12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』

映画『冷たい月を抱く女』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『冷たい月を抱く女』の概要:高校時代の同級生に再会したことにより、大学で働く学長補佐の幸せな夫婦生活が崩れていく様子を描いたサスペンス映画。アレック・ボールドウィンとニコール・キッドマンの共演作。

映画『冷たい月を抱く女』の作品情報

冷たい月を抱く女

製作年:1993年
上映時間:106分
ジャンル:サスペンス、ミステリー
監督:ハロルド・ベッカー
キャスト:ニコール・キッドマン、アレック・ボールドウィン、ビル・プルマン、ビービー・ニューワース etc

映画『冷たい月を抱く女』をフルで無料視聴できる動画配信一覧

映画『冷たい月を抱く女』をフル視聴できる動画配信サービス(VOD)の一覧です。各動画配信サービスには2週間~31日間の無料お試し期間があり、期間内の解約であれば料金は発生しません。無料期間で気になる映画を今すぐ見ちゃいましょう!
U-NEXT
Hulu ×
Amazonビデオ ×
dTV ×
TELASA ×
TSUTAYA DISCAS ×
ビデオマーケット ×
Netflix ×

※動画の配信情報は2022年5月時点のものです。配信状況により無料ではない場合があります。最新の配信状況は各動画配信サービス(VOD)の公式サイトでご確認ください。

映画『冷たい月を抱く女』の登場人物(キャスト)

ジェッド・ヒル(アレック・ボールドウィン)
天才外科医。アンディの高校時代の同級生で、アンディが勤める大学の大学病院に赴任してくる。女たらしで高慢な側面がある。
トレイシー・ケンシンガー(ニコール・キッドマン)
アンディの美人妻。大学病院の小児科病棟でボランティアをしている。定期的な腹痛に苦しんでいる。アンディに母が死んだと説明している。
アンディ・セイフィアン(ビル・プルマン)
大学の学長補佐をしており、大学で起きている連続強姦事件の対応に追われている。ジェッドとの再会を喜び、自宅3階を貸し出す。
ダナ・ハリス(ビビ・ニューワース)
大学の連続強姦事件を捜査している女刑事。被害者全員が事件直前にアンディと会っていたことから疑いの目を向ける。

映画『冷たい月を抱く女』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『冷たい月を抱く女』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『冷たい月を抱く女』のあらすじ【起】

アンディが学長補佐を務める大学で、女子学生が強姦される事件が連続して起こる。アンディは大学の警備を増強してもらえない不満をダナにぶつける。一方、新たに大学病院に赴任してきたジェッドは被害女性の命を救う。アンディはジェッドに容体を確認し、ジェットが高校時代の同級生であることに気付く。そしてアンディは妻のトレイシーをジェッドに紹介する。

アンディはトレイシーが男に送られて帰宅してきたのを見て嫉妬するが、トレイシーは相手が死んだ母親の遺産整理を担当する弁護士だと説明する。その晩、アンディとトレイシーは愛し合うが、隣家に暮らす子供の視線が気になってしまう。アンディはジェッドと昼食に出掛け、トレイシーが腹痛に苦しんでおり、リリアンフィールドという医師に診てもらっていることを説明する。そしてアンディは空いている自宅3階をジェッドに貸すことにする。アンディは試験に遅刻した女子大生に生徒指導を行う。そこにダナが現れ、連続強姦事件の犯人が授業スケジュールを把握している内部の犯行である可能性を指摘する。

映画『冷たい月を抱く女』のあらすじ【承】

ジェッドが女性を連れ込むようになり、アンディとトレイシーは眠れない夜を過ごす。アンディは遅刻をした女子大生が学校に現れずに心配になる。そして自宅まで様子を見に行くことし、裏庭で女子大生の遺体を発見する。連続強姦事件の被害者全員がアンディに会っており、犯人の血液型とも一致していることからアンディが容疑者として疑われる。そのためダナはアンディに精子の提供を求める。

腹痛が酷くなり、トレイシーは救急車を呼ぶ。ジェッドはポケベルの呼び出しを受け、病院に駆け付ける。トレイシーが卵巣から出血しており危険な状態だった上に、妊娠していることが判明する。ジェッドは問題の卵巣を摘出するが、更に手術後にもう一方の卵巣の表面が壊死しているのが見付かる。命の危険もあることからジェッドはアンディに事情を説明し、摘出の許可をもらった上で手術を続行する。しかし、精密検査の結果、卵巣が実は正常であったことが判明する。ジェッドは潔くそのことを公表する。トレイシーはジェッドを訴え、アンディの元を去ってしまう。

映画『冷たい月を抱く女』のあらすじ【転】

示談の協議の場でハーバード大の医学博士がジェッドの有能振りを証言する。しかし、トレイシーの弁護士は医学博士がジェッドの高慢さから自分の後任に選ばなかったことを指摘する。ジェッドの立場は不利になり、保険から2000万ドルの損害賠償金が支払われることになる。アンディは備品庫まで電球を取りに行こうとして、用務員室の明かりに気付く。室内に入ったアンディはそこで女子大生の髪の毛の束を見付ける。用務員が強姦事件の犯人だったのだ。戻って来た用務員がアンディに襲い掛かるが、アンディは相手を消化器で殴り倒す。

アンディはダナと飲みに行き、トレイシーの妊娠を知った瞬間が如何に幸せだったかを打ち明ける。そこでダナは検査の結果、アンディが無精子症だったことを教える。アンディはトレイシーの弁護士が怪しいと睨むが、弁護士はトレイシーとの関係を否定し、トレイシーの母親が生きていることを漏らす。アンディが母親に会いに行くと、母親はトレイシーが詐欺を繰り返していたことを打ち明ける。

映画『冷たい月を抱く女』の結末・ラスト(ネタバレ)

アンディはトレイシーが診断を受けていたリリアンフィールド医師の住所を調べ、自宅に侵入する。するとそこにトレイシーとジェッドが戻って来る。何とリリアンフィールド医師とはジェッドのことだったのだ。そのまま自宅に戻ったアンディはトレイシーが打っていた注射針を見付ける。アンディはその注射針をジェッドとトレイシーのベッドに仕組み、ジェッドはアンディに陰謀がばれたことに気付く。

トレイシーはアンディと会い、アンディは注射針の薬品を大量摂取すると卵巣嚢腫になることを指摘する。そして隣家の子供がトレイシーの摂取の瞬間を目撃していたと明かす。窮地に立たされたトレイシーは子供を殺すようにジェッドに提案する。ジェッドはそれを拒み、トレイシーに撃ち殺されてしまう。夜中になり、トレイシーは隣家に侵入する。しかし、子供部屋には人形が置かれており、アンディが姿を現す。アンディが仕掛けた罠だったのだ。トレイシーはアンディに飛び掛かるが、ダナに取り押さえられる。隣家に子供が帰ってくるが、実は子供は盲目だった。事件が解決し、ダナはアンディを飲みに誘う。

映画『冷たい月を抱く女』の感想・評価・レビュー

連続強姦事件を軸に物語が進行と思わせておいて、予想外の展開が待ち構えている良質のサスペンス映画。ニコール・キッドマンの悪女役が光っており、美人ヒロインが定着していたイメージを打ち壊すのに成功している。また、良い人役がぴったりのビル・プルマンがアンディを演じることで、観客がアンディの心情に寄り添いやすくなっている。傑作という程ではないが、不満を抱くような要素も見当たらず、週末の暇潰しに最適だ。(MIHOシネマ編集部)

みんなの感想・レビュー