この記事では、映画『宇宙兄弟#0(ナンバー・ゼロ)』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『宇宙兄弟#0(ナンバー・ゼロ)』の作品情報
出典：https://www.video.unext.jp/title/SID0027831
| 製作年 | 2014年 |
|---|---|
| 上映時間 | 90分 |
| ジャンル | アニメ ヒューマンドラマ |
| 監督 | 渡辺歩 |
| キャスト | 平田広明 KENN 沢城みゆき 三瓶由布子 |
| 製作国 | 日本 |
映画『宇宙兄弟#0(ナンバー・ゼロ)』の登場人物（キャスト）
- 難波六太（大人:平田広明 / 子供:沢城みゆき）
- 1993年に難波家の長男として生まれた日々人の兄。幼い頃から日々人と宇宙飛行士になることを夢見ていたが、現在は車メーカーのミラクルカーで車の設計などを行っている。少年時代の憧れや発想をそのまま持ち続けており、髪型も幼少期から変わらず天然パーマ。「兄として」の意識が強く、常に日々人の先をいこうとするが、とんとん拍子に事を進める日々人を内心羨ましいと思っている。手先が器用で、ある程度の物なら自分で直すことができる。
- 難波日々人（大人:KENN / 子供:三瓶由布子）
- 1996年に難波家の次男として生まれた六太の弟。一緒に宇宙へ行こうという六太との約束を果たすべく、最年少でNASAの訓練生となった。幼い頃から要領がよく、運も良い。兄・六太を尊敬しており、一緒に宇宙へ行く夢を持ち続けている。人懐っこい性格で、よく周囲に六太の話をする。昔飼っていたハムスターのムス太が亡くなったとき、ちゃんとお別れをしなさいという両親の教えに従い、家族で喪服を着てお別れをしたことを今でも覚えている。
- ブライアン・J（大塚明夫）
- アメリカの伝説的宇宙飛行士・J兄弟の弟。NASAの宇宙飛行士訓練生を指導する教官に就任したと同時に、本作では月へ行くことが決まっている。豪快で自信家。何事にも冷静に対処し、常に余裕のある笑みを見せる。子供の頃、エディと月に並べると約束した二体の宇宙飛行士人形のうちの一体・ブライアン人形を月へ連れて行く。妻と娘、愛犬と暮らしている。
- エディ・J（有本鉄隆）
- アメリカの伝説的宇宙飛行士・J兄弟の兄。NASAの訓練生を指導する教官となったが、本作では月へは行かず地上からブライアンを見守る。温厚な性格で周囲からの信頼も厚い。ブライアントと月に並べると約束した人形の片割れ、エディ人形を持っている。
- 堺海老夫（飯尾和樹）
- 梅茶菓町の町民で、農業を営む68歳の男性。海老じぃや海老ちゃんの愛称で親しまれ、愛車の名前は、エビザベス号。
映画『宇宙兄弟#0(ナンバー・ゼロ)』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『宇宙兄弟#0(ナンバー・ゼロ)』のあらすじ【起】
2006年、六太と日々人はペットボトルロケットの大会に参加した。兄は常に弟の先を行っていなければと意気込み、日々人より先に受付を済ませた六太だが、日々人は受付番号が100番になり飛び跳ねて喜ぶ。順番を待つ間、日々人のペットボトルロケットが破損し、六太が持参した工具で日々人のペットボトルロケットを直した。番号を呼ばれた六太と日々人は、それぞれペットボトルロケットを発射する。
2021年、NASAで宇宙飛行士訓練生の説明を受けるメンバーの中に、日々人の姿があった。教官としてアメリカの伝説的飛行士兄弟・エディjとブライアンjの就任が発表されると、最年少で訓練生になった日々人が呼ばれて、尊敬する人を聞かれる。日々人は、尊敬する人物は兄弟だと答えた。
一方、六太は日本で電車に揺られ出社する。六太は、会議で企画書を提示するが、上司は六太の発想は未来的過ぎると相手にしなかった。企画書が読まれもしなかったことに落ち込む六太。そして急遽、六太のミラクルカー梅茶菓支店への転属が決まった。
