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映画『トレジャー・ハンターズ』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『トレジャー・ハンターズ』の概要:ダン、ジェリー、トム、ビリーは幼い頃から仲が良かった。30歳になったとき、ビリーがパラサーフィン中の事故で亡くなったという知らせが入る。ダン達は葬儀に参列した後、懐かしの秘密基地まで足を運んだ。

映画『トレジャー・ハンターズ』の作品情報

トレジャー・ハンターズ

製作年:2004年
上映時間:99分
ジャンル:アクション、コメディ
監督:スティーヴン・ブリル
キャスト:セス・グリーン、マシュー・リラード、ダックス・シェパード、バート・レイノルズ etc

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映画『トレジャー・ハンターズ』の登場人物(キャスト)

ダン(セス・グリーン)
30歳。医師。喘息のため、吸入器をいつも持ち歩いている。気が弱い性格。
ジェリー(マシュー・リラード)
30歳。ダンとトムの幼馴染。仕事に情熱を見出せない。サーフィンをしているときが一番の幸せ。恋人(デニース)がいるが、うまくいっていない。
トム(ダックス・シェパード)
30歳。ダンとジェリーの幼馴染。女好き。自由気ままに生きている。嘘をよく吐く。
デル(バート・レイノルズ)
ハイジャック犯(D.B.クーパー)の親友。30年間、山で暮らしている。

映画『トレジャー・ハンターズ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『トレジャー・ハンターズ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『トレジャー・ハンターズ』のあらすじ【起】

ダン、ジェリー、トム、ビリーは幼い頃から仲が良かった。30歳。トムは女性関係で揉めていた。ジェリーは仕事に情熱を見いだせず、会議中に居眠りしていた。さらに、初デートをした記念日を忘れて恋人のデニースと喧嘩していた。ダンは医者になっていたが、勇気がなく気になる女性もデートに誘えない状態だった。そんな彼らの元に、ビリーがパラサーフィン中の事故で亡くなったという知らせが入る。

ダン、ジェリー、トムはビリーの葬儀に参列した。生前、ビリーはエベレストの山に登ったり牛と駆けっこしたり、何でも挑戦する命知らずで大きな男だった。さらに、女性にもよくモテており、葬儀にはたくさんの女性が駆けつけていた。

ダン達は子供の頃に作った秘密基地を訪れた。基地の中はそのまま残っており、D.B.クーパーと書かれた宝箱があった。D.B.クーパーはハイジャック犯で、金を奪ってパラシュート降下を行った人物だった。警察が捜索したが未だに行方が分かっていなかった。クーパーの金を探すのが、ビリーの夢だった。宝箱の中を確認すると、クーパーの着地点を示す地図が入っていた。その地図は新しく、ビリーが最近宝箱に加えたことが分かった。ビリーは金を探すのを諦めていなかったのだ。ジェリー達は嫌がるダンを説得し、バカなことをやる最後のチャンスとして金を探しに行くことにした。

映画『トレジャー・ハンターズ』のあらすじ【承】

ダン達は田舎町を抜け、カヌーに乗って川を下った。皆は川を泳いでいる魚を眺めたり森の中にいる動物達を眺めたり、楽しい時間を過ごした。日が暮れたため、陸地に降りてたき火をした。ジェリーは仕事に対しての不満を、ふと漏らした。一番幸せを感じられるのは、サーフィンをやっているときだけだった。そして、心配事や責任を忘れて3人で旅をしている今の時間も幸せだった。

熊が現れた。熊はダンのことを子熊だと誤解し、巣に連れて行ってしまう。ダンは隙を突いて逃げ出し、ジェリー達と木の上に登った。熊はダン達の荷物を漁り、携帯を食べてしまう。一晩経っても、熊は木の下から動かなかった。だが、朝になったとき、激しい物音が聞こえてきて熊が逃げていった。音が聞こえた場所に行くと、2人組の男(エルウッドとデニス)が爆弾を使って魚を獲っていた。ダン達はエルウッド達の存在を避けて旅を続行することにした。

急流によってカヌーが転覆してしまい、荷物が全部流されてしまう。さらに、滝から落ちたため、カヌーが粉々になってしまう。ダンは家に帰りたいと思うが、帰るための手段がなかった。ダン達はビリーの形見のコンパスを頼りに、森の中を彷徨い歩いた。

ダン達は明かりが点いている小屋を発見する。だが、その小屋にいたのは、エルウッド達だった。エルウッド達は銃を持っており、大麻を多数所有していた。危険を感じたダン達は逃げようとするが、エルウッド達に見つかってしまう。エルウッド達は大麻を見たダン達を始末するため、銃を乱射しながら追いかけた。

映画『トレジャー・ハンターズ』のあらすじ【転】

ダン達は逃げている途中で、大きな大麻畑を見つける。そこには、エルウッド達が仕込んだ照明弾があった。だが、仕込み過ぎていて、畑に火が引火してしまう。ダン達は大麻の煙を吸ってしまい、ハイテンションになりながら逃げた。次の日、エルウッド達は焼け野原になってしまった大麻畑を見て、激しく腹を立てた。

