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映画『アンクル・ドリュー』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『アンクル・ドリュー』の概要:ダックスはある出来事からバスケットボールの選手になる夢を諦め、ストリートバスケットボールチームのコーチの道に進んだ。しかし、因縁の相手であるムーキーに、選手達を引き抜かれてしまう。そんな時、元スター選手のアンクル・ドリューと出会う。

映画『アンクル・ドリュー』の作品情報

アンクル・ドリュー

製作年:2018年
上映時間:103分
ジャンル:コメディ
監督:チャールズ・ストーン三世
キャスト:カイリー・アーヴィング、リルレル・ハウリー、シャキール・オニール、クリス・ウェバー etc

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映画『アンクル・ドリュー』の登場人物(キャスト)

アンクル・ドリュー(カイリー・アーヴィング)
ストリートバスケットの元スター選手。ある問題を起こし、消息を絶つ。プライドが高く、こだわりが強い一面がある。
ダックス・ウィンスロー(リルレル・ハウリー)
孤児院で育つ。マイケル・ジョーダンに強い憧れを抱き、バスケットボール選手を目指す。しかし、試合中にボールをブロックされた経験がトラウマとなり、夢を諦める。現在は靴屋で働く傍ら、ストリートバスケットチームのコーチとなる。
ビッグ・フェラ(シャキール・オニール)
ドリューと同じチームに所属していた。現在は道場を開き、子供達に武術を教えている。ある出来事がきっかけで、ドリューと険悪な関係になる。
ムーキー・バス(ニック・クロール)
ダックスの因縁の相手。ストリートバスケットチームのコーチ。卑怯な手段を厭わない人物。ラッカーで行われた大会で、7回優勝したことがある。

映画『アンクル・ドリュー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『アンクル・ドリュー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『アンクル・ドリュー』のあらすじ【起】

ニューヨークのハーレムの一角にあるバスケットコート、ラッカー・パーク。そこは数々の伝説が生まれた場所だった。そこで戦う選手の中でも、ひときわ存在感を放っていたのがアンクル・ドリューだった。ドリューが所属するチーム「ハーレム・バケッツ」は、1968年に開催されたラッカー・クラシック大会で勝ち進んだ。しかし、ドリューがチームメイトの恋人を寝取り、問題を起こす。「ハーレム・バケッツ」は決勝戦に現れず、ドリューは消息を絶った。

孤児院にいたダックスは、孤独を抱えていた。そんな時、マイケル・ジョーダンの試合をテレビで見る。ダックスはジョーダンに強い憧れを抱き、選手になる夢を見た。しかし、試合でスリーポイントを決める瞬間、ムーキー・バスという選手にブロックされてしまいトラウマとなる。ダックスは選手になる夢を諦め、ストリートバスケチームのコーチになった。

ダックスは選手に高級靴を贈り、必死に繋ぎとめようとした。しかし、ムーキーに選手達を奪われてしまう。せめて靴だけでも取り戻そうと暴れるが、その様子がテレビで報道されて笑い者になる。ダックスは恋人のジェスに愛想を尽かされ、家を追い出された。ダックスの居場所はどこにもなかった。

ダックスはチームに入ってくれる選手を探すが、なかなか見つからなかった。そんな時、老人となった現在でも素晴らしいプレーを見せるドリューと出会う。ダックスはドリューに助けを求めた。ドリューはダックスを受け入れ、1つだけ条件を突きつけた。それは、ドリューが選手を集めることだった。

映画『アンクル・ドリュー』のあらすじ【承】

ドリューはかつての仲間で現在は牧師をしているプリーチャーに会うため、ダックスと共に車でD.C.に向かった。ドリューはこだわりが強く、車の運転、暖房の調節、オーディオの選曲をダックスには任せなかった。ダックスとドリューは大きな年代の隔たりがあり、音楽の趣味も話も全く合わなかった。

ドリューはプリーチャーを仲間に誘った。かつてはパワーフォーワードとして活躍していたが、プレーをしなくなって35年ほど経っていた。ダックスとプリーチャーの妻のベティは復帰を反対するが、プリーチャーはやる気だった。プリーチャーはドリュー達の車に乗り込み、ベティの追跡から逃れた。

ドリューはダックスがかつて選手だったことを見抜いた。辞めた理由を尋ねるが、ダックスは頑なに話そうとはしなかった。ドリューは話題を変え、ダックスに運転を任せることにした。次に向かったのは、老人ホームだった。そこには、元シューターのウィルバー・ウォレス(通称ライツ)がいた。しかし、ライツはほとんど目が見えていなかった。

ドリュー達は元チームメイトのブーツに会いに行った。しかし、重い精神病を患っており、孫のマーヤが話しかけても何の反応も示さなかった。ドリューはブーツの手が動いていることに気づき、バスケットボールを投げた。すると、ブーツはボールを受け止めた。ブーツはここ数年立とうともしなかったため、マーヤはボールを受け止めた祖父に驚く。

ドリューは老人ホームからブーツを連れ出すことを決め、コーチとしてダックスに作戦を立てるよう頼んだ。ダックス達が車で作戦を立てていると、自力で抜け出してきたブーツが現れる。

映画『アンクル・ドリュー』のあらすじ【転】

ドリューは皆を車に残し、1人で元チームメイトのビッグ・フェラに会いに行った。ビッグは道場を開き、子供達に武術を教えていた。指導が終わった後ドリューは話しかけるが、殴られて倒れてしまう。ダックス達はドリューの元に急いだ。ドリューではビッグを説得できなかったため、ダックスが間に入って交渉した。ビッグは仲間になることを承諾した。

