この記事では、映画『悪魔の毒々モンスター』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『悪魔の毒々モンスター』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0048031
| 製作年 | 1984年 |
|---|---|
| 上映時間 | 82分 |
| ジャンル | ホラー コメディ |
| 監督 | マイケル・ハーツ サミュエル・ウェイル |
| キャスト | アンドリー・マランダ ミッチェル・コーエン ジェニファー・バプティスト シンディ・マニオン |
| 製作国 | アメリカ |
映画『悪魔の毒々モンスター』の登場人物（キャスト）
- メルヴィン（マーク・トーグル）
- トロマヴィルに住む青年。スポーツジムのプールサイドで、いつもモップ掛けをしている。「いつも笑っていてキモイ」など不当な理由で、不良たちから苛められる。
- 毒々モンスター（ミッチェル・コーエン）
- 有毒な廃棄物が産んだ、最強のモンスター。
- サラ（アンドリー・マランダ）
- 視覚障害を持つ、上品な美しい女性。1人暮らしなので、犬を連れている。
- ボーゾー（ゲイリー・シュナイダー）
- 不良集団の内の1人で、いつもイライラしている。ジュリーの彼氏。
- ジュリー（シンディ・マニオン）
- 金髪の女性。不良集団の内の1人で、ボーゾーの彼女。
映画『悪魔の毒々モンスター』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『悪魔の毒々モンスター』のあらすじ【起】
舞台は、有害物質の町トロマヴィル。ひ弱で優しい性格のメルヴィンは、毎日スポーツジムで働いている。ジムの常連客である不良集団の男女は、メルヴィンをからかい苛めていた。夜になるとボーゾーやジュリーなどの不良たちは、自転車に乗る少年を轢き殺すなど、極めて劣悪な犯罪行為を楽しんでいる。
ボーゾーは、プールサイドでモップ掛けをするメルヴィンに、理由もなく苛立っていた。そこでボーゾーの彼女ジュリーは、メルヴィンを罠にかけようと仲間に提案する。
ジュリーは、メルヴィンを更衣室に呼び出し誘惑した。おだてられたメルヴィンは、すっかりジュリーに騙される。彼女はピンク色のチュチュを着て、プールサイドに来てほしいと言った。
真っ暗なプールサイドにライトが点くと、大勢の不良が取り囲みメルヴィンを笑った。メルヴィンは恥ずかしさあまり、窓から飛び降りる。そして、核廃棄物のドラム缶の中に落ちた。メルヴィンは緑色の核廃棄物の中で、汚染され苦しんだ。
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映画『悪魔の毒々モンスター』のあらすじ【承】
不良たちがまずいことになったと気づき始めた頃、警察がやってきた。火だるまになったメルヴィンは、走って逃げ去る。
帰宅後メルヴィンは、風呂場で体を冷やした。しかし髪の毛は抜け落ち、皮膚は腫れ、醜悪なモンスターへと変貌した。メルヴィンの母親も変わり果てた息子を見て、悲鳴を上げる。毒々モンスターの誕生だ。
モンスターになったメルヴィンは、強靭な体を手に入れた。そして夜の町に出掛け、チンピラに絡まれた正義感の強い巡査、クランシーを助ける。
救済されたクランシーは、多くの記者に囲まれ取材を受けた。翌日発行された新聞の見出しには「モンスターがギャングを退治」と書かれており、多くの市民がこれに興味を持った。
毒々モンスターは、町の外れの廃虚に住み家を見つける。
ある日、町のファストフード店に3人の強盗が入った。強盗らは店のお客を銃で脅す。そこには、視覚障害を持った女性サラもいた。強盗はサラの連れている盲導犬を銃殺し、彼女のスカートをまくり犯そうとする。そこへ毒々モンスターが登場し、強盗たちの腕を引きちぎるなど、極めて残酷なやり方で成敗した。
映画『悪魔の毒々モンスター』のあらすじ【転】
毒々モンスターは、目の見えないサラを家まで送り届ける。
ファーストフード店の店員は、モンスターが自分たちを救ってくれたと警察に報告する。脳神経センターのスノッブバーガー博士は、モンスターが悪人のみを攻撃すると分析した。
毒々モンスターは再びスポーツジムを訪ね、自分を苛めた不良集団に復讐する。一方で、未成年の少女や小さな子供には優しかった。善良な市民の味方である毒々モンスターは、いつの間にか人気者になり、皆彼の顔がプリントされたTシャツを着た。刑務所は定員オーバーとなり、町の治安は保たれる。
サラは毒々モンスターのことを、メルヴィンと本名で呼んだ。サラとメルヴィンは互いに惹かれ合い、恋人同士となる。
しかしある日毒々モンスターは、クリーニング店の罪なき客を殺してしまった。被害者ハスケルは、初老の女性で地域でも名の知れた人物だ。
毒々モンスターは、サラの元へ戻ると自分を抑えることができなかったと、告白する。そこでサラは、人のいない農場付近に行こうと提案した。モンスターも、人がいなければ殺さなくて済むと納得する。
映画『悪魔の毒々モンスター』の結末・ラスト（ネタバレ）
モンスターの活躍を面白く思っていなかった悪徳市長は、ハスケルが殺されたことを口実に、彼を始末すると言いだした。しかし警察は、ハスケルが人身売買組織のボスだったと主張する。実は、彼女は多くの犯罪を犯していたのだ。しかし市長はこれを隠蔽し、モンスターを殺すよう命令した。
この命令には、一般市民からも大反対の声が上がった。またモンスターに救われた保安官も、納得がいかない。
そしてついに、警察が毒々モンスターの居場所を突き止めた。モンスターは農場の近くにテントを張り、サラと静かに暮らしている。この知らせを聞いた市長は知事と連絡を取り、軍隊を配備した。
テントは、軍隊や警察に取り囲まれた。しかし軍人や警官らも、実際のところ、市長の指示に納得がいかない。またモンスターを心配した市民や、彼の母親もやってくる。皆は必死で市長を説得しようとした。
テントの中からモンスターが出てきたので、市民は彼の前に立ちはだかる。モンスターは、市長に歩み寄り内臓を引きずり出した。テントの中からサラが出て来ると、皆が祝福し歓声を上げた。
映画『悪魔の毒々モンスター』の感想・評価・レビュー
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映画『悪魔の毒々モンスター』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『悪魔の毒々モンスター』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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