアン宅の階段近くまで立ち込めている。サラを助けるにしても、有毒な霧を避けるには酸素が必要だ。

ザ・ミストのあらすじ【承】

マチューは酸素を使っていた老人のことを思い出し、息を止めたまま彼の部屋へ侵入。老人は案の定、すでに息絶えていたため、彼が使っていた酸素とマスクを入手。霧を吸い込まなければ死ぬことはない。マチューは酸素を背負い移動を開始。犬の親子を見つけたが、不思議なことに親犬は死んでいても、子犬は生き延びている。一体、どういうことなのか。

サラの元へ向かい、バッテリーを補充。食料を渡して励ました。その後、マチューは街へ。外では大人たちが泡を吹いて息絶えている。無数の遺体が転がる街を進み、必要なものを手に入れた。そこで、ガスマスクを装着した軍の部隊と遭遇。ガスマスクを分けてもらった。部隊は霧が届かない丘の上へ生存者を避難させているらしい。

サラを救出するにはまだ道具が足りない。その日はリュシアン宅で夜を明かすことにした。調べたところ、霧は1時間毎に数センチずつ上がってきている。パリの住民はこの霧で3分の2は息絶えた。恐らく、霧が晴れたところで社会的機能は全てにおいて停止するだろう。そうなった時、生き延びられるだろうか。そんな不安を抱きつつ、朝を迎えた。

夜の内にアナが自宅から工具を入手してくる。そのお陰で故障していたラジオの修理ができた。政府の通達によると、原因は未だ不明で丘の上の聖堂へ避難するよう促している。だが翌朝、屋根の上から様子を見ると不安を爆発させた住民によって、暴動が発生していた。
娘を避難させるにしても、特別なスーツが必要になる。スーツがあるラボへは往復で1時間半。マチューとアナは2人でスーツを取りに向かうことにした。

出発前に夫婦でサラへと会いに向かう。すると、娘は同じ病気の友人が気になるので、見て来て欲しいと言い募る。仕方なく承諾し、いざ外へ。しかし、少し進んだところで腹を空かせた猛犬に追いかけまわされる。そのせいでアナとはぐれたマチューは誤って川へ転落してしまう。

ザ・ミストのあらすじ【転】

街はまさに五里霧中状態。それぞれにラボを目指して進行し、どうにか合流することができた。2人ともケガはなく無事な様子に安堵。ラボ内からスーツを手に入れ、戻ろうとした時だった。ドアの向こうで発生していた火事によって爆発が起こる。夫婦は爆発に巻き込まれ、一瞬、意識を失う。しかも、マチューのガスマスクが熱で使えなくなりその上、左脇にやけどを負ってしまうのだった。

アナは自分の酸素を夫へと分けながら手を取り合って、ラボの上階へ。救急キッドを見つけ出し、マチューの傷の手当てを行った。だが、1つのガスマスクを2人で使ってしまったため、酸素がほぼ空になってしまう。アナは夫を見捨てないと言うも、マチューは一人でも大丈夫だと言う。ひとしきり、話し合った夫婦は互いに納得して別れた。

パリの街は次第に霧へと飲まれかけている。そんな中、マチューは建物の屋根伝いに帰ろうと考え、アナは残り少ない酸素を使って息も絶え絶えながらアパートへ帰り着いた。しかし、ようやく帰り着いたのに、爆発のせいでスーツが使えなくなっていることに気付き、愕然としてしまう。

その頃、屋根を伝って歩を進めていたマチューは、駐車場の屋上へ辿り着きそこで、生き延びようと物資を集めている男と出会う。奴は元警官で救急隊員を殺害してガスマスクを奪ったようだ。ガスマスクを巡って男と争い勝利したマチューは、急いでアパートへ向かった。

ザ・ミストの結末・ラスト(ネタバレ)

サラのカプセルのバッテリーが残り少ない。アナは老夫婦へ礼を言って息を止めつつ娘の元へ。彼女は決死の覚悟で予備のバッテリーを繋ぎ、愛する娘を救うという選択を選んだ。そこへ到着したマチュー。サラの声で異変に気付き、急いで階上へ向かったが、途中で息絶えた妻を発見してしまうのだった。

その後、マチューは丘の上へ至る街路を模索。妻であり母親でもあるアナの死は父子に衝撃をもたらしたが、愛する娘を救うためには命を惜しまない。彼女の気持ちは父親マシューにも良く分かっていた。しかし、そんな時に再び地震が発生。前回も地震後に大量の霧が発生した。もしや、今回もそうなのではないか。

一抹の不安は的中し、霧は再び嵩を増して老夫婦の住む上階をも飲み込もうとする。そこで、マチューは新たなスーツとガスマスクを探し出そうと決意。ところが、リュシアン夫妻は生い先も短いからと自分達の最期を受け入れようとしている。マチューは真摯に礼を言って街へ出た。

スーツを入手しバイクでアパートへ向かったが、幼い少年の姿を目にして転倒してしまう。頭部に酷い怪我を負った父は、無線から必死にサラへと呼びかけた。だが、娘からの返答はなく。ここまでかと思った矢先、路上の先にサラの姿を発見するのだった。
娘の隣には同じ病を患っていた少年の姿もある。どうやら、彼らには霧の毒は効かないらしい。どういうことかは分からないが、サラが自由を得たことに感動も一入である。彼は娘に直接触れることが叶い、嬉しさに涙を零すのだった。

そうして、立場が逆転。マチューは毒霧から逃れるため、サラが入っていたカプセルへ避難。対して、娘は外を自由に闊歩し父を生かし続けるのであった。

ザ・ミストの感想・評価・レビュー

地震で毒霧が発生して、パリの街を飲み込んでしまうという設定はとても良かった。だが、それにしては生き延びる法則がいまいち掴めない。親犬が死んで子犬が生き延びる、大人が死んで子供が生き延びる。これなら納得できるが、スーツを取りにラボへ向かう途中で襲ってくる猛犬は、どう見ても成犬である。それとも、成犬に見えるだけなのだろうか。

細かい点に突っ込みどころはあるものの、ストーリーのメインは恐らく、子を守り救い出そうとする親心を描いている。深い家族の絆を見事に描き、母親が娘のために命を落とす場面など本当に切ない。最後に立場が逆転するという流れに違和感を覚える人もいるらしいが、個人的には納得できるラストだったと思う。(MIHOシネマ編集部)

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