恐ろしい目に遭ったダンは、ジェリー達を責めてしまう。その時、トムが撃たれて腕を怪我していることに気づく。ダンは怒りを収め、傷の手当てをした。ジェリーはダンを巻き込んだことを謝罪し、町に戻ったときにトムが儲けたお金で一杯やろうと誘った。だが、トムがハーレーを売って儲けたという話は嘘だった。ギャンブルに失敗し、お金を失っていた。ダン達は人生には色々な可能性があると言ってトムを励ました。

ダン達は木に登り、道を探すことにした。トムが木に登って周囲を確認していると、女性達が水浴びしているのが見えた。彼女達(フラワーとバタフライ)は木の上で生活していた。ダン達はフラワー達の助けを借り、無線で救助を求めた。しかし、無線で話していたのは救助隊員ではなくエルウッド達だった。

映画『トレジャー・ハンターズ』の結末・ラスト(ネタバレ)

エルウッド達が現れた。ダン達はエルウッド達が乗っていたバイクの1つを盗んで逃げるが、川の中に落ちてしまう。岸まで泳いだ後、森の中を彷徨い歩いた。すると、雨が降ってきた。ダン達は身を寄せ合って暖を取った。その時、銃を持った男が現れる。男はダン達に小屋までついてくるよう指示した。

男の名はデルで、D・Bの親友だった。デルはダン達を傷つける気はなく、D・Bの計画について詳しく話して聞かせた。飛行機からパラシュートで「赤い悪魔の屋根」と呼ばれる場所の北西3度の地点に降下し、デルと落ち合ってリオに高飛びする計画だった。しかし、猛吹雪で視界がゼロになってしまい、金もD・Bの行方も分からなくなってしまった。デルは山を下りずに30年間もその場に留まっていた。始めは幸せに暮らしていたが、今は長く留まったことを後悔し下山することを望んでいた。デルは金を失っても働けば取り戻せるが、時間は取り戻せないのだと3人に忠告した。

ジェリーは熊の糞に埋もれた携帯を発見し、デニースに電話した。留守番電話の応答メッセージが流れ、デニースが別れを選んだことを知る。ジェリーがショックを受けているとき、エルウッド達が銃を乱射してきた。デルが銃を撃ってエルウッド達を追い返している間に、ジェリー達は逃げ出した。その過程で、穴に落ちてしまう。そこには、D・Bの遺体とライターがあった。D・Bはパラシュートで降下したときに足を折り、穴から出られなくなってしまったのだ。そして、紙幣を燃やして亡くなっていた。ジェリーは生き延びることこそがお宝だと悟り、ダン達と一緒に子供の頃のお宝を置いて帰ることにした。

ダン達は穴から伸びる小さな坑道を見つける。そこは小柄なダンしか入れなかった。暗くて狭いところが苦手なダンは、恐怖に震えながら進んだ。ジェリー達は歌を歌ってダンを励ました。ダンは外へと脱出するが、歌を聞いたエルウッド達が来てしまう。ダンは背後からエルウッド達を殴って穴に落とした。ジェリー達はエルウッド達と戦った。そこに、保安官が駆けつける。

ダン達は外に脱出した。しかし、保安官はエルウッド達の味方だった。ダンは落ちていた手榴弾を拾い、ジェリーに渡した。ジェリーは手榴弾を投げるが当たらなかった。しかし、木が折れ、エルウッド達は下敷きになった。その後、エルウッド達は逮捕され、州最大の麻薬組織の逮捕に貢献したとしてダン達は褒め称えられた。デルはD・Bの遺体と下山し、ダン達に荷物を渡した。その中に入っていたのは、D・Bのパラシュートとお金だった。D・Bはデルの分だけ燃やさなかったのだ。ジェリーとダンはトムにお金を譲り、借金の返済に充てさせた。

ジェリーはデニースにプロポーズした。デニースは喜んで受け入れた。ダムはフラワーとベッドを共にした。トムは借金を返済し、ボーイスカウトの隊長になった。そして、子供達に冒険のことを話して聞かせた。

映画『トレジャー・ハンターズ』の感想・評価・レビュー

ダン達の決して壊れない友情が微笑ましかった。喧嘩をすることがあっても、落ち着いたらきちんと謝罪してわだかまりもなく一緒にいるところが羨ましかった。少年の頃とはまた違い、大人だからこそ抱える悩みにスポットが当てられているのが良かったと思う。ダン達はこの旅を通して成長したというよりも、しがらみを吹っ切ったような印象を受けた。その姿が清々しくて、後味の良い映画だったと思う。エルウッド達は悪い奴だったが、ドジなところがあったので憎めない人達だった。(MIHOシネマ編集部)


仕事のことは忘れて、恋人家族からも一旦離れて、心の奥にある童心をさらけ出して、お宝探しに行こうぜ!大人になってからのこういうノリは好きですよ。自分の心の乾いた部分を潤すために、1年に1回また見返したくなる作品です。悪ノリとコメディがちゃんと噛み合ってて、笑う場面が沢山あります。個人的に薬を決めるシーンが馬鹿過ぎて好きです(笑)。そして意外にも友情の良さを感じる物語であったことも、ホノボノとできて良いです。(男性 20代)

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