ベティが車に乗って現れる。運転席にはライツが座っていたため、ドリューは移動するよう指示した。しかし、シートベルトが外れず、移動することができなかった。ドリューは仕方なく運転するよう指示した。滅茶苦茶なライツの運転に振り回されるが、何とかベティの追跡から逃れることに成功する。

ダックスはクレジットカードが使えず、ガソリンを入れることができなかった。そこで、偶然いたバスケットボールのチームに、賞金を懸けて勝負を挑むことにした。皆には練習試合が必要だと説明し、試合を行った。その結果、負けてしまう。ダックスはドリュー達を怒鳴りつけ、ガソリン代を払えず賞金を懸けたことを話した。ドリューはダックスを責めず、1人で抱え込まないよう諭した。

ドリュー達は夜のラッカー・パークに足を踏み入れた。そこで、ドリューはライツに眼鏡を渡した。ライツはクリアになった視界を喜んだ。さらに、ドリューは9歳の頃に「底力が出せるネックレス」だとプレゼントされたものをプリーチャーに返した。ドリューはブーツにもプレゼントを用意していた。それは当時履いていた靴だった。ブーツは靴を履き、車椅子から立ち上がった。マーヤはバスケットボールを行う祖父の姿を見て喜ぶ。ドリューは15歳のときに2人で初めて勝ち取った記念像をビッグに渡した。しかし、ビッグは喜ばず、記念像を踏み潰して立ち去った。

映画『アンクル・ドリュー』の結末・ラスト(ネタバレ)

ラッカー・フィフティー・トーナメントが開幕した。優勝チームには、賞金10万ドルが贈られる予定だった。ドリュー達は試合に出場するが、ビッグとドリューが険悪な雰囲気になってしまう。ダックスは仲を取り持ち、チームとして気持ちを1つにするよう諭した。試合には勝利するが、ドリューに対してのビッグの怒りは収まっていなかった。

ビッグとドリューはジェニファーの墓を訪れた。ジェニファーはビッグの恋人で、ドリューが決勝前夜に浮気をした相手だった。ビッグはなぜ浮気をしたのかドリューに尋ねた。ドリューはジェニファーのことを愛していたからだと明かした。そして、ずっと後悔していたことを打ち明け、謝罪した。ビッグは謝罪を受け入れ、ドリューと和解した。

ドリューは賞金のことを知り、隠していたダックスを責めた。そして、生活のために利用しているだけで、バスケットボールに対しての愛がないと非難した。ダックスはバスケットボールを深く愛していたが、選手を諦めたことを打ち明けた。ドリューは初めて本音を語ったダックスを受け入れた。

ダックスはドリュー達に対して家族のような絆を感じる。マーヤとは良い雰囲気になるが、あと一歩を踏み出すことができなかった。そんな中、準決勝が行われた。ドリュー達は勝利し、決勝に勝ち進む。しかし、ビッグが倒れてしまい、入院することになった。ベティは病院に駆けつけ、落ち込む夫を励ました。

決勝戦はムーキーのチームと対戦することになった。ビッグの代わりに、ベティがメンバーに加わった。ビッグは病院で試合を見守った。ドリュー達は苦戦するが、思いを1つにして必死に点を稼いだ。しかし、ブロックをしようとして、ライツが足を痛めてしまう。ドリューはダックスに出場するよう頼んだ。ドリューに説得されたダックスは、出場することを決める。相手チームも選手が怪我をしたため、ムーキー自身が出場することになった。

ダックスはムーキーからボールを奪うが、シュートすることができずタイムを取った。皆にボールを回してシュートを打ってもらおうとするが、自分で打つよう説得される。ダックスは皆に励まされ、試合に戻ってシュートを打った。ボールはゴールの中に入り、ドリュー達は勝利する。ダックスはマーヤにキスをした。

ドリューはウイニングボールをダックスにプレゼントした。ダックス達は皆でビッグの見舞いに行った。

映画『アンクル・ドリュー』の感想・評価・レビュー

コメディではあるし予定調和なところもある作品だが、ダックスの思いやドリュー達の頑張りに感動させられた。バスケットボールを詳しく知らなくても、試合のシーンはスピード感があって盛り上がれた。笑い合い、涙あり、興奮ありの素晴らしい作品だと思う。何より、特殊メイクによって老人に扮したカイリー・アーヴィング達が凄いと思う。顔だけでなくしゃべり方や動きなど、老人であることに全く違和感を感じなかった。(MIHOシネマ編集部)


心があったかくなる作品です。なんか最近いいことないなとか、楽しいことないかなあなんて思っている時にぜひ見て欲しい。元気とあったかい気持ちをもらえます。
こんな見た目で、こんな歳で(上でも下でも)出来るはずないだろって人が、めちゃくちゃスポーツ万能だったり、頭がよかったりすることってありますよね。人は見た目や年齢じゃ無いんだぞって教えてくれました。
実際のバスケ選手が特殊メイクをしておじいちゃんに変身するとても夢のあるストーリー。日本の某バラエティ番組のようですが、アメリカチックな振り切った展開が最高でした。(女性 30代)


NBAの現役、元選手達が特殊メイクをして、老人を違和感なく演じているのが凄いです。スリーポイントシュート、ダンクシュート等の難易度の高い技を駆使して若者を負かすので、正に痛快でした。「歳だからプレーしないのではなく、プレーしないから歳をとるんだ」という、ある老人のセリフには強い説得力を感じました。NBA選手について詳しく知っているとさらに深く楽しめそうです。鑑賞後、バスケがしたくてたまらなくなりました。(女性 30代)

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