映画『Black&White/ブラック&ホワイト』の概要:親友かつライバル同士のCIAエージェント。恋のターゲットは同じ女性。かたや危険なロマンチストのプレイボーイ、かたや知的紳士なバツイチ子持ち。組織を巻き込んだ恋の勝者はどちらに。
映画『Black&White/ブラック&ホワイト』 作品情報
- 製作年:2012年
- 上映時間:98分
- ジャンル:アクション、コメディ、ラブストーリー
- 監督:マックG
- キャスト:リース・ウィザースプーン、クリス・パイン、トム・ハーディ、ティル・シュヴァイガー etc
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映画『Black&White/ブラック&ホワイト』 評価
- 点数:90点/100点
- オススメ度:★★★★★
- ストーリー:★★★★☆
- キャスト起用:★★★★☆
- 映像技術:★★★★☆
- 演出:★★★★☆
- 設定:★★★★★
[miho21]
映画『Black&White/ブラック&ホワイト』 あらすじ(ストーリー解説)
映画『Black&White/ブラック&ホワイト』のあらすじを紹介します。
CIAエージェントの、FRDフォスター(クリス・パイン)とタック・ヘンソン(トム・ハーディ)は、親友同士だが、仕事上は互角の腕を持つライバル同士。
2人は、国際指名手配を受けている犯罪者ハインリヒ(ティル・シュワイガー)が、大量破壊兵器を入手して香港に逃亡中という情報を入手し、香港まで飛ぶ。
しかし彼らは間違って、ハインリヒの弟・ジョナス(クリスト・カールトン)を殺してしまい、上司のコリンズ(アンジェラ・バセット)から大目玉を喰らってしまった。
懲罰として、内勤に回され、漫然としたデスクワークをしなければいけない羽目に陥った2人。
暇になったタックは、近くにいるFRDに、惚れている女が居ると激白。するとFRDも、実は最近気になる女が居るから告白しようかどうか迷ってるというので、2人同時に写真を見せようという事になった。
すると何と2人が恋していたのは同じ女性。製品試験会社重役のローレン(リーズ・ウィザースプーン)。
タックとFRDはしばらく黙りこくるが、お互いの恋愛に干渉しない事、CIAという身分は隠す事という、ルールを『表面上』は守る事にするが、内心は穏やかではなかった。
タックとFRDは、それぞれの部下を引き連れ、タックはFRDの、FRDはタックのデートを何としても阻止しようとするのだが…。
映画『Black&White/ブラック&ホワイト』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『Black&White/ブラック&ホワイト』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
仕事は一流、恋は中二病のコンビが繰り広げるコメディ
FRDはクルーズ船の船長、タックは旅行代理店勤務と身分職業を偽り、ローレンに近づく。
が、この2人仕事では腕利きとはいえども、恋に関しては中二病。
その証拠に、タックは恋人紹介サイトに載っていたローレンの写真とプロフを見ただけで、彼女とウマが合いそうだと勘違いしている。
FRDは、レンタルDVD店で、ナンパし続けても全く振り向かなかった女性が、後で調べたらローレンだと判った上、タックが恋敵と判明した以上俄然闘志を燃やす。
男性からみて、恋愛対象外の女性の扱いは?
ローレンは、元カレが結婚し、気持ちの整理がついてからネットの恋人紹介サイトに登録していた。
彼女は、自分がタックとFRD両方からアピールを受けている事に気付き、親友のトリッシュ(チェルシー・ハンドラー)に相談する。
トリッシュは、2人を付き合い比べてみればいいというが、ためらうローレン。しかしこのやり取り、隠しカメラをローレンの部屋につけたタックやFRDには筒抜け。
この時のトリッシュに対する2人のリアクションに男性の本音が垣間見える。『あのババア誰だよ』『しらん』
恋愛対象の女性には、お熱な間は気を遣うが、それ以外は全く気を遣う事が出来ない仕事男の心境がありありと出ている。
ローレンはトリッシュのアドバイスを聞き、2人同時に付き合う事にするが、ありとあらゆる方面から巧い具合に妨害が入るのを見て何かあるのではと思うようになってしまう。
タックがバツイチになった原因は
そんなタックとFRDの目を覚ますかの様に、取り逃がした指名手配犯ハインリヒが米国にやってくる。
FRDは、タックにその情報を伝えに行った時は、タックはローレンとデート中。デートタイムを何度もFRDに邪魔されたタックは、また妨害しに来たのかとFRDを追い返そうとするが、ハインリヒが来たことにギョっとする。
2人は、協力し、ハインリヒを倒し、バレてしまったものは仕方がないので、ローレンに素性を打ち明け、恋愛話をなかった事にしてしまう。
ところが、この話、まだ続きがある。
FRDは次の任務の時に、タックに、お前の奥さんの元カレはオレだったと言わなくてもいい事をばらしてしまうのだ。
キレたタックはFRDを輸送機から突き飛ばすというオチで終わる。
トム・ハーディと言えば、何故か『フラれてしまう役』が多い。尽くしているのにフラれてしまうタイプの役が大半だが、今回はラブコメアクションという事もあり、彼の演じる恋をしても報われないエージェントという設定は面白く見れる。
映画『Black&White/ブラック&ホワイト』 まとめ
最近のスパイを題材にした映画は、コメディ要素が少ない上、バディものは希少である。
今回の作品は、名前が売れ出したばかりのトム・ハーディとクリス・パインを起用し、軽快なラブコメアクションに仕上げている所が、万人にお勧めしやすいポイントだ。
アクション映画としても見れるし、ラブコメとしても見れるので、おうちデート映画としてもお勧めの一作である。
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