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映画『トイ・ストーリー』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『トイ・ストーリー』の概要:アンディのお気に入りのカウボーイの人形ウッディ。彼はアンディが新しいオモチャであるバズに嫉妬していた。そんな矢先にウッディとバズは隣の家に住むシドというオモチャをいじめる男の子の家に迷い込んでしまった。最初はいがみ合っていたウッディとバズはお互いの気持ちを知り、力を合わせてアンディの家へ戻ろうと協力する。

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映画『トイ・ストーリー』の作品情報

トイ・ストーリー

製作年:1995年
上映時間:81分
ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー、アニメ
監督:ジョン・ラセター
キャスト:トム・ハンクス、ティム・アレン、ドン・リックルズ、アニー・ポッツ etc

映画『トイ・ストーリー』の登場人物(キャスト)

ウッディ(トム・ハンクス)
オモチャ達のリーダーでアンディの一番お気に入りのカウボーイ人形。アンディの誕生日にバズが来てからアンディの気持ちが離れていってしまい、バズに嫉妬する。
バズ(ティム・アレン)
アンディの誕生日にプレゼントとしてやって来た宇宙飛行士のオモチャ。しかし本人は自分が本物のスペースレンジャーと勘違いしており、オモチャという自覚がない。
アンディ(ジョン・モリス)
ウッディやバズ達の持ち主の男の子。大切にオモチャを扱い、大切にしている。引っ越し前にお気に入りのウッディやバズがいなくなってしまい、引っ越しの日を迎える。
シド(エリック・フォン・デットン)
アンディの家の隣に暮らす男の子。アンディとはオモチャ達を乱暴に扱う。その事でアンディのオモチャ達から恐れられている。

映画『トイ・ストーリー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『トイ・ストーリー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『トイ・ストーリー』のあらすじ【起】

今日もアンディはオモチャ達と遊んでいた。中でもカウボーイ人形のウッディは彼のお気に入り。遊びの中心は常にウッディであり、部屋にもカウボーイ関連のオモチャがたくさんある。遊びを終えたアンディはウッディと一緒に1階へ降りた。ダイニングではアンディのママが彼の誕生日パーティーの準備をしている。引っ越しを控えている為、今日やる事になっていたのだ。
アンディは2階へ戻り、妹のモリーを連れて再び1階へ降りていった。すると、ウッディが動き出した。しかし彼は少々困惑していた。誕生日パーティーの事を誰も知らないからだ。ウッディの合図で動き出すオモチャ達。顔のパーツを自在に取り外し出来るミスター・ポテトヘッドはモリーにバラバラにされて文句をボヤいている。ウッディは体がバネの犬のオモチャであるスリンキーにスタッフミーティングを開くからみんなに呼びかけるよう指示を出した。続々と集まるオモチャ達。そこへ羊飼いのオモチャであるボーが呼び止める。彼女と相思相愛のウッディは軽く話をした後、ミーティング場へと向かう。ミーティングが始まり、引っ越しのペアや先週の事について話す。そして、アンディの誕生日パーティーの事を小さな声で話す。するとオモチャ達は大慌て。新しいオモチャが来ると自分が捨てられないかと心配にぬるのだ。しかしアンディはオモチャを大切にするから誰も捨てられないと話すウッディ。そんな矢先、ブタの貯金箱のハムは人が集まり出した事を告げる。恐竜のオモチャのレックスを筆頭にオモチャ達はパニックを起こしている。

オモチャ達の様子を見かねたウッディは、パーティー会場に偵察隊を出す事にした。ウッディはバケットソルジャーの軍曹に誕生日パーティーの偵察をするように指示を出す。バケツからどんどん出てくる兵隊のオモチャ達。軍曹は望遠鏡で下の様子を見てパラシュート隊を降ろす。続いて縄伝いに先発隊が降りてくる。そこへアンディのママが部屋から出てくる。難を逃れた兵隊は植木の中へ紛れていく。しかし1人の兵士が負傷してしまっていた。軍曹は彼を助け、後発隊に無線機の搬入を指示する。

