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映画『沈黙のステルス』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『沈黙のステルス』の概要:米軍の最新鋭のステルス戦闘機X-77が、テスト飛行中に盗まれた。人類の滅亡を企てたテロ組織が、利用しようとしていたのだ。陰謀を阻止するため、元軍人ジョン・サンズが、72時間以内の奪回作戦に挑む。

映画『沈黙のステルス』の作品情報

沈黙のステルス

製作年:2007年
上映時間:98分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:ミヒャエル・ケウシュ
キャスト:スティーヴン・セガール、スティーヴ・トゥーサント、アンガス・マッキネス、シエラ・ペイトン etc

映画『沈黙のステルス』の登場人物(キャスト)

ジョン・サンズ(スティーブン・セガール)
元軍人で凄腕のパイロット。拘留中に脱走し、警察に拘束されていたが、ステルス機の奪還作戦を引き受けることになる。素手で戦う戦闘術の達人でもある。
ラッチャー大佐(スティーヴ・トゥーサント)
ステルス機を強奪したパイロット。アフガニスタンのテロ組織に雇われ、現地に運ぶことに成功する。
バーンズ大将(アンガス・マッキネス)
米空軍の大将。訓練中に目の前でステルス機を奪われたため、ジョンに72時間以内の奪還計画を命じる。
ジャニック大尉(マーク・ベイズリー)
ジョンと共に奪還作戦に参加するパイロット。
ジェシカ(シエラ・ペイトン)
アメリカ軍の情報員。
ストーン(ヴィンチェンツォ・ニコリ)
テロ組織「ブラック・サンダー」のリーダー。
ペンドルトン司令長官(ティム・ウッドワード)
海軍空母の艦長。

映画『沈黙のステルス』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『沈黙のステルス』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『沈黙のステルス』のあらすじ【起】

カリフォルニア州の拘留所。収容中のジョン・サンズは機密情報を知りすぎていたとして記憶を消去されようとするが、寸前で脱走する。

米軍エドワード空軍基地。ラッチャー大佐が操縦する最新鋭のステルス戦闘機が、テスト飛行中に姿を消した。飛行中に不可視になる機能があるため、捜索は困難を極めた。バーンズ大将は、ステルスを奪還できるのはジョンしかいないと断言し、行方を探した。

ジョンは拘留所を脱走したものの、窃盗団を一網打尽にしたことで、警察に拘留されていた。バーンズ大将はジョンを訪ね、自由の身にすることを引き換えにステルス機の奪還を命じる。

バーンズはジョンの応援として、特殊部隊シールズも現地に派遣。奪還計画のタイムリミットは72時間という制限を設けた。時間が過ぎれば、周辺地域ごと破壊せよという強硬な計画を打ち立てた。

ジョンは飛行士ジャニックと共に戦闘機ビッグバードに搭乗。ステルス機のわずかなレーダーを追って出発した。

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映画『沈黙のステルス』のあらすじ【承】

ラッチャーが操縦するステルス機は、アフガニスタンの空港に到着した。ラッチャーはテロ組織のストーンに、賞金目当てで雇われていたのだ。ストーンは次の仕事として、爆弾を機に乗せて飛行することを求めた。

特殊部隊シールズはジョンより先にアフガンに到着し、パラシュートで降下した。しかし、地上で待ち受けたアフガン兵の襲撃を受け、全滅させられる。

バーンズは予備作戦として、アラビア湾に浮かぶ海軍空母のペンドルトン司令長官に、ジョンの応援をすることを要請した。

ジョンとジャニックはアフガニスタンに到着した。バーンズに連絡を取り、残り時間が24時間であると伝えられる。その直後、ブラック・サンダーに襲撃されてしまう。激しい交戦の末、ジャニックだけが捕虜として捕まり、アジトに連行された。テロ組織のリーダー・ストーンと対面した彼は、恐ろしい計画を聞かされる。ステルス機に細菌爆弾を積み込み、ヨーロッパとアメリカに投下し、世界を破滅させるのだというものだった。

映画『沈黙のステルス』のあらすじ【転】

敵から逃げ切ったジョンは、現地の協力者ジェシカの家に身を潜めていた。格納庫の場所を把握し、奪還作戦を練った。傭兵たちと接近戦は激しくなることを覚悟。ステルス機を傷つけずに奪還するため、格納庫に入ってからは銃を使えないことを確認した。

タイムリミットは刻々と近づいていた。ペンドルトンもまた、格納庫の場所を把握したため、タイミングを見て攻撃をしかける準備に取り掛かった。

格納庫周辺。ジョンは類まれな戦闘能力で、傭兵たちを次々となぎ倒していった。激しい銃撃戦を繰り広げながら、見事に格納庫まで到達。格納庫の中では、ナイフと素手で敵を一網打尽にしていった。

ストーンの細菌作戦に一度は応じたランチャーだったが、大金をすべてものにしようとストーンを殺害した。そこにジャニックが現れてランチャーを反逆罪で捕える。ジョンはステルス機に乗り込み出発する。ランチャーはジャニックを殺害し、F-16戦闘機に乗り込む。

残り2時間を切り、米軍はすべてを焼き尽くすべく、出撃した。

映画『沈黙のステルス』の結末・ラスト(ネタバレ)

ついにジョンとランチャーによる、空中戦の直接対決が始まった。ランチャーはかつてジョンの教え子で、その腕は彼も認めるほどであったため、油断は一切禁物であった。しかもステルス機には、細菌爆弾が搭載されているため、ジョンはわずかな攻撃も受けてはならない。極限の緊張状態の中、ジョンにとっては絶対に負けられない戦いとなった。

一方ペンドルトン命じる米軍も計画通り、地上への激しい爆撃を開始した。滑降路や倉庫など敵の施設を、爆弾で次々と木っ端みじんに破壊。

空中ではランチャーが何度もステルス機に狙い撃つが、すべてかわした。その直後、ジョンは機影を消す機能を使ってラッチャーの背後に回り、ついに撃墜した。ジョンは機も細菌爆弾も無傷であることを報告。人類の危機は去った。

任務完了後、ジョンはジェシカとともに、アメリカに帰国した。空軍基地でバーンズや兵士に大きな拍手で歓迎される。ジョンは軍の人間ではないからと敬礼はしなかった。

映画『沈黙のステルス』の感想・評価・レビュー

素手でも強い、銃を持たせても強い。さらに戦闘機のパイロットとしても最強の男が、最高にかっこよく、人類の危機を救ってくれる。激しい戦いが繰り広げられる中でも、冷静に任務をこなしていく姿は、どっしり構えて実に絵になる。こんな頼もしいヒーローはほかにはいない。

ナイフさばきや銃撃戦のアクションシーンもさることながら、爆破シーンも豪快である。地上数十メートルまで黒煙が上がるほどの爆破は迫力も満点だ。(MIHOシネマ編集部)


スティーブン・セガールの大人気シリーズ。今作で彼が演じるのは敏腕パイロットです。元軍人なので強さも健在で、2007年の作品ということでまだまだ動きもキレています。
2010年代に入ると段々とセガールの身体が悪い意味で大きくなってきてアクションシーンが減ってきてしまうので、拳でも銃を使っても、どんな場所でも強いセガールを見たい方にはこの辺の作品がオススメです。
戦闘機の知識は全くありませんが、空中での戦いは見応えがあり面白かったです。(女性 30代)

みんなの感想・レビュー

  1. ナノさん より:

    なぜかヒンクル隊の戦闘機がFA-18とF-14だったのが、何故かF-16になってた。