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映画『ゆりかごを揺らす手』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ゆりかごを揺らす手』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ゆりかごを揺らす手』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ゆりかごを揺らす手』の結末までのストーリー
  • 『ゆりかごを揺らす手』を見た感想・レビュー
  • 『ゆりかごを揺らす手』を見た人におすすめの映画5選

映画『ゆりかごを揺らす手』の作品情報

ゆりかごを揺らす手

製作年:1991年
上映時間:110分
ジャンル:サスペンス
監督:カーティス・ハンソン
キャスト:アナベラ・シオラ、レベッカ・デモーネイ、マット・マッコイ、アーニー・ハドソン etc

映画『ゆりかごを揺らす手』の登場人物(キャスト)

モット夫人 / ペイトン・フランダース(レベッカ・デモーネィ)
金髪の美しい女性。セクハラ事件で自殺した医師モットの妻。夫の死によりショックで流産。全てを奪ったバーテル家に復讐を誓い、乳母として雇ってもらう。天涯孤独。
クレア・バーテル(アナベラ・シオラ)
黒髪で家庭的な女性。草木が好きで、自宅に温室を作ろうとしている。喘息持ちで吸入薬が手放せない。
マイケル・バーテル(マット・マッコイ)
立派な顎鬚を生やした白人男性で、クレアの良き夫。遺伝子工学の研究所で働いている。
ソロモン(アーニー・ハドソン)
福祉協会から派遣されて来た、知的障害者の黒人男性。日常会話は可能で、バーテル家の柵立てをしている。優しくしてくれる一家に恩義を感じており、優しく明るい性格。
マーリーン・クレイヴン(ジュリアン・ムーア)
マイケルの長年の友人。赤毛で色気のある白人女性。住宅や土地の販売をしている。
エマ・バーテル(マデリーン・ジーマ)
クレアとマイケルの子供で女の子。賢く無邪気で元気。
モット(ジョン・デ・ランシー)
婦人科の医師。触診の際、素手で女性の陰部へ手を挿入したことにより、セクハラで訴えられ裁判で敗訴。それを苦にして自殺してしまう。

映画『ゆりかごを揺らす手』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ゆりかごを揺らす手』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ゆりかごを揺らす手』のあらすじ【起】

クレアは現在、妊娠9か月。夫のマイケルと幼い娘エマの3人暮らしだ。良き夫と無邪気で可愛いエマとの生活は順風満帆だった。そんなある日の定期検診で、クレアは医師のモットからセクハラ被害を受けてしまう。彼女はその日の内にマイケルへ告白。
夫婦は医師会にそれを訴えた。すると、夫婦の訴えに被害者が名乗りを上げ、とうとう病院とモット医師は起訴されてしまう。
事件は社会問題にまで発展し、裁判に負けたモット医師は自殺。保険金も没収となりそのせいで、妊娠していたモット夫人は、ショックから流産してしまうのだった。

全てを奪われ絶望したモット夫人は、夫が死ぬきっかけとなったクレアの顔写真を、テレビの報道で目にし、復讐を考えるようになる。

半年後、バーテル夫妻には、無事に赤子が産まれていた。バーテル家の柵を作りに来ているサイモンとも仲良くなり、和やかな生活も元通り。余裕ができたクレアは、庭に温室を作ろうと考える。そこで、マイケルが乳母を雇ってはどうかと提案。妻は快く了承した。

ある日の朝、バーテル家にペイトン・フランダースという女性がやって来る。彼女は乳母の件でやって来たと言うが、乳母としての登録も事務所に所属もしていないらしい。やや不振に思ったものの、クレアは彼女を自宅へ案内した。
ペイトンは、実はモット夫人の偽名である。彼女はクレアの赤子を目にし、悲愴な表情をする。ペイトンに好印象を抱いたクレアは、彼女を夕食に招待した。

映画『ゆりかごを揺らす手』のあらすじ【承】

後日、ペイトンを乳母として雇ったクレアは、自宅地下の1室を彼女に与えた。
深夜、赤子に乳を与える時間。ペイトンはクレアの赤子に、自らの胸を含ませ乳を飲ませる。

ペイトンを雇ったことで、時間に余裕ができたクレアは温室作りに着手。
そんなある夜、クレア夫妻は友人のマーリーン夫妻と夕食へ行くことになり、ペイトンが留守を預かることになった。その間、エマとの友好を深めるペイトン。引き続き、赤子へも自らの母乳を飲ませる。