一方、部屋にいるオモチャ達はまだ応答がないとソワソワしていた。そこへ軍曹から通信が入る。全員無事にプレゼントの見える位置に辿り着いたのだ。プレゼントが開けられていく。しかし、中身はランチボックスなどオモチャではなかった。そして遂に最後のプレゼント。全員が固唾をのみながら軍曹の声に耳を傾ける。中身はボードゲームだった。オモチャ達は一安心した。ところが、クローゼットからもう1つプレゼントが出てきた。再びソワソワするオモチャ達。そこで部屋の無線機が落ちて通信が途絶えてしまった。

通信が戻ると軍曹からの緊急通信が入った。アンディが2階へ向かってきている。オモチャ達は大慌てで元の位置へ戻る。アンディが新しいオモチャを持って来たのだ。ベッドの上にいたウッディをどかして新しいオモチャに大興奮のアンディ。ママに呼ばれて再び部屋を出て行くと、オモチャ達は何者が来たのか気になり始めた。ウッディがベッドの上に登るとそこには宇宙飛行士のスペースレンジャーのオモチャであるバズ・ライトイヤーが立っていた。バズは段ボールで出来た宇宙船の修理やベッドの様子などを伺っている。オモチャとしての自覚がなく自分を本物のスペースレンジャーだと思っているのだ。そこへウッディが現れて彼を警戒するバズ。他のオモチャ達もバズに挨拶をし、彼がどんなオモチャか興味津々だ。バズには翼があり、電球で光るレーザーやボタンを押すと声が出るというかなりの新型のオモチャの装備があった。その様子を見て嫉妬するウッディであった。

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映画『トイ・ストーリー』のあらすじ【承】

バズが来てからというものウッディの人気はバズへと移っていた。それはオモチャ達の間だけではなくアンディも一緒だった。カウボーイ風の部屋の様子はすっかりとバズや宇宙の物へと変わってしまっていたのだ。それによって徐々に嫉妬心が強くなるウッディ。遂に我慢の限界を迎え、バズに抗議する。しかし、バズにはオモチャという自覚がない為、相手にされない。

そんな時、外からアンディとは違う少年の声がした。その声を聞いた途端、オモチャ達は震え上がった。声の主は隣に住むシドだった。彼はオモチャをバラバラにしたり、破壊したりして遊ぶのだ。その為、オモチャ達からは怖がられていた。外の様子を見るウッディ達。シドはコンバット・カールという兵士のオモチャに花火を付けていた。そして火を着けて爆発させた結果、コンバット・カールは粉々になってしまった。同じオモチャが粉々にされるのをただ見る事しか出来ないウッディ達。ボーは引っ越しまでの我慢だと仲間達に話す。

夕方になり、アンディはピザプラネットへ出かける事になった。いつもオモチャを持って行く事にしている彼が今回選ぶのは当然バズだった。ウッディはバズをちょっと驚かしてやろうとラジコンカーでイタズラをする。しかし、不慮の事故でバズが窓から落ちてしまったのだ。ウッディはポテトヘッドやハムから責任を問われ追い詰められる。そこへアンディがやって来る。部屋にバズがいない事にアンディは仕方なくウッディを連れていく事にした。一方のバズは運良く植木に落ちた為、無事だった。車に乗り込むアンディに連れられたウッディを見たバズは車につかまり後を追う。

ガソリンスタンドに着き、給油を手伝うアンディ。ウッディはバズの事を皆に信じてもらえない事に苦しんでいた。そこへバズがやって来る。ウッディはバズが無事である事に喜んだ。皆からの疑いが晴れるからだ。一方のバズはウッディに殺されかけた事を疑っていた。そしてウッディを倒そうとする。喧嘩を始めたウッディとバズ。その内に車から落ちてしまう。そしてその間にアンディは車に乗ってピザプラネットへ向かってしまった。

