この記事では、映画『嘘喰い』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『嘘喰い』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0069490
製作年 | 2022年 |
---|---|
上映時間 | 119分 |
ジャンル | ギャンブル アクション サスペンス |
監督 | 中田秀夫 |
キャスト | 横浜流星 佐野勇斗 白石麻衣 本郷奏多 |
製作国 | 日本 |
映画『嘘喰い』の登場人物(キャスト)
- 斑目獏(横浜流星)
- 天才ギャンブラー、賭博組織「賭郎」の長・お屋形様との戦いに敗れた過去を持つ。相手の嘘やイカサマを見抜き、逆にそれを利用することから“嘘喰い”と呼ばれている。
- 梶隆臣(佐野勇斗)
- 獏の相棒。無気力でお人好しな青年だったが、ひょんなことから獏に助けられ、彼と共に闇ギャンブル界に身を投じていくことになる。
- 鞍馬蘭子(白石麻衣)
- 闇カジノを取り仕切る、暴力団「鞍馬組」の女組長。賭郎の会員権を持つ。獏の活躍に注目している。
- 切間創一(櫻井海音)
- 様々なギャンブルの立ち合いを務める「賭郎」の長。“お屋形様”とも呼ばれる。一度は獏にギャンブルで勝利し、彼から賭郎会員権をはく奪した張本人。
- 夜行妃古壱(村上弘明)
- 賭郎の立会人。普段は紳士的な人物であり、中立を重んじるが、場を乱す者に対しては容赦が無くなる。
- 佐田国一輝(三浦翔平)
- 賭郎会員。かつては科学者であり、ある理由から権力者に対して反抗心を抱いている。
- 目蒲鬼郎(本郷奏多)
- 賭郎の立会人。私情によって佐田国に力を貸す。
映画『嘘喰い』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『嘘喰い』のあらすじ【起】
3年前。
“嘘喰い”こと天才ギャンブラー・斑目獏は、大勝負「屋形越え」に挑んでいた。
相手は賭博組織「賭郎」の長、切間創一。
切間は自らの座を、獏は命を賭けていた。
勝負の内容は『飛行機がこのビルの上空を一時間以内に通過するかしないか』
獏はあらかじめ小型飛行機がビル上空を通過するように手配していたが、先読みしていた切間がそれを妨害。
勝利した切間は『今は殺す価値無し』と判断、獏の賭郎会員権をはく奪し、彼を追放する。
3年後の獏は追放先の島で、「屋形越え」を狙う賭朗会員・佐田国の話を聞く。
獏は再び「屋形越え」を決意、横浜に向かう。
一方、佐田国はギャンブルで勝利を重ねていた。
負けた相手が暴力に訴えたものの、賭郎立会人の目蒲がそれを鎮圧。さらに佐田国に『専属立会人にしてくれないか』と申し出ていた。
横浜で獏は借金に悩む梶と出会う。
2人は、賭郎会員であり暴力団組長の鞍馬蘭子が取り仕切る闇カジノを訪れた。
獏はディーラーのイカサマを見抜き500万円を獲得。
仲間になりたがる梶に、獏は500万円を渡して去る。
映画『嘘喰い』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。
映画『嘘喰い』のあらすじ【承】
蘭子のもとに佐田国が訪れ、ポーカー勝負をすることに。結果は佐田国の圧勝となる。
そこに現れた獏がギャンブル勝負を提案するが、佐田国は『賭郎の資格を取り戻してから来い』と言い放ち、去ってしまう。
その後、獏は蘭子に賭郎会員権を譲ってくれないかと打診。
蘭子は断るものの、九重という賭郎会員を紹介する。
九重は、誘いに応じた者をゲームの中で殺害する危険人物だった。
仲間になることを再び懇願してきた梶を仲間に引き入れ、九重の誘いに乗る二人。
勝負の内容は『森に隠された五つの鍵を見つけ、梶に取り付けられた時限爆弾を解除する』
賭郎立会人・夜行の存在もあり、勝利報酬に賭郎会員権を加えさせた獏。
森の中で鍵を持つ五人の殺し屋に襲われるが、獏の作戦で罠に嵌め、全ての鍵が集められる。
それを知った九重は人間兵器・ロデムを解放、二人はその身体能力に圧倒される。
しかし獏は、ゲーム開始前に仕掛けた盗聴器で「ロデムが15分間しか活動できない」ということを知っていた。
その弱点をつき、ロデムを眠らせ、獏たちは勝利を収める。
映画『嘘喰い』のあらすじ【転】
賭郎会員権は追放処分を受けた獏ではなく、梶に与えられることに。
ところ変わって、佐田国の事情が語られる。
かつて科学者であった彼は「メタンハイグレード」という物質を発見し、世界中の国々に無償で提供するつもりだった。
しかし財務省の人間が利権独占を目論み、佐田国の研究所を爆破。大半の研究員は死亡し、佐田国も大けがを負ってしまう。
しかし賭郎の存在を知った彼は、怒りと信念を燃やす。
長である「お屋形様」となることで、国への復讐と、願いの成就を果たそうとしているのだった。
やがて、梶・獏と佐田国のギャンブルで勝負が決定。
蘭子をはじめとする観衆たちが見守る中、ルールは敗者は付き添い人と共に首を吊って死ななければいけない「ハングマン」となる。
勝負の内容は『ババ抜き』
手元に残ったカードの数字分だけ絞首刑器具が組み立てられていき、どちらかが器具を完成させた時点で首吊り刑が執行されるというものだった。
終始劣勢な獏は器具完成寸前まで追い込まれるが、佐田国がカードを引く際に見せた不可解な動作から勝機を見出す。
映画『嘘喰い』の結末・ラスト(ネタバレ)
そこで獏は佐田国のターンになると、カードを縦に重ねて引かせることに。
佐田国はババを引き、はじめて獏が勝利を収めた。
実は佐田国は、かつての爆破事件の際に全盲となっていた。
人工視覚を獏の真後ろにある観衆用カメラとリンクさせ、彼の手札を盗み見ていたのだ。
しかしゲーム開始前、カメラの一つが偶然、梶によって壊されていた。
獏はそれを逆手に取り、壊れたカメラが自分の背後にくるよう行動し、逆転勝利を果たしたのだった。
だが突如、目蒲が佐田国の処刑を阻止しようとする。彼は佐田国の思想に心酔していたのだ。
夜行が格闘の末に彼を殺し、ついに処刑の時が訪れた。
覚悟を決めた佐田国は獏に「世界平和」の希望と賭郎会員権を託し、かつての部下でもある付き添い人と共に首を吊った。
一年後、獏は再び「屋形越え」に挑戦する。
仲間に見送られた先で、切間は待ち構えていた。
切間が提案したギャンブルは『ハンカチ落とし』
獏はそれを承諾。
彼が切間の背後で笑いながらハンカチを落とすところで、物語は幕を閉じる。
映画『嘘喰い』の感想・評価・レビュー
この映画の感想・評価・レビューはまだ投稿されていません。
映画『嘘喰い』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『嘘喰い』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
映画『嘘喰い』を見逃した人やもう一度見たい人のために、以下の記事では映画『嘘喰い』を無料で視聴できる動画配信サービスと方法について紹介しています。
ぜひ、以下の記事もご覧いただき、映画『嘘喰い』を視聴してみてはいかがでしょうか。
みんなの感想・レビュー