ある日、マイケルから書類の郵送を頼まれたクレア。彼女は植物が好きで、近くの温室で植物の世話をボランティアで行っていた。その帰りに書類を郵送しようとバッグへ入れていたが、それをペイトンが盗み出して破いてしまう。書類はその日の内に郵送提出しなければならなかった。郵便局へ向かったクレアは、バッグに書類がないことに愕然とする。ペイトンは車内から慌てるクレアを見てほくそ笑む。
クレアは喘息持ちで慌てると発作が出る。その後、書類を探し回るも結局、見つからず。

ペイトンの母乳を飲んでいる赤子。とうとう、クレアの母乳を受け付けなくなってしまう。
そんな折、マイケルの職場を訪ねたペイトンは、落ち込んでいるクレアを元気づけようとパーティーを提案。マイケルは快く提案を了承した。

家の壁のペンキを塗り替えようとしていたサイモンは、家の窓からペイトンが赤子に母乳を飲ませている姿を目撃。彼はペイトンに脅されるも、自分に良くしてくれるバーテル一家を守ろうと1人決意する。しかし、一家と仲良くするサイモンを見たペイトンは、彼の態度が不振だとクレアに進言。サイモンを追い出しにかかった。
クレアは彼女の言葉を一蹴するも、サイモンの道具箱の中から自分の下着を発見。そのせいで、サイモンはバーテル家から去る羽目になってしまう。全て、ペイトンが仕組んだことだった。

子供達は徐々にペイトンへ寄り添うようになり、温室作りに忙しいクレアは、そのことに気付かない。
サイモンの不祥事はバートン家を気落ちさせる。クレアに共感しつつも、彼女の周りを少しずつ崩し始めるペイトン。

映画『ゆりかごを揺らす手』のあらすじ【転】

そんなある日、マーリーンが自宅へ訪ねて来る。彼女は赤子を抱かせてもらうも、赤子は激しく泣き喚き、実の母親が抱いても泣き止まない。だが、ペイトンが抱き上げるとぴたりと泣き止むのだった。

ペイトンの画策により、夫婦の仲も少しずつギクシャクとする中、クレアはとうとう証拠を見つけてしまう。
普段は喫煙しないマイケルだったが、喫煙者であるマーリーンと一緒にいる時だけ、煙草を吸ってしまう。マーリーンはマイケルの初恋の人だった。彼の煙草臭い上着をクリーニングへ出した時、上着からライターが出てきたため、クレアはマイケルが浮気していると確信を持ってしまうのだった。それも、ペイトンの画策の1つである。

自分のことでいっぱいのクレアは、帰宅後にマイケルをきつく詰問。しかし、居間にはクレアを元気づけようと集まった友人達がいた。会場内の空気は、かなり気まずいものとなり、パーティーは盛り上がらずにお開きとなった。

クレアは泣き疲れ、マイケルと話し合いをする。夫婦は、ペイトンが来てから悪いことが続くと気付いている。その会話を密かにスピーカーで聞くペイトン。彼女は翌朝、温室の天窓に仕掛けを施した。

そんな折、マーリーンは売り残っているモット医師の家の画像に、クレアの家にあった飾りと同じものを発見する。あれは確か、ペイトンの持ち物だったはずだ。彼女は過去の新聞記事から、ペイトンがモット夫人であることを突き止めるのだった。

クレアの家へと急いでやって来たマーリーン。彼女はペイトンの正体に気付き、クレアを助けようと探すも、クレアは植物園に出掛けており不在だった。ペイトンは温室へとマーリーンを向かわせる。勢いよく開けたドアにより仕掛けが作動。天窓は割れてマーリーンへとガラスの雨が降った。

映画『ゆりかごを揺らす手』の結末・ラスト(ネタバレ)

ペイトンはマーリーンの死体を確認後、鼻歌を歌いながらクレアの喘息の吸入薬を全て空にする。そして、赤子を連れて散歩へ。
植物園から帰ったクレアは、温室でマーリーンの死体を発見。喘息の発作が発生したため、
吸入薬で発作を治めようとするも、全て空である。彼女は倒れて意識を失う。
駆けつけた警官により発見されたクレアは、救急搬送にてなんとか命の危機を脱した。

しばらく後、退院したクレアだったが、自宅へ戻ると家の空気が変わっている。ペイトンはまるで家の主であるかのように振る舞い、家族も自分ではなくペイトンを囲む。
不審に思ったクレアは、マーリーンが何を伝えたかったのかを調べるため、彼女の職場を訪ねた。そこで、モットの家の書類を目にする。彼女はその家へ行ってみることにした。