完全に迷子となった事に落ち込むウッディ。そこへピザプラネットの車がやって来た。ウッディは何とかバズを言いくるめて車に乗り込む。ピザプラネットに着いた2人はアンディを探す。しかし、バズが宇宙船と勘違いしてクレーンゲームの中へと入ってしまう。中には緑色の宇宙人の人形リトルグリーンメンがいた。バズとグリーンメンの会話を聞いて呆れるウッディ。そこへシドがやって来る。急いで隠れるウッディ。しかしグリーンメンを取ったシドにバズが見つかってしまう。シドはバズを取ろうとクレーンを引っ掻ける。ウッディはバズを取られまいとするがグリーンメン達に邪魔されて、2人共シドに捕まってしまう。

シドの家に近付くウッディとバズ。グリーンメンは遊んでもらえるとワクワクしているが、ウッディは怯えている。家に着くとペットの犬であるスカッドが吠えていた。とても凶暴で出されたグリーンメンを激しく噛んでいる。シドは妹のハンナに自分宛てに小包が来ていないか聞いていた。しかしハンナは相手にしない。そこでシドはハンナが持っていた女の子の人形を取り上げて部屋に持って行ってしまう。そして首をプテラノドンの人形の首とすり替えてしまったのだ。その様子を見たウッディは逃げ出そうとする。しかし出口がない。そこへシドのオモチャ達が出てくる。みんなバラバラのパーツで組まれていた。ウッディはもう気が気ではなかった。

一方、アンディのオモチャ達はバズを探していた。そこへアンディが帰って来てウッディがいなくなった事を知る。ポテトヘッド達は逃げ出したのだろうと話す。その一方でボーやスリンキーはウッディの身を案じていた。

翌日、シドの標的となっていたウッディ。バラバラにまだされていないが軽い火傷をしてしまった。シドが出て行った後、ドアが開いている事に気付いたウッディは外に出ようとする。しかし、階段の所に凶暴なスカッドがいて降りられない。こっそりと行動するウッディとバズ。しかしウッディの背中にある声を出す紐が引っ掛かり、声が出てしまう。スカッドがそれで目を覚まし、階段を上って来る。必死に隠れる2人。スカッドは諦めてその場を去っていった。そんな時バズはあるCMを見る。新発売されたオモチャ、バズ・ライトイヤーのものだ。そのCMを見て自分自身がオモチャである事を実感して意気消沈するバズ。しかし、オモチャのはずがないと考え、翼を出して窓の外へ飛び立とうとする。しかし、無残にも落ちてしまい片腕が外れてしまった。

隠れた場所から出てきたウッディ。バズがどこかおかしい事に気付く。バズは自分がスペースレンジャーではない現実を知り、自棄を起こしていたのだ。窓から飛ぶ事も出来ない自分が嫌になっていたのだ。「窓から飛ぶ」という言葉である事を閃くウッディ。

アンディの部屋ではポテトヘッドとハムがボードゲームをしていた。そこへ向かいの窓からウッディが声をかけた。ポテトヘッド達はウッディがシドの家にいる事に驚いている。ウッディはクリスマスツリーにつける電球のリースをスリンキーに投げる。それを伝ってアンディの部屋に戻ろうというのだ。しかしポテトヘッドはウッディがバズを殺したと主張する。ウッディはバズも一緒だと説明するが信じてもらえない。そこでウッディはバズの片腕を使って、バズは生きていると話す。しかし片腕だけを見たオモチャ達はウッディを嘘つき呼ばわりしてリースを捨ててしまう。落胆するウッディを他所にシドのオモチャ達がバズの周りに集まってきた。ウッディはバズの片腕を奪われ、バズが食べられると勘違いした。しかし実際はバズの腕を直してくれたのだ。礼を言うウッディ。ところがオモチャ達は大慌てで隠れてしまう。シドが帰って来たのだ。ウッディもバズを連れて隠れようとするが、バズは動かない。仕方なくバズを置いてウッディはカゴの中に隠れた。