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映画『宇宙兄弟#0(ナンバー・ゼロ)』のあらすじ【承】
梅茶菓町へ向かう六太は、誰もいない田舎の駅で日々人が写ったポスターを見た。六太は、いつも弟が数歩先だと呟き、昔を思い出す。少年時代に参加したペットボトルロケット大会は、日々人が優勝しトロフィーを掴んだ。
配属された事務所で挨拶をする六太だが、事務所のメンバーには覇気がない。六太が社内のグッドイカスカーコンテストの応募ポスターを見ると、トロフィー贈呈の文字が目に留まった。ある日、堺から車の修理依頼が入る。しかし、堺の愛車はトラクター・エビザベス号だった。六太は、専門外の車の修理を任される。
日々人は、ブライアンに何かあったとき、代わりに月へ行くバックアップクルーに任命された。新人としては異例の任命であり、クルーの訓練で周囲との経験値の差に焦る日々人は、アドバイスをくれたブライアンに六太と一緒に宇宙飛行士になろうと話した幼少期の思い出を語る。すると、ブライアンも幼い頃、兄弟で一緒に月へ行こうと約束したと語った。
映画『宇宙兄弟#0(ナンバー・ゼロ)』のあらすじ【転】
六太は町工場で、廃盤となっていたトラクターのパーツを手作りする。町民と団欒中に豆腐屋のラッパを聞いた六太は、堺たちに幼い頃、「容器を持ってきて」という豆腐屋のアナウンスを「勇気を持ってきて」と聞き間違え日々人と勇気のポーズを作った思い出を語った。トラクターが動き、堺は派手に喜ぶ。町での初仕事を終えた六太は、グッドイカスカーコンテストへの参加を決意した。
日々人を家に招いたブライアンは、日々人が手に取ったアポロ11号の本の中に青い封筒を挟む。数日後、ブライアンが乗ったロケットが打ち上げられた。月での作業を早めに終えたブライアンは、月面に宇宙飛行士の人形を置いて地球を眺めると地球へ帰還するため月を後にした。
急遽集められた日々人たち訓練生は、ブライアンたちが着陸に失敗して命を落としたと告げられる。パラシュートが開かず墜落した映像を見た日々人は、言葉を失った。日本でもロケット墜落のニュースが流れ、仕事中の六太の手が止まる。一方、ブライアンの死を受け入れられない日々人は、体調を崩し葬儀を欠席した。
映画『宇宙兄弟#0(ナンバー・ゼロ)』の結末・ラスト（ネタバレ）
日本に帰国した日々人は、ブライアンたちの墓の位置を記した地図を見て一人、ホテルの部屋で涙を流した。
六太から日々人にメールが入る。再会した二人は、勇気のポーズを取って笑い合った。実家で待つ両親は日々人に、「しっかりお別れしてこい」と伝えると、家族は久々の団欒を楽しむ。翌朝、実家に日々人の姿はなかった。六太は、兄として出来ることを突き進もうと決心する。
アメリカに戻った日々人は、ブライアンの墓の前で別れを告げた。エディがブライアンの遺書を探していると知った日々人は、アポロ本に挟んだ青い封筒を思い出す。封筒の中に入っていた遺書には、月に行った後なら悔いはない、有人飛行を止めず勇気だけを持っていけと綴られていた。その言葉に、日々人の脳裏には六太との思い出がよぎる。
グッドイカスカー賞の発表当日。日々人の携帯に、グッドイカスカー賞のトロフィーを掲げ、本社に戻ることが決まった六太の写真が送られてきた。
2025年、日々人が月へ行くことになる。同じ頃、六太は上司に逆らい無職になった。
映画『宇宙兄弟#0(ナンバー・ゼロ)』の感想・評価・レビュー
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映画『宇宙兄弟#0(ナンバー・ゼロ)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『宇宙兄弟#0(ナンバー・ゼロ)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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