この記事では、映画『ベネシアフレニア』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ベネシアフレニア』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0090169
製作年 | 2021年 |
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上映時間 | 99分 |
ジャンル | ホラー バイオレンス アクション |
監督 | アレックス・デ・ラ・イグレシア |
キャスト | イングリッド・ガルシア・ジョンソン シルビア・アロンソ ゴイセ・ブランコ ニコラス・イヨロ |
製作国 | スペイン |
映画『ベネシアフレニア』の登場人物(キャスト)
- イサ(イングリッド・ガルシア・ヨンソン)
- 結婚祝いで友人たちにイタリア旅行を企画してもらい、ベネチアにやって来る。到着早々に観光客反対デモを行う地元民の手厳しい歓待を受ける。さらに兄のホセが突然失踪してしまい観光どころではなくなってしまう。ホセの行方を追うも、仲間たちが次々と殺されていき、自らも殺人鬼に追い詰められる。
- ホセ(アルベルト・バング)
- イサの兄。姉や友人たちとクルーズ船でベネチア観光にやって来るが、早々に海へ落ちてスマホを無くしてしまう。ホテルの手違いか自分の部屋が予約できておらず、友人のハビとホランツァカップルの部屋に泊まることになるなど初日から暗雲が立ち込める。パーティーで飲み明かした翌日、忽然と姿を消す。
- ピエロマスクの男(コジモ・ファスコ)
- ピエロマスクを被り、街頭劇を装って観光客を襲う謎の殺人鬼。ピエロマスクをドアに飾って観光客を誘い込み、近づいたところを鋭いサーベルで突き刺して殺害するなど残忍極まりない。
- ペストマスクの男(コジモ・ファスコ)
- ペストマスクを被り、ベネチアの街をうろつく謎の男。イサたちを秘密のパーティーに招待する。振る舞いは紳士的だが、何を企んでいるのか分からない不気味な雰囲気を漂わせる。
- クラウディア(カテリーナ・ムリーノ)
- イサたちが泊まるホテルのフロント業務を担当する女性。対応は事務的で愛想がない。フロントで騒ぐホセたちに対して露骨に嫌な表情を見せる。
- ジャコモ(エンリコ・ロ・ヴェルソ)
- ベネチアまでイサたちを船で乗せてくれた地元の男。観光客の激増に反対する住民たちに理解を示しつつも、観光客のおかげで生活できていると考えているのでデモには参加していない。
映画『ベネシアフレニア』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ベネシアフレニア』のあらすじ【起】
イタリアの観光都市ベネチア。今日も大型クルーズ船で多くの観光客がやって来た。ある男女の観光客が名所を巡っていると、突然ピエロマスクの男が現れる。二人は男に写真を撮ってほしいと頼むが、カメラを奪われて突然暴行を受ける。他の観光客が集まってくるが、皆街頭劇だと思って一斉にスマートフォンを向けて撮影を始めた。その後、二人は男に建物の中へ引き摺り込まれてしまった。
スペインからやって来た観光客5人組。ハビ、アランツァ、スザナ、そしてイサの兄ホセはイサの結婚祝いで旅行を企画した。しかし、イタリアの地に降り立った彼らを待ち受けていたのは、「観光客は帰れ」という地元民のデモだった。5人はデモを掻い潜って、ベネチアへ向かうジャコモの船に乗せてもらう。そこへピエロマスクの男が乗ってくる。男はオペラを観に来ないかと言って、「リゴレット」の古いチケットを手渡してきた。
一行はホテルに到着。しかし、フロントの女性はどこかつっけんどんで感じが悪い。一方、観光客がまたしてもピエロマスクの男に襲われる。剣で滅多刺しにされ、また建物の中に拉致されてしまった。
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映画『ベネシアフレニア』のあらすじ【承】
5人はホテルの部屋で仮装衣装に着替えたあと街に繰り出す。レストランを訪れ食事をしていると、ペストマスクを被った怪しい男からパーティーの誘いを受ける一行。ピエロ男の件もあり、イサは男の誘いを断った。
その後、ベネチアの街を練り歩き、バーに立ち寄って酒をあおる5人。すると、レストランで声を掛けてきたペストマスクの男が、近くの建物に入っていくのを目撃する。5人が後を尾け、建物の地下に降りていくと、そこは多くの人が狂喜乱舞する秘密クラブだった。とことん遊ぶことに決めた一行は、朝まで踊って飲み明かす。
翌日、同室に泊まっているホセの姿が見当たらないことに気づくハビとアランツァ。フロントの女性に聞くがやはり対応は冷たい。地元警察のグイド警部が連絡を受けてやって来るが、真剣に取り合ってくれない。昨晩のクラブにも同行してもらうが、なぜか地下室に降りる階段がなくなっていた。その後、領事館に相談するが、事務的な対応に終始。何もできないと言われてしまう。仕方なく自力でホセを探すことにしたイサたち。
映画『ベネシアフレニア』のあらすじ【転】
二手に分かれて捜索を始めた一行。しかし、アランツァとハビの前にまたしてもピエロマスクの男が現れる。ハビは首を剣で跳ね飛ばされて川に投げ捨てられる。慌てて逃げ出すアランツァだったが、ペストマスクの男もやって来て連れ去られてしまった。アランツァは「平和の島」という隠れ家のような場所に連れて来られる。そこには行方不明だったホセも捕まっていた。
ペストマスクの男は、精神科医のヒューゴという人物だった。彼は、観光客が乗ったクルーズ船に押し潰されるという痛ましい事故で息子を亡くしていた。その恨みから観光客を誘拐し恐怖を与え、ベネチアの観光産業を妨害しようとしていたのだ。また、ホテルのフロントの女はヒューゴの妻で協力者だった。ピエロ男はヒューゴの双子の兄リザルドで、弟と同様に観光客を憎んでいた。しかし、彼は精神疾患を抱えており、殺人衝動を抑えられずヒューゴにも制御できなくなっていた。
一方、ホセの手がかかりを追うイサとスザナは、ジャコモに相談する。その後、ハビの遺体が見つかり、ようやく警察が重い腰を上げる。そんな最中リザルドは、ピエロの街頭劇を装った観光客の殺人を繰り返していく。
映画『ベネシアフレニア』の結末・ラスト(ネタバレ)
ホセの行方を追うイサとスザナは、リザルドが渡してきたオペラチケットを頼りに上演劇場に向かう。劇場は現在使われておらず荒廃していた。そこへ、危惧していたとおりピエロマスクのリザルドが出現。追い詰められたスザナは舞台装置のフックに吊るされ、血を噴き出して絶命する。イサの婚約者であるアルフォンソが心配して駆けつけるが、目の前でスザナが殺されたのを見て立ち竦んでしまう。
執拗に追ってくるリザルドから、イサは必死で逃げ回る。そこへようやくグイド警部ら警察が現れ、リザルドを撃ち殺し間一髪助かったイサ。あとはホセを見つけなければならないが、アルフォンソは惨劇に怖気付いてイサを置いて帰ってしまう。
ヒューゴは、観光客を狙った誘拐事件の犯行声明をメディアに発表。その後、警察がヒューゴたちの居場所を突き止めるが、すでに妻と自殺を図ったあとだった。捕まっていたホセとアランツァは無事開放された。
映画『ベネシアフレニア』の感想・評価・レビュー
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映画『ベネシアフレニア』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ベネシアフレニア』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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