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映画『UFO 侵略』あらすじネタバレ結末と感想

映画『UFO 侵略』の概要:2011年のイギリスの映画で、友人達で過ごしていたマイケル(ショーン・ブロスナン)達が謎の停電や地震をきっかけにUFOの出現を目にし、避難しながら皆と真相に向き合っていく姿を描いている。

映画『UFO 侵略』 作品情報

UFO 侵略

  • 製作年:2011年
  • 上映時間:95分
  • ジャンル:SF
  • 監督:ドミニク・バーンズ
  • キャスト:ショーン・ブロスナン、ビアンカ・ブリー、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、サイモン・フィリップス etc

映画『UFO 侵略』 評価

  • 点数:50点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

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映画『UFO 侵略』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)

映画『UFO 侵略』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『UFO 侵略』 あらすじ【起・承】

マイケル(ショーン・ブロスナン)はクラブでキャリー(ビアンカ・ブリー)をクラブでナンパし、親友であるロビンの家に。
ロビンは少し前に親を亡くし、ダナの面倒も見ている上に2人は結婚する予定だった。
失恋後で未練たらたら状態のビンセントも含め、皆で楽しく過ごしていたが、ある日停電や地震が起こり、誰の携帯も圏外で使えなくなっていた。しかも時計までもが12時36分で皆の物が止まっていたのだ。

近所の人に聞いてもラジオすら使えない状態で、不審に感じたマイケルはキャリーと一緒にスーパーのスタッフをする友人の元へと顔を見せる。

途中、浮浪者かと思われた人物に絡まれ、執拗に「24と36がキーワードだ」「マタイの」「紫色には気をつけろ」など謎の言葉ではやし立てられ不安は募る一方。

停電でもどうにか明るく振舞うビンセントのお陰で楽しく過ごしていたが、ある朝外に寝巻き姿のまま出てみると、空には大きな宇宙船が浮かんでいた。
何の情報も得られないため、彼らは自分達だけで避難など備える事を考える。

まずは、知り合いのいるマーケットに物資を調達しに行くが、考える事は同じ様で沢山の人間が押しかけていた。
人種の差別で絡まれている女性なども居て、現場は険悪なムードが漂っていた。
知り合いを見つけ声をかけると、「停電」のせいでレジなど含め使えない為スーパーは開けられないと言うのだ。
知り合いと見込んで裏口からひっそり入れてもらったが、並んでいた人々にばれてしまいどうにか店内から脱出する。

車に荷物を積み、早く家に戻ろうと言う矢先、2人組の男に絡まれ物資や車を引き渡す様脅される。
しかし銃をけしかけマイケルは反撃、そのまま男達は観念しその間に家に戻る。
現場ではすでに人間の暴動や略奪が始まっていた。
病院が機能しているかも危ないし、何より電話がかけられない状態で何かあったとしても救急車も呼べない状況になっていた。

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映画『UFO 侵略』 結末・ラスト(ネタバレ)

次は逃げる為の車の給油と思い、マイケルとキャリーはガソリンスタンドへと向かうが、店員曰く「停電してすぐに軍がやってきてガソリンは無い」と告げる。
しょうがなく帰る途中に車と接触事故を起こしてしまった。
男の方は、瀕死の状態で、キャリーはまだ生きている!助けようと掛け合うが、マイケルは相手の為になるからと止めの如く男性を殺してしまう。
ガソリンが事故車からもれているので早く逃げようと急かすマイケルに、キャリーはまだ子供が乗っている!と助けを請う。

