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映画『アンシーン 見えざる者』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『アンシーン 見えざる者』の概要:ボブは娘のエバと8年も会っていなかった。ある日、元妻から連絡をもらい、娘の様子がおかしいので会って欲しいと頼まれる。しかし、ボブは断った。実は、ボブは自分の体が次第に透明になる奇病に侵されていた。

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映画『アンシーン 見えざる者』の作品情報

アンシーン 見えざる者

製作年:2016年
上映時間:104分
ジャンル:SF、アクション、ホラー
監督:ジェフ・レドナップ
キャスト:エイデン・ヤング、カミール・サリヴァン、ジュリア・セーラ・ストーン、ベン・コットン etc

映画『アンシーン 見えざる者』の登場人物(キャスト)

ボブ・ラングモア(エイデン・ヤング)
元アイスホッケー選手。自分の体が次第に透明になる奇病に侵されている。家族に迷惑を掛けないため、小さな町で1人で暮らしている。
ダーリーン(カミール・サリヴァン)
ボブの元妻。現在は女性の恋人と一緒に暮らしている。ボブの奇病を知っている。
エバ(ジュリア・セーラ・ストーン)
ボブとダーリーンの娘。ボブとは8年ほど会っていない。父が奇病に侵されていることを知らない。

映画『アンシーン 見えざる者』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『アンシーン 見えざる者』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『アンシーン 見えざる者』のあらすじ【起】

ボブはゴーマン兄弟製材所で作業員として働いていた。ある日、元妻のダーリーンから電話がかかってくる。娘のエバの様子が最近おかしいので、会って欲しいというものだった。エバは通っていたサッカーを辞めて学校もサボっていた。しかし、ボブはエバと8年も会っておらず、会いに行く気はなかった。

ボブは自分の体が次第に透明になる奇病に侵されていた。既に手の一部分が透明になっていたが、包帯を巻いて周囲には隠した。偶に体調が悪くなり、痛みで苦しむこともあった。ある日、仕事を行っていたボブはエバに会いに行くことを思い立ち、クビを覚悟して休暇を取った。

ボブは車を運転している途中で事故を起こしてしまい、苦しみながらカフェのトイレに駆け込んだ。体を確認すると、一部分が透明化していた。ボブは震える手で体に布を撒いた。知人のネルソンに助けを求めるが、来たのはネルソンが所属している犯罪グループのボスであるクリスビーだった。

クリスビーはボブの落ちぶれた姿に戸惑いを隠せなかった。ボブがかつてアイスホッケー選手として活躍していたことを知っていた。ボブは素っ気ない態度を取り、奇病のことは話さなかった。クリスビーは話題を変え、車を修理して旅費を渡す代わりに、運搬の仕事をして欲しいと頼んだ。ボブはそれを了承した。

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映画『アンシーン 見えざる者』のあらすじ【承】

ボブはクリスビーから荷物を受け取り、車を運転してダーリーンの家に向かった。ダーリーンはボブの来訪を喜ぶが、ボブは素っ気ない態度を取り続けた。ボブはモールに部屋を取りに行こうとするが、モールは開いていないためダーリーンに家に泊まることを勧められる。ボブは仕方なく家に泊まらせてもらうことにした。

次の日の朝、ボブはエバと会うが、クリスビーの荷物を届けようとしていたので一緒にいることはできなかった。エバは拗ねて去って行ってしまう。ボブは男の元に荷物を届けに行った。武器を持っていないか調べられたとき、思わず痛みで呻いてしまう。ボブは肋骨が折れていると誤魔化した。男はクリスビーへの荷物と、中国人から貰った痛み止めの薬をボブに渡した。

ボブはエバと会い、今朝のことを謝罪した。エバはなかなか会いに来なかったことを怒りながらも、ボブのことを受け入れた。エバはボブの父の病気について質問した。ボブは多分双極性障害を患っていたのだろうと話し、自ら命を絶ったことを伝えた。

エバは友人達と共に閉鎖された病院に行った。エバはその病院に祖父が入院していたことを知っていたため、カルテが残っていないか探したかったのだ。だが、そこで幽霊を見てしまい、友人のアメリアが恐慌状態に陥る。エバはアメリアを宥めるが、そのとき腕の一部が透明になっているのを見られてしまう。そこに、ライトを持った警備員が現れる。アメリアはエバに触れられるのを嫌がり、他の友達と共に逃げ出した。

映画『アンシーン 見えざる者』のあらすじ【転】

エバが家に帰ってこなかった。ダーリーンは電話をかけるが、携帯は繋がらなかった。ダーリーンは恋人と共に警察署に向かった。ボブはエバの部屋を確認して、壊れた携帯を見つける。エバの友人に話を聞きに行き、父が入院していた病院に行ったことを知る。

