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映画『劇場版 TRIGUN Badlands Rumble』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『劇場版 TRIGUN Badlands Rumble』の概要:『血界戦線』なども有名な漫画家、内藤泰弘のもう一つの代表作。根強い人気を誇る今作が、なんとアニメ終了から12年の時を経て劇場版アニメ化!ヴァッシュが今回も騒動を巻き起こす。

映画『劇場版 TRIGUN Badlands Rumble』の作品情報

劇場版 TRIGUN Badlands Rumble

製作年:2010年
上映時間:90分
ジャンル:アニメ、アクション
監督:西村聡
キャスト:小野坂昌也、速水奨、鶴ひろみ、雪野五月 etc

映画『劇場版 TRIGUN Badlands Rumble』の登場人物(キャスト)

ヴァッシュ・ザ・スタンピード(小野坂昌也)
訪れる先々で度々トラブルを起こすため、人間でありながら局地災害指定を受けている人物。600億 $ $の賞金首で、人間台風と呼ばれ恐れられている。
メリル・ストライフ(鶴ひろみ)
ベルナルデリ保険協会の災害調査員。事あるごとに現れるヴァッシュに頭を抱えている。仕事に対して真面目な女性。
ミリィ・トンプソン(雪野五月)
ベルナルデリ保険協会の災害調査員で、メリルの部下。常に笑顔を浮かべる反面、巨大な武器を持ち歩いている。
ニコラス・D・ウルフウッド(速水奨)
ヴァッシュとは旧知の仲の人物。牧師でありながら巨大な銃を所持するとんでもない人物。エセ関西弁を使う。
ガスバック・ガロン・ゲッタウェイ(磯部勉)
一流の強盗として名を馳せる屈強な男。盗みに対して強い美意識を持ち、その美学を怪我したものを決して許さない。
アメリア・アン・マクフライ(坂本真綾)
ヴァッシュが旅の途中で出会った女性賞金稼ぎ。ガスバックに対してなぜか強い恨みを抱いている。

映画『劇場版 TRIGUN Badlands Rumble』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『劇場版 TRIGUN Badlands Rumble』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『劇場版 TRIGUN Badlands Rumble』のあらすじ【起】

今から遡ること20年前、とある銀行が強盗に遭っていた。その犯人の名前はガスバック・ガロン・ゲッタウェイ。当時世間を震撼させていた大強盗である。しかし、そんなガスバックにも突如危機が訪れる。なんと、彼の部下であるケブラー、ドリーノ、メチーオが彼を裏切ったのである。

絶体絶命のガスバック。しかし、そんな彼は一人の男に助けられる。その男の名前はヴァッシュ・ザ・スタンピード。彼が訪れた場所はいずれも壊滅的な被害を受けると言われており、そんなヴァッシュにつけられた通称は『人間台風(ヒューマノイド・タイフーン)』。なんと、人類史上初の局地災害指定を国から受けた600億$ $もの賞金首である。

しかし、当の彼はかなりのお人好しで、彼がガスバックを助けた理由も「生きてる方がよくない?」というものだった。ヴァッシュの手助けによって命拾いしたガスバックは、自身を裏切った部下をボコボコにすると、警察が詰めかけるその場から逃げ去ったのであった。

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映画『劇場版 TRIGUN Badlands Rumble』のあらすじ【承】

そして、それから20年の時が経過した。その20年の間に、ガスバックの部下元三人は、汚い手を使ってそれぞれがそれなりのポジションにまで成り上がっていた。しかし、自由気ままな生活を送っていたドリーノ、メチーオの元に、新たな仲間と共に未だに強盗業を続けているガスバックが現れたのである。ガスバックは強盗の仕事に対して強い美学を抱いており、かつて自身の美学を踏みにじった彼らを許してはいなかったのだ。

ガスバックに全てを奪われた二人は、慌ててケプラーの元へと逃げ込んだ。ケプラーは今ではマッカシティという街の市長の座に就いていた。ケプラーは街に建設した自らの銅像に多額の保険金をかけており、その銅像を守るためにベルナルデリ保険協会からメリルとミリィが派遣される。

一方、ガスバックがマッカシティに現れるという噂は、多くの賞金稼ぎの耳に届いていた。そして、今や高齢となった伝説の強盗であるガスバックを捕まえるべく、多くの賞金稼ぎ達がマッカシティを目指していたのだった。

映画『劇場版 TRIGUN Badlands Rumble』のあらすじ【転】

マッカシティを目指す蒸気船の中に、なんとあのヴァッシュの姿もあった。そして、ヴァッシュは船の中で一人の女性と出会う。彼女の名前はアメリア・アン・マクフライ。まだ19歳という若さでありながら、中々の実力を誇る女賞金稼ぎである。

彼女はガスバックのせいで母親が死んだ、とガスバックに対して強い恨みを抱いていた。また、20年前ガスバックのことを助けた人物がいることを知り、その人物のことも憎んでいたのだった。ヴァッシュがそれが自分であることを打ち明けられないまま、とうとうガスバックがマッカシティに現れた。

仲間と共にガスバックが狙ったのは、マッカシティの電力の全てを支えるプラント。プラントを奪い立ち去っていくガスバックを、アメリアやヴァッシュを含む賞金稼ぎ達は追いかける。しかし、その最中、ヴァッシュがガスバックの手下の凶弾に倒れてしまうのだった。そして、アメリアやヴァッシュの腐れ縁であるウルフウッドの必死の救出作業にも関わらず、ヴァッシュは砂に飲まれてしまう。

映画『劇場版 TRIGUN Badlands Rumble』の結末・ラスト(ネタバレ)

ヴァッシュこそが例の20年前ガスバックを助けた張本人であることを知ったアメリアだが、どうしてもヴァッシュのことを恨みきれずにいた。そして、アメリアはウルフウッドと共に、プラントを取り戻すべくガスバックの元へと向かうのだった。しかし、あと一歩というところでアメリアが敵に捕まってしまう。

絶体絶命、そんな時。なんと死んだはずのヴァッシュが現れアメリアを救ったのだ。奇跡的に助かったというヴァッシュとガスバックの、最後の戦いが始まる。しかし、ヴァッシュは人間台風の異名を持つ凄腕のガンマンである。勝負はヴァッシュの勝利で決着が着く。そして、衝撃的な事実が明らかになる。なんと、アメリアはガスバックの娘だったのだ。

ガスバックの唯一愛した相手であるアメリアの母親は、ガスバックと共に強盗をすることを拒み、一人残りアメリアを育ててきた。しかし、ガスバックの妻である彼女への世間の風当たりは厳しく、病に伏せた彼女はそのまま命を落としてしまったのだ。そのことからガスバックを恨み続けていたアメリアであるが、ヴァッシュと関わるうちにガスバックを許す決心をする。そして、とうとうガスバックはお縄につき、ヴァッシュは再びあてのない旅に出るのだった。

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