この記事では、映画『現金に手を出すな(1954)』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『現金に手を出すな(1954)』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0044812
製作年 | 1954年 |
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上映時間 | 96分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ アクション |
監督 | ジャック・ベッケル |
キャスト | ジャン・ギャバン ルネ・ダリー ジャンヌ・モロー リノ・ヴァンチュラ |
製作国 | フランス |
映画『現金に手を出すな(1954)』の登場人物(キャスト)
- マックス(ジャン・ギャバン)
- 初老のギャング。5千万フランの金塊を強奪。ギャングの世界から足を洗おうと考えている
- リトン(ルネ・ダリ―)
- マックスの20年来の相棒。
- アンジェロ(リノ・ボリニ)
- 麻薬組織のボス。リトンの恋人ジョジィと密通している。
- ピエロ(ポール・フランク―ル)
- マックスの親友でキャバレーのオーナー。
- ジョジィ(ジャンヌ・モロー)
- リトンの恋人。
映画『現金に手を出すな(1954)』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『現金に手を出すな(1954)』のあらすじ【起】
初老のギャングであるマックスは相棒のリトン、踊り子のジョジィ、ローラと行きつけのレストランにいた。マックスは隣のテーブルの男に新聞を差し出される。そこには「オルリー空港で五千万フランの金塊強奪」の文字が。それを見たマックスは男に新聞を突き返す。
やがてマックスを慕う若者マルコも合流し、五人はジョジィとローラが出演するキャバレーへと向かう。キャバレーのオーナーで親友のピエロに呼ばれたマックス。そこで麻薬組織のボス・アンジェロが仕事のために人を捜していることを聞き、マルコを紹介する。
キャバレーを出る前、ローラに別れの挨拶をしようと楽屋に来たマックス。そこでアンジェロとリトンの恋人ジョジィが二人でいるところを目撃する。ジョジィはアンジェロと密通していたのだ。
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映画『現金に手を出すな(1954)』のあらすじ【承】
キャバレーを出て、それぞれの家路につくマックスとリトン。帰路、何者かに尾行されていることに気づいたマックスは、部屋に戻ると拳銃を取り出しエレベーターの前で待ち構える。そこにはアンジェロの配下ラモンとその仲間がいた。拳銃で彼らを脅し追い返すマックス。すぐさまリトンに電話し、身の危険が迫っていることを伝える。
尾行に気を付けつつ合流するマックスとリトン。二人は駐車場へと向かう。そこに停めてあったマックスの車には、二人がオルリー空港で強奪した金塊が入っていた。
金塊を確認した後、二人はマックスが用意した隠れ家へと向かう。酒を酌み交わす中、マックスは、リトンが恋人ジョジィに金塊の秘密を漏らしていたことを知る。マックスはジョジィとアンジェロのただならぬ関係について話す。そしてアンジェロこそが今回の黒幕であるとリトンに告げる。
アンジェロを始末するといきりたつリトンだったが、マックスは拒否する。老年に差しかかったマックスは犯罪の世界から足を洗い、穏やかな引退生活を送ることを望んでいたのだ。
映画『現金に手を出すな(1954)』のあらすじ【転】
翌朝、マックスは金塊を現金に換えるため、闇商人である叔父の所へと向かう。現金に換えるには早くとも十日はかかると言われたマックスは、金塊を叔父に預けて隠れ家へと戻る。
部屋に入るとそこにリトンの姿はなかった。心配したマックスはリトンのアパートへ電話を掛ける。しかし、すでにジョジィの手引きによってアンジェロ一味に連れ去られた後だった。マックスはマルコの所へ行き、アンジェロの配下ラモンを捜すよう協力を求める。
マックスはリトンのアパートへ向かう。部屋に入るとそこにはジョジィの姿が。リトンの居場所を問い詰めるが、情報を得ることはできなかった。
マックスはラモンを捕らえたマルコと合流。ピエロのキャバレーへと向かい、協力を求める。ピエロはキャバレーの地下室でラモンを縛り上げ、リトンの居場所を吐かせようとする。そこにアンジェロからマックスへ電話が入り、金塊とリトンの交換を要求する。
映画『現金に手を出すな(1954)』の結末・ラスト(ネタバレ)
マックスは叔父に預けた金塊を回収し、アンジェロに指定された場所へと向かう。
リトンと金塊の交換は無事行われる。帰路につこうとする四人だったが、引き返してきたアンジェロの配下に手りゅう弾を投げ込まれる。道から離れた茂みへと身を隠したマックス、ピエロ、リトンは助かったが、車の陰に隠れたマルコは爆風を受け死亡してしまう。
マックスたちはアンジェロを車で追いかける。ピエロが車上から機関銃を放ち、車のタイヤを撃ち抜く。バランスを崩した車は横転した末に爆発する。金塊を取りに、燃えさかる車へと向かうマックスであったが、炎が激しく近づくことができない。振り向くと胸に銃弾を受けたリトンがうなだれていた。
翌朝、医者の処置を受けて一命を取りとめたリトン。気丈に振る舞い、いつものレストランへ行くことをマックスに勧める。
レストランへ女性を伴いやってくるマックス。店の電話でピエロの妻からリトンがたった今死亡したことを知らされる。
動揺をさとられないよう平静を保ち、女性の待つテーブルへと戻るマックス。店内にはいつも聞いていたお気に入りの曲が流れる。
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映画『現金に手を出すな(1954)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『現金に手を出すな(1954)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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