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映画『トゥモロー・ランド』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『トゥモロー・ランド』の概要:ウォルト・ディズニーが夢見た未来を下敷きにした、ジョージ・クルーニー主演・2015年製作のSF実写映画。地球の滅亡を救うため、異次元にある未来都市「トゥモローランド」を目指す元住人と高校生の冒険を描く。

映画『トゥモロー・ランド』の作品情報

トゥモロー・ランド

製作年:2015年
上映時間:130分
ジャンル:SF、アクション、ファンタジー
監督:ブラッド・バード
キャスト:ジョージ・クルーニー、ブリット・ロバートソン、ヒュー・ローリー、ラフィー・キャシディ etc

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映画『トゥモロー・ランド』の登場人物(キャスト)

フランク・ウォーカー(ジョージ・クルーニー)
少年の頃にアテナに導かれ、未来都市トゥモローランドにやってきた男性。子供の頃から発明好きな夢見る少年で、トゥモローランドで未来を予知する機械「モニター」を発明するが、追放されてしまった。ケイシーがトゥモローランドに行く手助けをする羽目になる。アテナに恋をしていたが、今は彼女に昔傷付けられたという思いが強い。
ケイシー・ニュートン(ブリット・ロバートソン)
NASAの元技術者を父に持つティーンエイジャー。いつか宇宙に行くことを夢見ており、皆が地球の悲観的な未来を語る中、1人だけ希望を捨てていない。アテナに選ばれてトゥモローランド勧誘の最後のバッジを手にする。機械に関して父親も顔負けの才能を発揮している。
アテナ(ラフィー・キャシディ)
ケイシーやフランクをトゥモローランドに勧誘した、人間の少女そっくりのロボット。今はトゥモローランドを追放されている。感情は無いはずだが、フランクに対し恋心のようなものを抱くようになっていた。
デイヴィッド・ニックス総督(ヒュー・ローリー)
トゥモローランドを支配する総督。「モニター」の地球滅亡の予知を信じ、フランク達を排除しようとする。昔フランク、そしてアテナを追放した人物でもある。トゥモローランドの科学力で若さを保ってきた。
エディ・ニュートン(ティム・マッグロウ)
ケイシーの父。NASAの技術者だったが、打ち上げ施設が取り壊されることになり職を失う。

映画『トゥモロー・ランド』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『トゥモロー・ランド』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『トゥモロー・ランド』のあらすじ【起】

1964年、NY万博会場。発明好きな少年フランクは、発明コンテストに自作の飛行用バックパックを持ち込んだ。審査員のデイヴィッド・ニックスは、未完成であることや実用性が無いことから、フランクの発明品を落選させる。しかしニックスの隣にいた少女アテナはフランクの発想を気に入り、彼に小さなバッジを渡す。アテナの言うとおりニックスたちの後を追ったフランクは、「イッツ・ア・スモールワールド」のアトラクションに乗り込んだ。すると突然バッジが反応し、フランクは未来都市「トゥモローランド」に続く道へと運ばれて行ってしまう。ニックスの前で自分の発明品で空を飛べることを証明したフランクは、技術が飛躍的に進歩したこの場所で暮らすこととなる。

現代。別の星に行くことを夢見ていた女子高生ケイシーは、ロケット打ち上げ施設解体の妨害工作を行っていた。NASAの技術者だった父エディの仕事を奪わせないためだ。その姿をアテナがこっそりと観察していた。授業では悲観的な未来ばかりが語られ、地球をどうやったら救えるのか誰も答えてくれない。そんな中、ケイシーは妨害工作が見つかり補導されてしまう。ケイシーは釈放されたが、私物の中に見慣れないバッジが入っていた。ケイシーがバッジに手を触れると、目の前に突然広大な麦畑と、その先にそびえるトゥモローランドが広がっていた。これはバーチャル映像のようなもので、他の人が触っても映像は現れなかった。ケイシーは映像の中でロケットに乗るよう促されるが、そこで映像は途切れてしまった。ケイシーはバッジの謎を解くため、インターネットで同じバッジの買い取りを呼びかけているコレクターショップを見つけ、1人で向かう。

