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映画『ワイルドガン』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ワイルドガン』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ワイルドガン』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ワイルドガン』の結末までのストーリー
  • 『ワイルドガン』を見た感想・レビュー
  • 『ワイルドガン』を見た人におすすめの映画5選

映画『ワイルドガン』の作品情報

ワイルドガン

製作年:2015年
上映時間:90分
ジャンル:ヒューマンドラマ、西部劇
監督:ジョン・カサー
キャスト:キーファー・サザーランド、ドナルド・サザーランド、ブライアン・コックス、マイケル・ウィンコット etc

映画『ワイルドガン』の登場人物(キャスト)

ジョン・ヘンリー・クレイトン(キーファー・サザーランド)
元凄腕のガンマン。戦争に参加していた。幼い頃、兄弟のウィリアムと川で溺れ、ウィリアムだけが亡くなってしまう。大人になった現在も、そのことで自分を責め続けている。
サミュエル・クレイトン(ドナルド・サザーランド)
ジョンの父。牧師。厳格な人物。戦争で人殺しを行ったジョンを責め続け、許せないでいる。だが、本当はジョンのことを父として深く愛している。
ジェームズ・マッカーディ(ブライアン・コックス)
悪党。町の農場を買い漁り、売らない者を手下を使って痛めつけている。サミュエルの旧友。
ジェントルマン・デイヴ・ターナー(マイケル・ウィンコット)
酒場の店主。戦争に参加したことがある。ガンマン。マッカーディに雇われているが、町人達を殺したいとは思っていない。
メアリー・アリス・ワトソン(デミ・ムーア)
ジョンの元恋人。戦争に行ったジョンが戻ってこなかったことから、トムと結婚して子供をもうける。

映画『ワイルドガン』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ワイルドガン』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ワイルドガン』のあらすじ【起】

ジョン・ヘンリー・クレイトンは故郷ワイオミングに戻った。すると、父のサミュエルから、母が既に亡くなったことを教えられる。ジョンは母が病気であったことも知らず、ショックを受ける。サミュエルは家に寄りつかなかった薄情な息子に厳しい言葉を投げかけた。ジョンは家に滞在するため銃を持たない覚悟を決めるが、父は息子を信じてはいなかった。

ジョンは父と共に町に出かけた。ジョンは父が注文した酒を取りに行くため酒場に行くが、フランク・ティルマンという青年に絡まれてしまう。だが、ジョンは銃を持っていないこともあり、相手にしなかった。すると、酒場の店主のデイヴ・ターナーがフランクを追い払った。ジョンはかつて大物を倒したことがある凄腕のガンマンで、名の知れた人物だった。それで、フランクに絡まれてしまったのだ。フランクはジェームズ・マッカーディという名の男の子分だった。マッカーディは町の農場を買い漁り、売らない者を痛めつけている悪い男だった。

牧師のサミュエルは元ガンマンだった息子を受け入れられなかった。さらに、10年間家に帰らず放蕩していたことも、妻のことを考えると許せないことだった。サミュエルとジョンはとても険悪な関係にあった。

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映画『ワイルドガン』のあらすじ【承】

マッカーディに苦しめられている者達は用心棒を雇って身を守りたいと考えていたが、サミュエルはそれを良しとしなかった。サミュエルは連邦保安官の助けを借りようとしていた。だが、町人のダニエルは自分達のような貧乏人は助けてもらえないと、連邦保安官の助けを当てにはしなかった。

ジョンの元にかつての恋人であるメアリー・アリスが訪ねてくる。ジョンは戦争終了後に戻ってくることを約束していたのだが、それを果たすことはなかった。その間に、メアリーは結婚しており、子供をもうけていた。ジョンにメアリーを非難する資格はなかった。だが、ジョンは傷つき、当たるように斧を木に打ちつけた。

ジョンは町でダニエルがフランクに殴られている現場を目撃する。ジョンは2人の間に入り、手を出すことなくフランクの行いを止めた。後日、ダニエルがターナーと土地の売渡しの交渉を行っている最中に、フランクに射殺されてしまう。町人達はジョンに用心棒を頼みたかったが、サミュエルがそれを拒否した。

