12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』

映画『アンダーワールド ブラッド・ウォーズ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『アンダーワールド ブラッド・ウォーズ』の概要:ゴシックホラーアクションシリーズ「アンダーワールド」の5作目。シリーズ初の女性監督アンナ・フォースターがメガホンを取った。娘を隠し、最愛の人を探す処刑人セリーンは、組織化されたライカンに戦いを挑まれる。

映画『アンダーワールド ブラッド・ウォーズ』の作品情報

アンダーワールド ブラッド・ウォーズ

製作年:2017年
上映時間:91分
ジャンル:ホラー、アクション
監督:アンナ・フォースター
キャスト:ケイト・ベッキンセイル、テオ・ジェームズ、ララ・パルヴァー、トビアス・メンジーズ etc

映画『アンダーワールド ブラッド・ウォーズ』の登場人物(キャスト)

セリーン(ケイト・ベッキンセイル)
ヴァンパイア一族の、優秀なライカン処刑人。恋人である混血種のマイケルと共に、裏切者のヴァンパイアの長老ビクターへの復讐を果たし、ヴァンパイアとライカンから追われる身となっている。マイケルとの娘であり、直系の混血種のイヴとは離れて暮らしていて、イヴの居場所は知らない。ヴァンパイアとライカンの始祖、不死身のアレクサンドル・コルヴィナスの遠い血筋で、コルヴィナス本人から太陽の光に対する免疫をもらっている。
デビッド(テオ・ジェームズ)
セリーンの血で命を救われたことがあるヴァンパイア。元老院のメンバーのトーマスを父に持つ。死んだ母親に関する記憶は無い。セリーンの血の影響で、太陽の光を浴びても灰にはならない。セリーンに対して好意を持っている。
セミラ(ララ・パルヴァー)
新しく元老院の一員になった女性ヴァンパイア。セリーンが現れるまでは、ビクターの寵愛を受けていた。ライカン処刑人で愛人のバルガを従わせている。処刑人の訓練をさせるため、セリーンの死刑を止めさせて館へ呼び出すが、本当の目的はセリーンへの復讐と血を手に入れることだった。
マリウス(トビアス・メンジーズ)
ライカンのリーダー。これまでのライカンとは違い、高い知性とリーダーシップを持ち、狼に変身しても冷静さを保つことができる。ヴァンパイア殲滅を目論み、イヴの血を手に入れるためにセリーンを捕えようとする。
トーマス(チャールズ・ダンス)
デビッドの父。ビクター派では無かったこと、息子を救われた事から、セリーンに対して寛大な態度を見せる。また、一族が滅ぼされかけた時に、イヴのことをライカンに売った償いをするためにセリーンの味方になる。死んだ長老のアメリアを愛していた過去を持つ。

映画『アンダーワールド ブラッド・ウォーズ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『アンダーワールド ブラッド・ウォーズ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『アンダーワールド ブラッド・ウォーズ』のあらすじ【起】

ヴァンパイアの女戦士でライカン処刑人だったセリーンは、ヴァンパイアとライカンの混血種でコルヴィナスの血統のマイケルと共に、自分を裏切っていた長老ビクターを殺害。
ヴァンパイア一族とライカンたちから追われる身となった2人は、人間の研究者に成りすましたライカンに捕まる。
そして知らない間に、マイケルとの娘イヴを生んでいたセリーン。
直系のハイブリットであるイヴは、ライカンから命を狙われているため、身を隠すことになった。
イヴの居場所を知らないセリーンは、行方がわからない恋人マイケルを探し続けていた。

マリウスをリーダーとしたライカンたちは組織化して、ヴァンパイアを殺し続けていた。
セリーンに、マリウスがイヴの血を求めていると教えに来たデビッドは怪我を負い、セリーンに救われる。

新しく元老院に入ったセミラは、ライカンの一斉攻撃を器具し、セリーンに処刑人の訓練を任せたいと考えていた。
それをトーマスに相談し、元老院のカシウスたちを説得する手伝いを頼む。
そしてセリーンは、トーマスやセミラが滞在する、東の一族の館へと招かれる。

映画『アンダーワールド ブラッド・ウォーズ』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
映画『アンダーワールド ブラッド・ウォーズ』を無料視聴できる動画配信サービスと方法を分かりやすく紹介しています。

映画『アンダーワールド ブラッド・ウォーズ』のあらすじ【承】

訓練中、バルガの罠にはまり、全身を麻痺させられてしまうセリーン。
そして、セミラとバルガは訓練していた処刑人たちを殺し、その罪をセリーンに擦り付けた。

アメリアが作った城内の抜け道を通り、セリーンを探し出したトーマスとデビッド。
セミラの部屋で血を抜かれていたセリーンを見つけ、救い出した。
トーマスは命をかけてセリーンとデビッドを助け、ヴァルドーへと向かうよう指示した。
日の出の時刻になり、太陽の光の影響を受けないセリーンとデビッドは館から脱出。

処刑人アレクシアは、ヴァルドーにセリーンたちがいるかどうかを、ひとりで確認に向かうようにセミラから命じられる。
マリウスと恋人関係にあるアレクシアは、セリーンがヴァルドーへ向かったという情報を教える。