シドは通販で買った特大ロケットを飛ばそうと考えていた。そこで床に落ちていたバズをロケットに取り付ける。しかし、急に雨が降りロケットは翌日に延期された。そして翌日はアンディの引っ越しの日だった。

映画『トイ・ストーリー』のあらすじ【転】

ウッディはカゴから出られない状態になっていた。バズに声を掛けるが、彼は自暴自棄になっていた。自分が役に立たないただのオモチャだからだ。しかしウッディはバズがオモチャだからアンディのお気に入りになったと話す。そしてウッディ自身はそんなバズに嫉妬していた事を話す。

外はすっかり雨が上がり、夜が明けていた。ウッディはバズに1人で逃げるよう伝える。しかし、バズはウッディを助け出そうとする。その時、外に引っ越しのトラックがやって来た。残された時間は少ない。バズはカゴの上の工具箱をどかし、ウッディは外に出られた。ところが目覚まし時計が鳴り、シドが目を覚ます。シドはすぐにバズを連れて外へと行ってしまう。彼を追いかけようとするが、スカッドが待ち構えていた。このままでは外へ出られない。ウッディはシドのオモチャ達に助けを求める。オモチャ達はウッディのバズへの想いを知り、協力する事にした。

アンディの家では着々と引っ越しの準備が進められていた。そしてシドの家の庭ではシドがロケット打ち上げの準備をしていた。

ウッディはシドのオモチャ達に作戦を告げて指示を出していく。オモチャ達は行動を開始し、まずスカッドをおびき寄せる。スカッドが部屋の前を離れた瞬間にウッディ達他のオモチャはスケボーに乗って外へと出る。庭まで辿り着いたウッディに気付くバズ。しかしウッディはその場に寝転んでしまう。そこへシドが戻ってきた。ウッディに気付いたシドは後でバーベキューにしようとウッディのフォルスターにマッチを入れる。そしてロケット打ち上げの瞬間、ウッディが内蔵された声を出す。シドはウッディが壊れたと思った。しかし様子がおかしい。ウッディが自分に話しかけて来たのだ。それに驚くシド。そしてウッディの合図に合わせてシドのオモチャ達がゾンビの様に迫って来たのだ。ウッディはシドにこれからはオモチャを大切にするよう伝える。シドは気味が悪くなりその場から逃げ去ってしまった。

映画『トイ・ストーリー』の結末・ラスト(ネタバレ)

ウッディ達はお互いを称え合い、バズは堅い握手を交わす。その時、アンディが家を去るのが聞こえた。必死に引っ越しのトラックを追いかけるウッディとバズ。何とか飛び乗ったのも束の間で、スカッドが追いかけてきた。引きずり降ろされそうになるウッディ。それをバズが引き離したが、彼はトラックから落ちてしまう。ウッディはトラックの荷台を開けてアンディのオモチャ達の中からラジコンカーを出す。他のオモチャ達はウッディが何をしようとしているのかが分からない。ウッディはラジコンカーを降ろしてバズの元へ操縦する。オモチャ達はウッディがまたオモチャを落としたと勘違いし、ウッディを攻撃し始める。ラジコンカーはバズを乗せてスカッドから全速力で逃げる。ウッディは仲間達の攻撃を受けながらも必死に操縦する。そして何とかラジコンカーはスカッドきら逃げ切ったのだ。一方ウッディはオモチャ達によってトラックから落とされてしまう。そこへ後ろからやって来たラジコンカーがウッディを乗せた。