映画『ワイルドガン』のあらすじ【転】

ジョンは食事も摂らず、何かに突き動かされるように土地の開墾を行った。サミュエルは戦争での怒りと罪の意識から逃れるためだと分析するが、ジョンはそれを否定した。ジョンの母はジョンとサミュエルのわだかまりを気にしており、2人で開墾作業を行って仲直りして欲しいと願っていた。だが、2人の溝はとても深かった。かつて、ジョンは兄弟のウィリアムと川で溺れたことがあった。ウィリアムは死に、ジョンは助かった。その時、助かったのがジョンだと知ったときのサミュエルの顔に失望が浮かんでいるのが見えて、ジョンは深く傷ついたのだ。サミュエルはそのことを否定するが、ウィリアムなら戦争に行かずいい人生を送れたはずだと言ってしまう。

メアリーはジョンに、帰ってこなかった理由を尋ねた。ジョンは人を殺してしまったことに苦悩し、会いに行けなかったことを正直に明かした。戦争前の別れの日、メアリーは再会を約束してジョンに赤いリボンを渡していた。ジョンはメアリーには話さなかったが、そのリボンを未だに持ち続けていた。メアリーの夫のトムは、仲睦まじいジョンとメアリーの様子に複雑な思いを抱く。

ジョンは父の前でフランクに絡まれ、床に溢した酒を拭くよう強要される。ジョンは反抗せずに従った。だが、フランクの仲間に殴られてしまう。サミュエルは止めようとするが、羽交い絞めにされて身動きが取れなかった。町人達もフランク達が怖くて手出しができなかった。メアリーはトムが止めるのも聞かず、倒れているジョンの元に駆け寄った。メアリーの態度に苛々したトムは酒場に行き、マッカーディから土地を売って引っ越すことを勧められる。トムはそれを了承した。

ジョンの家にターナーが訪ねてきた。ターナーも戦争経験者で、ジョンの苦しみをよく理解していた。ターナー自身は敵対する気はなかったが、マッカーディの元にいる以上ジョンと対決することは避けられなかった。

映画『ワイルドガン』の結末・ラスト(ネタバレ)

サミュエルは開墾を手伝い、ジョンは久しぶりに教会に行った。サミュエルは嬉しそうにジョンの姿を眺めた。だが、教会を出たところで、トムに絡まれ町人達はお前を恐れていると罵られる。トムは神にメアリーを愛していないことを誓えとジョンに迫るが、ジョンは何も言うことができなかった。サミュエルはそんなジョンを庇った。トムはジョンの元から逃げずにこの地に留まることを決めるが、マッカーディは約束の反故を認めなかった。

ジョンは戦争が終わった後、放浪の旅に出ていたときのことを父に話した。ジョンはある町で男達に絡まれ戦っていた。その男達は逃げるが、ジョンは男達が仕返しに来るのを町に滞在して待った。男達が仕返しに来て銃撃戦となるが、流れ弾が子供に当たって亡くなってしまう。ジョンはその子供にウィリアムを重ね合わせ、死なせてしまったことを深く後悔していた。サミュエルは泣きじゃくる我が子を抱き締めた。

メアリーは夫が土地を売ったことを知り、ジョンに相談に行った。だが、ジョンは町から出ることを勧めるだけだった。夜、サミュエルがトムの件について手出ししないよう、マッカーディに話しをつけに行った。だが、拒否される。サミュエルは建物を出たところで、フランクとその仲間達に襲われ刺されてしまう。

一命を取り留めたサミュエルは、ジョンに今思っている正直な気持ちを明かした。サミュエルは自分を刺した男のことは憎かったが、ジョンが復讐をしに行って殺されることを恐れていた。サミュエルは必死に引き留めるが、ジョンはマッカーディ達の元に行ってしまう。

ジョンは銃を手にすると、酒場に行ってフランクとその仲間達を射殺した。酒場から出るとターナーが待ち構えていた。ジョンは拳銃を変える振りをして酒場に戻り、マッカーディを射殺した。マッカーディが死んだことで戦う理由がなくなったため、ジョンはターナーと戦うことなく父の元に戻った。ジョンはマッカーディを撃ったことで、名前を売りたいガンマンに命を狙われる危険があった。父に行かないでくれと止められるが、ジョンはすぐに戻ってくることを約束して旅立った。

その後のジョンの行方を知る者はほとんどいなかった。数年後、メアリーが亡くなるが、葬儀にも現れなかった。だが、翌日彼女の墓標に赤いリボンがかけられていた。町人達もジョンの姿を偶に見かけていたが、父が亡くなって以降はぱったりと姿を見なくなった。