ヴァルドーの一族に助けを求めた、セリーンとデビッド。
そこで、デビッドの母はアメリアだと教えられる。
デビッドは東の一族の正当な後継者で、アメリアが残した血が証拠だった。

不思議な力を使う女性ヴァンパイアのレーナに、ヴァリッサと呼ばれる“間の場所”を紹介されたセリーン。
ヴァリッサに入ると、別の世界が見えるようになると言うレーナは、そこで不思議な力を得ていた。

映画『アンダーワールド ブラッド・ウォーズ』のあらすじ【転】

ヴァルドーの屋敷に、ライカンたちが襲撃してくる。
デビッドはトーマスが残した剣を持ち、レーナは不思議な力を使って戦う。

セリーンはマリウスと戦うが、マリウスは狼化しても人間の意識を保っていた。
アレクシアに致命傷を負わされ、血から記憶を読み取られるが、イヴの居場所を知らずにいたことが幸いした。
そして、マリウスに殺されたセリーン。

ライカンは、東の一族の館を襲撃するために去っていった。
死んだセリーンはヴァリッサに運ばれ、レーナの手で別の世界を見せられることになった。

セリーンの血を飲んだセミラは、セリーンの死を報告したアレクシアを殺害。
アレクシアがマリウスに通じている事を知っていたセミラは、それを利用してセリーンを殺させたのだった。
東の一族の館に戻ったデビッドは、自分がアメリアの息子だと元老院に報告し、アメリアの血を証拠に差し出した。
謀反を企てていたセミラは、バルガの助けも得られずに捕らえられてしまった。

ライカンが、東の一族の館に総攻撃を仕掛けてくる。

映画『アンダーワールド ブラッド・ウォーズ』の結末・ラスト(ネタバレ)

太陽の光を遮っていた窓を破壊され、ヴァンパイアたちは灰になっていく。
セリーンの血の力を持つデビッドが中心となって戦う中、ヴァルドーの応援を連れて、蘇ったセリーンが助けに来る。

レーナと同じ不思議な力を得たセリーンは、マリウスと戦う。
デビッドは、混乱に乗じて逃げようとしたセミラと戦うことになる。
セミラに殺されかけるデビッド。
その時、太陽の光を遮る窓が開き、灰にならない体に気を取られている間にデビッドに刺され、命を落とした。

一方、飛び散ったマリウスの血を偶然口にしたセリーンは、マイケルの死を知る。
マリウスはマイケルを殺し、その血を体内に入れて強さを得ていた。

バルガが作った訓練用の檻に逃げ込んだセリーン。
マイケルの血を口にしたマリウスは、力ずくで檻を壊してセリーンを殺そうとする。
しかしセリーンは、マリウスの背後に回ってとどめをさした。

館からライカンたちを追い出し、ヴァンパイアとライカンの数世紀にわたる争いは幕を閉じた。
セリーンは、3人の新長老のひとりに任命されることになった。

映画『アンダーワールド ブラッド・ウォーズ』の感想・評価・レビュー

アンダーワールドシリーズの5作目ともなる本作品は、レンワイズマン監督ではなく、アンナ・フォースターが監督を務めている。現在までアンダーワールドシリーズはこの作品が最新作である。アンダーワールドらしい、獰猛なライカンと狡猾なヴァンパイアという雰囲気はしっかり引き継がれている。また、前作で初めて登場した主人公セリーンの娘イブに関わる展開も盛り込まれている。(男性 30代)


シリーズ5作目。かなり長く続いたこのシリーズですが今作のラストも続編を匂わせる展開。まだ続くのでしょうか…。前作『アンダーワールド 覚醒』では人間が絡んできていましたが、今作ではまたヴァンパイアとライカンとの戦いに戻ります。前作はなんだったのでしょう?
今作から監督が変わったこともあるかもしれませんが、ストーリーが短時間に色々と詰め込みすぎて何がなんだかという感じ。冒頭、前作までのあらすじのような感じで大まかな説明はありますが、シリーズ通して見ていないとなかなか難しいかもしれません。(女性 30代)


シリーズ5作目であるが、今作でまたバンパイアとライカンの正統な戦いへと戻る。ただし、この戦いではセリーンの能力だけでは力不足だと感じさせる出来事が起こる。そして、超常的な能力の獲得へと至る。もう、戦いを終わらせるにはそっち方面への力を得ないと無理だと思ったのかもしれない。何しろセリーンにはバンパイアの弱点である太陽光が効かない。バンパイアは長命であるが故に古風というか、格式を重んじる節があるのでセリーンを反逆者扱いしているが、ライカンはどちらかというと現代的なのでそういう意味でもバンパイアの方が積んでいる気がする。終盤、マイケルがすでにこの世にいないことが明らかになり衝撃を受ける。心の支えを一気に失ってしまったような喪失感があり、これは新長老に台頭しても喜べない。しかも、まだ続くような終わり方をしている。確かにまだ終わってないので、もしまだ続編があるようなら要チェックというところだろうか。(女性 40代)

関連作品

前作 アンダーワールド 覚醒

みんなの感想・レビュー