映画『トゥモロー・ランド』のあらすじ【承】

コレクターショップでバッジを見せたケイシーに、店主夫妻はトゥモローランドという場所について語ってくれた。そこは科学を進歩させるために、政治家たちの手の届かない場所に造られた秘密の未来都市なのだという。しかし店主夫妻はケイシーにバッジを渡したはずのアテナという少女について話せと、レーザー銃で脅してきた。そこへケイシーの弟から彼女の行方を聞き出したアテナが現れ、彼女を救う。店主夫妻は人間そっくりのロボットで、アテナもまた同じロボットだった。ケイシーはアテナを怖がるが、彼女がトゥモローランドに行く手がかりを知っていると知り、ついていくことにした。

2人はピッツフィールドにある、大人になったフランクの家に辿り着く。フランクはトゥモローワールドをずいぶん前に追放されていたのだ。フランクは希望を失った様子で扉をあけてくれない。実力行使で家に入り込んだケイシーは、そこで未来を予知する装置「モニター」の電波を受信している画面を発見する。この「モニター」はフランクがトゥモローランドで発明したもので、「モニター」は約60日後の世界滅亡の日をカウントダウンしていた。しかしケイシーが運命は自分で決めると主張した途端、滅亡の確率画面が100%から一瞬わずかに下がった。フランクはこれを見て驚くが、トゥモローランドから派遣されたロボット達が追ってきた。フランクはアテナとケイシーと共に家から逃げ出す。

映画『トゥモロー・ランド』のあらすじ【転】

アテナもフランクの追放後にトゥモローランドを追放されていたことが判明する。彼女は勧誘用バッジをいくつか盗み、その最後の一つがケイシーの持っているものだった。転送装置でパリに移動した3人は、エッフェル塔に隠された発射台から異次元にあるトゥモローワールドへと入り込む。

映像と違い、トゥモローランドは人気のない寂しい場所と化していた。フランクは1キロトン爆弾をアテナの体内に隠させる。そこへ総督となったニックスが現れ、3人を捕まえる。フランクはケイシーが地球を救えると主張し、ニックスは3人を「モニター」に案内する。「モニター」を操作したケイシーは、地球が滅亡する映像を目の当たりにし、ニックスが人類をトゥモローランドに避難させる気は無いことを知る。人類はトゥモローランドまでも滅亡させてしまうだろうと考えていたからだ。その時ケイシーの言葉に反応して、滅亡とは違った未来が一瞬映し出された。しかしニックスはそれを無視し、3人を拘束する。

ケイシーはフランクが地球で「モニター」の映像を傍受できていたことに目をつけた。「モニター」の映し出す未来が人々に滅亡の未来を刷り込み、洗脳していたのだ。そのせいで人類は自ら破滅への道をたどっていたのだと気付く。

映画『トゥモロー・ランド』の結末・ラスト(ネタバレ)

ニックスは3人を地球の無人島へ転送しようとしていた。フランクはニックスと握手すると見せかけ攻撃を開始する。アテナの隠し持っていた爆弾で「モニター」を爆破しようという計画だったが、失敗してしまった。ニックスは爆風で倒れた柱に足を挟まれる。「モニター」に使われている粒子の影響でフランクが撃たれる未来を見たアテナは、自分の身を挺してフランクの命を救った。アテナは代わりに撃たれ、機能を停止しようとしていた。フランクに関するログが再生され、感情を持つはずのないアテナがフランクに愛のような感情を抱くようになっていたことを知る。彼女はフランクが去った後も彼のような“夢見る人”を探していた。フランクはアテナの望み通り、ジェットパックで上へ飛ぶ。アテナは機能停止し、自分の身体を爆弾代わりにし「モニター」を破壊した。建物が崩落し、ニックスはモニターの残骸の下敷きとなった。