映画『ワイルドガン』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

戦いから離れたいのに暴力が彼を追いかけてくる――そんなジョンの葛藤が丁寧に描かれていて胸を打たれた。父ウィリアムとの対立と和解が物語の軸になっていて、寡黙な親子の距離が少しずつ縮まっていく過程が良かった。悪党デイヴィーとの決着も西部劇らしい緊張感があり、特に最後にジョンが銃を抜くシーンは圧巻。過去から逃げられない男が、守るべきもののために再び銃を取る姿にしびれた。(20代 男性)


ジョンと父ウィリアムの親子関係が印象深い作品だった。牧師である父の「暴力を捨てろ」という信念と、ジョンが抱える戦争のトラウマがぶつかり合う場面は静かながらも強い緊張感がある。ラスト、ジョンが村人たちを守るために武器を取り、悪党たちと対決するシーンは西部劇の王道でありながら非常に熱い。最終的に父とのわだかまりが溶ける描写には胸が温かくなった。(30代 女性)


西部劇としては地味な印象だが、その分キャラクタードラマがとても重厚だった。ジョンが暴力を避け続ける理由が戦争で負った心の傷によるもので、その苦しみが細やかに表現されている。だが、仲間を殺され、ついに銃を取る決意をする場面は感情の爆発として非常に強烈。敵を圧倒する銃さばきも見応え抜群だった。父との和解が物語の結びとして美しく、静かな余韻が残る。(40代 男性)


ジョンとウィリアム、それぞれの正義がぶつかるところに深みを感じた。ウィリアムは暴力を否定するが、ジョンは「守るためには必要な時もある」と考えている。その価値観の衝突が物語を引っ張っていて、特にジョンが過去の罪を吐露するシーンは痛々しくも心に残った。終盤で父がジョンを救うために行動する姿に、言葉ではない親子愛を感じて涙腺が緩んだ。(50代 女性)


西部劇の派手さを排し、親子のドラマを軸に描かれている点がとても良かった。ジョンが平穏を求めて帰郷するものの、村には悪党たちが蔓延っており、結局銃を抜くしかない現実が哀しい。だが、最後の決闘はまさに西部劇の醍醐味で、緊張感と迫力は十分。特にジョンが怒りを爆発させる瞬間は圧倒的だった。父との固い握手は静かな救いになっていた。(20代 女性)


ジョンの孤独と後悔が全編を通して感じられる作品だった。帰郷後も彼の心は戦場に縛られたままで、誰とも心を通わせられない様子が痛々しい。それでも父や幼なじみとの交流を通して少しずつ変化していく姿に希望が見えた。悪党たちとの最終決戦は控えめながらも緊迫感があり、ジョンの本当の強さが際立っていた。救いのあるラストで好印象。(40代 女性)


地味ながらも骨太な西部劇。特に悪党デイヴィーが魅力的で、ただの極悪人ではなく“仕事として暴力を行う男”という描写が興味深かった。ジョンと彼が対決するシーンは、どちらもプロの殺し屋としての緊張感が漂っていて背筋が伸びた。ジョンが戦いを避け続けた理由が明かされる中盤の展開も良く、父との和解、そして家を守るための決意に説得力がある作品だった。(30代 男性)


ジョンの痛みを知るほど、彼が再び銃を取る瞬間の重みが胸に迫った。暴力を捨てた男が大切なものを守るために引き金を引く――その選択が悲しくも尊い。父ウィリアムとの関係も印象的で、お互いの信念がぶつかりながらも最終的に深い理解へとたどり着く。最後に父がジョンの選択を受け入れる姿は胸に響いた。派手さはないが、心に残る西部劇。(60代 男性)


この映画は“赦し”がテーマだと強く感じた。ジョンは戦争で人を殺した自分を許せず、父は暴力を振るった息子を許せないでいる。そんな2人が困難な状況の中で、少しずつ歩み寄っていく過程が丁寧に描かれている。悪党に襲われた村を守るためジョンが銃を抜くシーンは、彼が自分自身を受け入れる瞬間でもあったと思う。静かで優しいラストに心が温かくなった。(50代 男性)


西部劇の王道要素を押さえつつ、キャラクタードラマに重点を置いている点が魅力。ジョンが抱えるトラウマは観客にも痛いほど伝わり、彼の選択は常に苦悩と隣り合わせ。だからこそ、ラストで父と心を通わせるシーンがより深く刺さった。悪党たちとの決闘では、ジョンの凄まじい銃の腕前が発揮され、抑えていた感情が爆発する迫力ある場面だった。余韻のある良作。(30代 女性)

映画『ワイルドガン』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ワイルドガン』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

父の祈りを(The Homesman)

この映画を一言で表すと?