バズと共にトラックを追いかけるウッディ。それを見たオモチャ達は自分達が間違っていた事を知り、2人を助けようとする。しかし後も少しの所でラジコンカーの電池が切れてしまった。落胆するウッディとバズ。その時、ロケットとマッチがある事に気付く。ところがマッチに火を着けるも車の風で消えてしまった。今度こそ完璧にダメだと倒れ込むウッディ。バズも落胆の色を隠せない。その時、バズのヘルメットで反射した日光がウッディの手を軽く焼き始めた。ウッディはその日光を利用し、ロケットに点火した。ロケットは猛スピードでトラック目掛けて飛んで行く。ラジコンカーをトラックに戻すとロケットは急上昇を始めた。バズは翼を出してロケットと自分達を切り離した。しかし、そのまま落下してしまったら2人は粉々だ。ウッディは目を覆う。その時、2人は宙を舞った。
ウッディは空を飛んでいる事に感激する。トラックを追い越した2人は無事にアンディの車の中に戻った。アンディは2人が戻ってきた事をとても喜んだ。

新しい家に引っ越したアンディ達。家ではクリスマスのプレゼントを開けていた。ウッディはどんなプレゼントが来てもバズには敵わないと話す。2人は親友になりお互いを認め合うようになったのだ。アンディがプレゼントを開けると中身は何と子犬だった。その報らせに驚きと笑顔を浮かべるウッディとバズであった。

映画『トイ・ストーリー』の感想・評価・レビュー

アンディの部屋でおもちゃ達が話し出す。人間がいない時のおもちゃ達の行動や考えが、とてもおもしろくコミカルに仕上がっている。
それぞれのキャラクターの個性も独特で、とても楽しめる映画になっている。
もし自分のおもちゃがこんな感じだったらと想像するだけで、とても楽しい気持ちになれるのではないだろうか。おもちゃの扱い方に関しても考えさせられる。おもちゃ同士の対立も見逃せない重要な要素になっていて、ドキドキが止まらない。(女性 30代)


幼いころから見続けた名作です。おもちゃのキャラクターたちはとてもかわいく魅力的で、彼らの大冒険はハラハラドキドキの連続です。個人的に大好きな点は、おもちゃたちが彼らの持ち主であるアンディのことを大好きなこと。アンディを喜ばせるために始めは仲違いしていたおもちゃたちが協力していく姿には胸を打たれるし、そのことは続編の感動へとも繋がります。おもちゃは決してただのモノではなく、子供たちにとって大切なイマージナリー・フレンドなんだということを思い出させてくれる素晴らしい作品だと思います。(男性 20代)


公開当時あたりに認知されるようになった「アイデンティティ」をテーマにした映画。その喪失と獲得を描いている。トイ・ストーリーはおもちゃたちが繰り広げる冒険の物語であるが、そこに込められたメッセージ性は深い。新たなおもちゃ、バズの登場から変わり始めるウッディとアンディの関係など、私たちが生きる上での人間関係や取り巻く環境の変化によっての自分自身の在り方を提起している。
この映画は一見魅力的で優しいおもちゃたちが繰り広げる会話やアドベンチャーが最高に面白く、完璧な映像とストーリーに仕上がっていて、子供や男性にファンが多いが、年月を追うごとに捉え方が変わる傑作であり、女性にもどんどん見て欲しい映画。(女性 30代)


何度見ても衝撃があり、子供ながらに考えさせられた映画であった。オモチャ達の意思や考えていることが手に取るように分かり、まるで犬や猫が喋っているような感覚にもなった。それぞれ考えていることのすれ違いや、新しいオモチャに嫉妬していたり、人間と同じような気持ちが表現しており、何年経っても面白いストーリーである。懐かしいなと感じながら鑑賞でき、また世代問わず楽しめる映画であるため、子供と一緒に見たいと感じた映画でもある。(女性 20代)


おもちゃの世界がこうだったらどんなに夢があるだろうかと、つい想像してしまう位楽しさに溢れている映画。とても個性的なキャラクターばかりが登場するが、キャラクター性がばらけているという所がよりおもちゃっぽい雰囲気があるので良いと思う。ストーリー的には、そこまでひねった内容ではないのだが、やはり幅広い世代が楽しむという意味では大正解なのだと思う。(男性 30代)