その後。地球は滅亡を免れた。フランクとケイシーはトゥモローランドと地球をつなぐ扉を開き、ケイシーの父ら技術者達を招待した。勧誘バッジを再生産し、アテナと同じ子供型のロボット達にリクルーターの役目を任せる。彼らは世界中の“夢見る人”を見つけるため旅立っていった。

映画『トゥモロー・ランド』の感想・評価・レビュー

ディズニーランドにあるイッツアスモールワールドというアトラクションから、選ばれた人間だけが、未来都市トゥモローランドへ行く事が出来るという内容。選ばれる人間は皆「夢を忘れずに生きている人」というウォルトディズニーらしい発想である。未来都市の描き方も、未来がこんな風だったら面白いだろうなと思える表現であり、非常に夢のある内容である。最後にトゥモローランドに行く為のバッジを、リクルーターと呼ばれる役目のロボット達が世界各国の「夢を忘れずに生きている人」に渡しに行くシーンがあるのだが、ついつい自分にもリクルーターが来ないかと期待してしまう。(男性 30代)


少年時代のフランクがトゥモロー・ランドへ導かれたシーンを見た時、彼がこの作品の主人公なのだと感じました。しかし、舞台が現代のアメリカへ移り、ケイシーが登場したところで、どうやら主人公は1人ではないことに気がつきました。
夢を諦めたフランク、夢を見続けるケイシー、夢を見る人間に価値を見出すアンドロイドのアテナ、3人の感情が複雑に混ざり合い共鳴し、運命に逆らったことで、人類は夢を見ることが許され、世界は明るい道を辿ります。
中年となったフランクは、夢を避ける生活をしていましたが、ケイシーとアテナによって鼓舞され、夢と真正面から向き合う格好良い男性へと変化を遂げました。
全ての人に夢を見る勇気を与えるこの作品は、間違いなく良作だと言えるでしょう。(女性 20代)


ジョージ・クルーニー主演のSF作品。ディズニーランドの人気アトラクションを原案により良い世界を作るために選ばれた人々の姿を描く。

ディズニーらしい夢のある、未来に希望を持つことが出来き、忘れていた夢を思い出させるような作品。SF作品としても興味深く、作りこまれた設定が魅力的。
アクションシーンも迫力のある演出で臨場感あふれる表現となっている。(男性 20代)


未来と現代というよりも、違う空間を行き来する、とても複雑なストーリーだ。時空が交わることがないはずだったが、そこに行き着いたケイシー。彼女の手に、地球の未来というとても重い責任がのしかかっていた。誰を信用できるのかもわからない世界で、ただ問題に立ち向かう力強さに勇気が湧く。緊張感がずっと続くような気分にもなるが、温かい気持ちも湧き起こるのがわかるだろう。最後には誰もがとても感動できるはずだ。異空間を存分に楽しみたい。(女性 30代)


地球滅亡の未来について描いていますが、明るすぎず、暗すぎず、バランス感覚が絶妙な映画です。色々な解釈ができ、コメディやアクションの要素も入っているので子供から大人まで年齢問わず楽しめると思います。ディズニーらしい希望を抱かせる作品です。
この映画のジョージ・クルーニーはカッコイイ役柄ではないので、カッコよさを期待していると少しガッカリしてしまいますが、子役達は逸材が集められています。(女性 30代)


SFファンタジーと思いきや、ホラーやコメディ要素が織り交ぜられており先が読みにくい展開でした。謎のバッジを握ったとたんに風景が変化したところからファンタジーの世界に入り込み、最後は現在の地球に住む私たちへの力強いメッセージが込められた作品でした。タイプは違いますが『ネバーエンディング・ストーリー』のメッセージとリンクするところがあります。

他の映画でも何となく不思議な雰囲気があるアテナ役を演じたラフィー・キャシディはこれからが楽しみな女優さんです。(女性 40代)

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