映画『飛べないアヒル』の概要:1992年アメリカ映画(原題:Mighty Ducks)。弱小少年アイスホッケーチームのコーチに就任した弁護士の姿を描いているスポーツドラマ。
映画『飛べないアヒル』 作品情報
- 製作年:1992年
- 上映時間:103分
- ジャンル:ヒューマンドラマ
- 監督:スティーヴン・ヘレク
- キャスト:エミリオ・エステヴェス、ジョス・アックランド、レイン・スミス、ハイジ・クリング etc
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映画『飛べないアヒル』 評価
- 点数:75点/100点
- オススメ度:★★★☆☆
- ストーリー:★★★☆☆
- キャスト起用:★★★☆☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★☆☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『飛べないアヒル』 あらすじ(ストーリー解説)
映画『飛べないアヒル』のあらすじを紹介します。
舞台はミネソタ州、ミネアポリス。
やり手で勝気の若手弁護士ゴードンは、飲酒運転で捕まってしまう。
ボスは裁判ではなく500時間の社会奉仕をすることを命じ、地元の弱小ホッケーチームのコーチをすることであった。
実はゴードンは幼少期ホッケーの名選手であり、そこでのコーチとのやりとりで傷ついたことにより勝負にこだわる弁護士となってしまっていた。
ゴードンはそのチームを見たとたん弱小だと気がつき嫌気がさす、しかしそこで強豪ホークスに出くわす。偶然ホークスのコーチをしているのが、子供の頃のコーチ・ラリーであった。
様々な昔のことを思い出しながらコーチに就任することにしたゴードン。
チームを「ダックス」と命名し厳しい特訓に入る。
基礎から指導をし直したこともあってダックスは初勝利を飾る。
しかしあるときホークスの主力メンバーであるアダムが区画整理でダックスに入らなければいけなかったことが判明。
弱小チームに息子を入れたくないというアダムの父親はダックスに圧力をかけはじめる。
ゴードンは法律事務所をクビになっても圧力に屈せず、ダックスは連勝を重ねる。
ついに優勝決定戦のチャンスを手にしたダックスは見事勝利をおさめる。
ゴードンはこれを機にマイナーリーグの選手として再起することを決意し、街を去るのであった。
映画『飛べないアヒル』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『飛べないアヒル』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
少々やりすぎなありがちな王道スポーツ青春映画
幼少期にうけたホッケーでのトラウマのせいで、心がひねくれた考え方をする弁護士へと成長した主人公ゴードン。
それを大人になって子供たちの純粋さに触れることで気持ちを入れ替えさせられ、本当の自分らしさを取り戻していく。
いくら映画とわかっていても基礎から教えるような弱小チームが短期間で連勝を重ねたり、圧力に屈しないために弁護士事務所をクビになったりと映画ならではのやりすぎな感じは否めない。
しかし子供が主体の映画であるから、このわかりやすさが良いのであろう。
何でもありだから子供は夢を持ち、スポーツ選手になりたいなどと言い出すのかもしれない。
同じ種類の映画に「がんばれベアーズ」という映画がある。
シリーズ化された人気作に成長
子供と大人が一緒に成長していくファミリー向けの映画は鉄板である。
本作もシリーズ3を制作するにまで至った人気作品になった。
しかしやはりパート1のオリジナルが最高。
シリーズ化で成功した例はアメリカ映画に限らずあまり知らないのが現実である。
自分も童心に返ってしまう純粋に良い映画
見ていると少なからず中学や高校の時にがんばっていたスポーツの部活やクラブ活動などを思い出す人も多いのではないだろうか?
一生懸命頑張っていた思い出は美しく、心に一生残っているものである。
この映画はそんな幼心に感じた淡い気持ちを蘇らせてくれる。
と同時に、あの時こんのことをしておけばよかったとかあの人に謝りたいなどど苦い思いでが蘇り後悔する人もいることだろう。
ハリウッドのお家芸とも言えるスポーツ青春映画はどんな映画であっても見て良かったと思う映画が多い。
特に本作はディズニー映画ということもあって尚更である。
映画『飛べないアヒル』 まとめ
ストレートな思いで見ることができる映画はやはり良い。
話の展開や技術などが多少粗かったとしても、人々は爽やかで純粋な気持ちの映画を求めているのである。
ディズニー映画は子供目線で製作していることもあり、大人でも楽しむことができ安心して見ることができる。
一昔前はこのようなわかりやすい映画が多く製作されていなかっただろうか?
最近はめっきり減ってしまっている気がする。
お洒落なミュージアカルハイスクールものやファッショナブルな洋服に身を包んだティーンエイジの恋愛モノが主流であり、汗の匂いがしそうなスポーツ根性ものが段々なくなってきているのは時代のせいであろう。
個人的にはティーンエイジの青春は泥臭いスポ根ものが王道であり、無くならないでいてほしいと思うところである。
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