荒野の孤独と罪を背負う者たちの“静かに胸を刺す”西部劇ドラマ。

どんな話?

19世紀後半、女性3人を安全な地へ送り届ける役目を負ったメアリーと流れ者のブリッグス。荒野で次々と困難に直面しながら、互いの孤独や傷と向き合っていく。荒涼とした自然と、心の闇を抱える者たちの旅が重厚に描かれた西部劇で、静かな語り口の中に深い感情が流れている。

ここがおすすめ!

『ワイルドガン』の“孤独を抱えた者同士の心の交流”というテーマと非常に相性が良い作品。激しいガンアクションではなく、内面の葛藤に焦点を当てた大人向けの西部劇で、視線や沈黙の余韻が胸に残る。特に主人公たちの関係性の変化は丁寧で、西部劇を越えたヒューマンドラマとして強い印象を残す。

許されざる者(Unforgiven)

この映画を一言で表すと?

“過去の罪と贖い”を描き切った、西部劇の金字塔。

どんな話?

かつて悪名を轟かせたガンマン、ウィリアム・マニーは今や農夫として静かに暮らしていた。しかし賞金首の話に巻き込まれ、再び銃を握ることに。旅の中で彼の過去と現在が揺らぎ、暴力と正義の狭間で苦悩する姿が描かれる。重厚で剥き出しのヒューマンドラマが展開する名作。

ここがおすすめ!

暴力を捨てたいのに捨てられない主人公の葛藤は『ワイルドガン』のジョンと重なり、西部劇の中でも特に深い精神性を持つ作品。派手さではなく“重さ”で魅せる映画で、静かな場面が逆に緊張感を高めている。ラストの怒涛の展開は圧倒的で、観終わったあとに長く余韻が残る。

アッサンブレージ(3:10 to Yuma)

この映画を一言で表すと?

“誇りと義務”に挑む男たちの、ハードで胸打つ西部劇。

どんな話?

貧しい農夫ダンは、悪名高い強盗ベンを護送する任務を請け負う。護送の途中、追手や裏切りに遭いながら、2人の間に奇妙な尊敬が生まれていく。善悪の境界線が揺らぎ、キャラクターの心理が細やかに描かれた緊迫感あるストーリー。

ここがおすすめ!

『ワイルドガン』のように“対立する者同士の心が通うドラマ”に惹かれた人には最適。ストーリーの緊張感が高まるごとに、2人の絆が深まる構成が非常に巧みで、ラストは涙なしには見られない。西部劇としても人間ドラマとしてもトップクラスの完成度を誇る。

ジェシー・ジェームズの暗殺(The Assassination of Jesse James by the Coward Robert Ford)

この映画を一言で表すと?

“英雄の影を追い続けた男”の悲劇を描く、静謐で美しい西部劇。

どんな話?

強盗団のリーダー、ジェシー・ジェームズに憧れる若者フォード。しかし理想と現実のギャップに苦しみ、やがて悲劇的な選択へと向かっていく。西部劇でありながら非常に叙情的で、人物心理の描き込みが深い作品として知られている。

ここがおすすめ!

静かな緊張感、孤独、そして罪と向き合う姿が『ワイルドガン』と通じるポイント。映像美は圧巻で、詩のような語り口が観客をじわりと包み込む。派手な西部劇ではなく“心を読む西部劇”を求める人に最適な一本。鑑賞後に深い余韻が残る。

ホステイルズ(Hostiles)

この映画を一言で表すと?

“敵同士が絆を育む”壮絶で美しいロード・ウェスタン。

どんな話?

先住民を憎む軍人ブロッカーが、かつて戦った酋長の護送任務を強制される。最初は互いに敵意むき出しだが、旅を通じて理解と信頼が芽生えていく。過酷な荒野を背景に、赦しや再生をテーマにした重厚な西部劇ドラマが展開する。

ここがおすすめ!

“過去の痛みを抱えた男が、旅を通して心を取り戻していく”という点で『ワイルドガン』と非常に親和性が高い。映像は壮麗で、登場人物たちの心の変化が丁寧に描かれており、静の美しさと激しさのバランスが圧倒的。深い余韻を求める西部劇ファンに強くおすすめできる名作。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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