ボブはダーリーンと病院に行くが、反抗的な態度を取ったため警備員に捕まってしまう。知り合いの医師が警備員と話をつけ、ボブを救った。医師はダーリーンを帰らせると、ボブに父のことを話した。ボブの父もまた、体が透明になる病に苦しんでいた。うつ状態になり、自ら火を点けて自殺しようとしたこともあった。医師はボブを救うため、入院させることにした。だが、ボブは医師のモルモットになるのが嫌で、逃げ出したいと思っていた。その日の夜、ドアを見るとなぜか鍵が開いていた。ボブは病院から抜け出して、ダーリーンの家に戻った。

ダーリーンの家にクリスビーから電話がかかってきた。荷物を持ってこないボブに腹を立てていた。だが、それどころではないため、ボブは電話を切った。ボブはダーリーンの恋人に追い出される形で家を出た。ボブはアメリアに会いに行き、エバが同じ病で苦しんでいたことを知る。アメリアはエバを救ってくれと頼み、忘れていったエバの荷物をボブに渡した。

映画『アンシーン 見えざる者』の結末・ラスト(ネタバレ)

ボブがエバの荷物を確認すると、自分が貰ったのと同じ中国人が作った痛み止めが入っていた。男に話を聞きに行き、その痛み止めを売っている場所を教えてもらう。ボブが店に行くと、エバの自転車が置いてあった。店主の女性は店の奥にいる医師にエバを診せたことを話した。

ボブは男達を倒し、閉じ込められていたエバを救った。エバは人体実験を受けていた。ボブの病は進行しており、頭部のほとんどが透明になっていた。ボブは怯えるエバを宥め、一緒にその場を逃げた。店主の女性はエバのためにと薬草茶を渡した。

ボブは男達に腹部を刺されていたが、透明化が進んでいたため病院に行くことはできなかった。ダーリーンはボブの病を知っており、自らが傷の縫合を行った。次の日、ボブは家を出る数カ月前から病に侵されていることをエバに語った。エバは自分だけが病に侵されているのではないかと思い、言えなかったことを話した。ボブは父も同じ病だったことを打ち明け、エバに謝罪した。

ボブはダーリーン達に迷惑を掛けないようにするため、町に戻ることにした。だが、運転できる状態ではなかった。エバは父と共に町に行くことにした。ダーリーンは悲しみながらも、エバの意思を受け入れた。家に帰る途中でボブはネルソンに会い、クリスビーへの荷物を託した。クリスビーは荷物を確認するが、中に入っていたのはただのネジだった。

ある夜、ボブが突然製材所に行って姿を消すと言い出した。それは、エバに会いに行く前から決めていたことだった。エバは引き止めようとするが、ボブは車に乗って去って行ってしまう。次の日、エバが家にいると、クリスビーがボブを始末するためにやってきた。ボブがいないと分かると、エバに手を出そうとした。その時、透明になったボブが現れ、クリスビーを始末してエバを救った。

エバは効果があるか分からないが、店主から受け取ったお茶を飲み続けた。そして、透明になった父と共にいた。ボブは自分の父も透明になって生きているのではないかと考えた。病院で助けてくれたのは、父かもしれなかった。話を聞いたエバは、警備員から自分を救ってくれたのは祖父かもしれないと思った。

映画『アンシーン 見えざる者』の感想・評価・レビュー

透明人間になるとき、痛みを伴うという設定が斬新だなと思った。多くの人が透明人間になれたらと一度は想像したことがあると思うが、エバやボブを見ていると、透明人間になることがそんなにいいものだとは思えなかった。ボブ達を治療する医師達は研究がしたかっただけなのか、本当にボブ達を救いたかったのか、もう少し分かりやすく描かれていれば良かったなと感じた。エバがこれから完全に透明人間になってしまうのかは分からないが、父であるボブが傍にいるのなら大丈夫だと感じられるような終わり方だった。(MIHOシネマ編集部)


もし透明人間になれたら何したい?なんて会話、小学生の頃しましたよね。どちらかというと「なれたらいいな」「すごいな」という肯定的なイメージが浮かんでくる透明人間。しかしこの作品で描かれるのは、私たちがイメージする「透明人間」とは少し違いました。
姿を消せるというイメージは変わりませんが、普通の人間から「透明人間」に変わっていく過程が想像を遥かに超えていて、痛々しくて苦しそうでした。
ストーリーはよくある家庭の問題ですが、そこに透明人間という特殊な要素が加わることで、面白さが増しています。(女性 30代)

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