現在でも同作でシリーズが公開されるほど人気のある作品。ピクサー映画の代表と言っても過言ではないだろう。おもちゃたちが動く世界で、個性的なキャラクターたちがとても印象的だ。
きっと誰しも昔はお気に入りのおもちゃがあって、それを大切にしていた記憶があるのではないか。そのおもちゃたちが、新しくきたおもちゃに嫉妬したり、すれ違ったりするストーリーについつい感情移入してしまう。
これを観た後は、絶対におもちゃを大切にしたくなるし、過去に捨てたおもちゃのことを考えてしまう。子どもだけではなく、大人でも十分に楽しめる映画だと思う。(女性 20代)


小さい頃、弟とVHSが擦り切れるほど観た大好きな作品。もともと物を大切にするタイプでしたが、この『トイ・ストーリー』を観てからは更におもちゃを大切に大事に扱うようになりました。おもちゃが喋ってお友達のようにコミュニケーションが取れたらいいのになあ…。子供の頃、誰しも1度は考えましたよね。そんな夢が叶う作品。始まった瞬間の高揚感がたまらないんです。続編を観てから思うと、このころのウッディはかなり嫌なやつでしたね。
子供に夢を与え続けえくれるこの作品。大人になっても楽しめて、何度も何度も観たくなる大事な1本です。(女性 30代)


子供のころに見たきりだったが、大人になってから見ても変わらず面白かった。

バズ・ライトイヤーが自分はただのおもちゃであることに気づいてしまうくだり、子供のころは何も考えず「変な奴」と思っていたが、大人の視点で見るとこういう事って結構ある。自分は特別でオンリーワンだと思っていたのに、ありふれた人間の一人でしかなかったと気づかされた時。それでも、バズのように一歩踏み出せるかというところでとても考えさせられる。

英語も勿論良いが、日本語吹き替えの唐沢寿明と所ジョージがめちゃくちゃハマっていて作品の面白さを引き立てているように思える。(男性 30代)


アンディのお気に入りがバズに変わってしまい、嫉妬するウッディの姿に心が痛くなった。子供の頃って新しいおもちゃやお人形をプレゼントされると、そのおもちゃばかり使って遊んでいた記憶がある。前から持っていたおもちゃやお人形も、大切にしておけば良かったなと後悔した。
おもちゃが生きているという、夢のような楽しい作品ではある。でもそれだけではなくて、人として大切なことを学ばせてくれる作品だと感じた。大人から子供まで、幅広い年代の人の心に響く作品だと思う。(女性 30代)


今から20年以上も前の作品なんだということに驚かされる。初めて見たときは、自分のおもちゃたちもこんな風に生きていたらいいなぁとよく考えた。おもちゃたちがまるで人間のように悩んだりアイデンティティについて葛藤したりと、大人になってから改めて見ると彼らの悩む姿に共感してしまった。自分の存在について考えたり、仲間やおもちゃを大切にしようと思える映画なので、自分に子どもができたら、この映画を一緒に見ていろいろと教えてあげたいと思った。(女性 20代)

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みんなの感想・レビュー

  1. monta より:

    自分の大切にしているおもちゃが動くという、子供にとっても大人にとっても夢いっぱいのピクサー代表作。この作品を見た多くの子供たちはしばらくは自分の持つおもちゃが動くのではないかと覗いたり、隠れて見たであろうし、おもちゃをとっくに卒業し、もう身近では無くなった大人にとっても十分に感情移入できてしまう完成度の高い作品となっている。

    おもちゃの世界というあり得ない設定なのに、おもちゃなりのドラマがあって、大きな人間の世界で四苦八苦してる姿を見るとおもちゃを大事にしたい気持ちになるのは間違いない。

  2. イシダ より:

    世界的な大傑作です。誰もが通るべきとも言えます。こどもはもちろんのこと、大人もワクワクドキドキが止まらない素敵な作品です。また、このトイ・ストーリーはシリーズ通して何度観ても、新たな発見などがあり楽しめて素晴らしいです。どんなシーンも細かなところまで工夫して描いているのがピクサーの面白さで真骨頂とも言えるでしょう。まさにそんな真骨頂が随所にある作品の一つです。アンディもまだこの頃は幼かったな、とまるで親のような感覚にもなります。

  3. チーズ より:

    おもちゃ達の物語です。この映画を観ていると、遊ばなくなったからって簡単に捨てたらダメだなと思ってしまいます。きっと、この物語のようにおもちゃが喋れたら大切にして欲しいと思うからです。

    このおもちゃ達の持ち主は、本当におもちゃを大事にしていて名前を書いていたりしているのを見ると、私も子供頃大事にしていたかなと思い知らされます。

  4. 瑞季 より:

    ディズニー映画の中でもとても有名だが、私も何度も見ている作品で毎回泣くほど感動してしまう。
    家にいないときにおもちゃたちは動いているという独特な設定だが、おもちゃのキャラクターがみんな可愛くいつの間にか感情移入してしまって、一緒に切なくなったり嬉しくなったりしてしまう。

    この映画を見た後は家にあるぬいぐるみやおもちゃを今まで以上に大切に出来るようになると思うので、小さい子供たちに是非お勧めしたい作品だと思う。

  5. 匿名 より:

    この作品は、『借りぐらしのアリエッティ』と構造が非常に似ています。話が似ているのではなく、主人公たちの置かれている状況が似ているのです。主人公たちのキャラクターに製作陣が抱える悩みが投影されているのです。
    アリエッティだと、宮﨑駿という大きすぎる存在のモトでプレッシャーに耐えながら働くスタッフたちの悩み。トイ・ストーリーは、これまでアニメにうつつを抜かしていたスタッフたちに子どもができ、子どもとどう接したらいいのかわからないという悩み。アリエッティは上手く表現できていませんが、トイ・ストーリーでは見事に表現できています。
    子どもとどう接したらいいのかわからないうちに他の娯楽・おもちゃに子どもの興味が移ってしまう恐怖をウッディとバズが置かれる状況で表現しているのです。これが上手く表現できているからこそ、大人の心にも響く話が出来上がったのだといえるでしょう。

  6. 匿名 より:

    監督のジョン・ラセターは今やアメリカでナンバーワンのアニメーション監督です。彼は宮﨑駿を心の底から尊敬しています。宮﨑駿の魅力的なキャラクター作りを徹底的に学んだ成果が本作で発揮されているんです。
    ウッディの仲間たちはとても魅力的で、一度見たら忘れられないでしょう?ジョン・ラセターは『となりのトトロ』の大ファンで、トトロを参考にキャラクターづくりをしたと言われているんです。アニメーションは実写以上にキャラクターの造形が重要です。子どもがメインターゲットの映画ならなおさら。
    トイ・ストーリーは最も優れたキャラクター造形の力で成り立っている映画だと言えます。それぞれが魅力的で、餅ギャグがあって、共感できる。これ以上のアニメーション映画は数えるほどしか無いですよ。

  7. 匿名 より:

    『トイ・ストーリー』は文句のつけようがない、アニメーション界に残る大傑作です。続編で少しつまづきますが、『3』がとんでもない大傑作なので、面目躍如といったところでしょう。
    ピクサーの映画には常に制作スタッフたちの人生が投影されているのです。『トイ・ストーリー』シリーズはオタクな保護者とその子どもの関係がメインになっているため、子供だけでなくおとなも楽しめる上質なエンターテイメント作品に仕上がっています。全ての保護者は、『トイ・ストーリー』シリーズを子どもに見せる義務があるとさえ思うのです。それほどの大傑作。見応え充分の素晴らしいアニメーション映画です。子どもと感想を飛ばし合うのも楽しいでしょうね。子どもがいない人にとっては疑似体験をさせてくれるいい映画です。