どうにか少女を助けだし、薬屋に向かった2人。しかしそこでは軍人が入り口を守っていた。うっすら目を覚ました少女の「紫色が、気を付けて」と言う呟きをきっかけに強固な態度だった軍人は薬屋に入れてくれる。
しかし少女を撃とうとした為、マイケルは戦う事になり、途中で参戦したキャリーと一緒にその男を殺してしまう。
一方停電でパニック状態のダナは、外に出た途端軍人2人に助けてもらった事がきっかけで、合流したマイケル、キャリー、ロビン、ダナ、ビンセントと一緒に、マイケルの叔父のジョージの家に向かう事にした。
その時、以前浮浪者の様な、絡んできた男性が再び現れその時の流れ弾でロビンが死んでしまう。

ショックを受けつつも、物資も備えもあるジョージの元に軍人2人の車で向かった一行。
ジョージは前から宇宙人の存在を危惧し、色々準備をしていた。
宇宙人は既に紛れ込んでいて太ももの内側に紫色の印が有る、という話になりキャリーが疑われてしまう。

自分が確認すると名乗り出たマイケルは一瞬でキャリーに撃たれてしまう。
キャリーはダナを人質にとり、逃走。
UFOで攻撃して来るようになり、ジョージを瞬殺、そのままダン達は逃げると郡の攻撃とUFOの戦いが空中で始まった。

しかし逃げている途中で、ビンセントは「もうロビンも居ないし前からダナが気になっていた」と迫ってきた。こんな時に非常識と感じたダナだが、逆上した便箋とが攻撃して来た、血まみれになるダナを見て、軍人のケニーはビンセントを殴り倒す。
しかし気が付くと停電が解消され、TVが映るがそこにはアナウンサーとしてのキャリーの姿が。
もう侵略は始まっている事に絶望するダナ達がいた。

映画『UFO 侵略』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『UFO 侵略』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

いざと言う時の人間心理

タイトルからは裏切られるかの様な内容で、エイリアンとの戦いなどは無い為熱い物語では無い。
地震や停電が始まりとなって、空にUFOが出現し、そこから情報も途絶え、物資も足りない状態になった時の人の心理をメインに描いている作品と言える。
戦いを期待して見ると残念な結果になる上に、カップル達の人間関係の方が話の中でも目立つので予想とはだいぶ違う内容と感じる人も少なくないかもしれない。
侵略と言えば侵略だが、そこに至るまでの人々のパニック心理を描いている映画と言える。
物資の買い出し先での暴動、略奪は自然に観えるが、結局郡がどこまで状況を握っているのかなどラストまで何となくモヤがかかったままの終わり方になってしまっている。
主人公やせっかく出て来たジョージも、あっけなく殺されてしまうなど、ファンががっかりする死に方もあるので、おおらかな気持ちで観た方が良いと言える。

展開がスローペース

今回の映画の要とも言える、「宇宙人襲来に備えていた元特殊作戦隊だった叔父に当たるジョージ」の登場が物語の終盤に出てくるので、そこまでは人間ドラマ状態の内容なので結構だれてしまう。
停電の為しょうがないかもしれないが、暗闇のシーンが多く、観難いと感じてしまうシーンも2~3割を占めている。
暗闇シーンも悪くないが、怪しい存在を暗闇の中に匂わすのともまた違った感じだったので少し分かりにくいと感じた。
最初の方も、車に給油しに行った際に事故で怪我した少女の為に薬屋に行っての戦いがあるのだが、なぜあんなに肉弾戦に時間をとるのかが意図の分かりにくい映画であった。

映画『UFO 侵略』 まとめ

注目するのは今回の主役が、マイケル役の(ショーン・ブロスナン)とキャリー役(ビアンカ・ブリー)での2世俳優を主役としている所と言える。
残念ながら内容自体はエイリアンと期待する様なバトルの模様はほぼ無く、遠くの円盤を眺める状態の遠いお話の様になってしまっている。
UFOより、それに遭遇したときの人間心理の方に重きを置いているので、人間関係ドラマ状態のストーリーになっている。
これだと別にUFOでなくても、自然災害に遭遇した際の人間の陥るパニックと同じ様な現象を描いているだけなのであまり目新しさは無いかもしれない。

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