モット医師の家は築2年で子供部屋もあった。そこで、ペイトンがモット夫人であることに気付いたクレア。急いで帰宅し、呑気に夕食の準備をしているペイトンに殴りかかった。
そうして、マイケルの前で正体を明かすと彼女をすぐさま、追い出す。

その夜は一家でホテルへ行こうと準備を始めた頃、ペイトンの部屋から目覚ましが鳴る。不審に思い地下へ向かったマイケル。ペイトンの姿はない。上の部屋へ戻ろうとしたが、現れたペイトンにスコップで殴られマイケルが落下。物音に気付いたクレアは、エマを2階の部屋に残して鍵を掛けさせる。
そして、自分は地下へ。意識の戻ったマイケルと合流するも、彼は骨折しており動けない。

警察に連絡を入れたクレアだったが、襲い掛かってきたペイトンに殴られ意識を失う。その間に、エマと赤子を連れ出そうとするペイトン。彼女はすでに狂気の沙汰に陥っている。だが、エマは彼女を母親とは認めず、弟を連れてクローゼットへ避難。ペイトンは赤子の泣き声を頼りに子供達を捜し始める。向かった先は屋根裏。そこでは、バーテル一家が心配で、影ながら見守り続けていたサイモンが駆けつけ、子供達を救出していた。

ペイトンと意識の戻ったクレアが対決。しかし、ここにきてクレアに喘息の発作が発生。不甲斐ない彼女を嘲り、子供を奪おうとするペイトン。クレアは大切な家族を守ろうとしてペイトンに突撃。彼女は屋根裏の窓から落下し、サイモンが作った柵に刺さって死亡した。
クレアは家族を守ってくれたサイモンを見直し、一家は再び平安を取り戻したのだった。

映画『ゆりかごを揺らす手』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

ドンデン返し系のサスペンスを見漁っていた頃に出会いました。復讐が復讐を呼ぶ、まさに狂気を味わえます。
ただし序盤から疑問がひとつ。なぜ、登録もしていない見ず知らずの女を乳母として迎え入れることができたのか。クレアにはもう少し我が子を預けることに危機感を持ってもらいたかったです。
サスペンス映画としては良くできていて、事の発端になる訴訟事件もリアリティあります。後半はドキドキハラハラしっぱなしで、疲れるくらいでした。(女性 20代)


ベビーシッターとして雇った女性が復讐をする内容だが、このベビーシッターが登場シーンからすでに怪しい雰囲気を醸している。感じがいいから雇っちゃったというヒロインの危機管理能力を疑ってしまう。中盤辺りから赤ん坊に自分のミルクを飲ませるなど、異様な行動に寒気が走った。ベビーシッターの乗っ取り計画が笑えるほど凄い。そして、後半の女同士の戦いは息を飲んで見守ってしまうほど激しい。終始、鳥肌が立つほどの秀逸なサスペンスホラーだと思う。(女性 40代)


完璧なベビーシッターが、実は家族を壊そうとする復讐者だったという展開に驚きました。レベッカ・デモーネイ演じるペイトンの静かな狂気が怖すぎて、終盤にかけての緊張感は息が詰まりそうでした。特に子供を味方につけていく過程が巧妙で、本当に恐ろしいです。最後に母親が“母性”の力で彼女と対決する構図には力強さを感じました。サイコスリラーとして完成度が高く、今観ても全く古さを感じません。(20代 男性)


母として、ペイトンの行動がゾッとするほどリアルに感じました。最初は優しく有能なナニーとして迎えられるのに、徐々に家族の中に入り込み、信頼を操作していく様子は恐怖そのものです。彼女が夫を誘惑しようとしたり、娘をコントロールしようとするシーンには強い不快感を覚えました。自分の家庭がこんな風に壊されていくなんて…と観ていて何度も背筋が寒くなりました。女性ならではの怖さが詰まったサスペンスです。(40代 女性)


90年代のサスペンスとして名高い本作をようやく観ましたが、想像以上に怖かったです。ペイトンの復讐の理由も悲しいものがありつつ、それを利用して冷酷に行動するところが人間の怖さを際立たせていました。被害者が加害者になる構造は、単純な善悪では語れない深さがあります。終盤の対決はスリリングで、家族の絆が再生していく流れにも救いがあってよかったです。(30代 男性)


全体的に非常によくできたサイコサスペンスでした。特に、母性や信頼といった日常的なテーマを巧みに使い、そこに潜む恐怖を描いた点が秀逸です。ペイトンが冷蔵庫に母乳を捨てるシーンなど、ゾッとするような描写がリアルすぎて忘れられません。女性同士の対立、特に母親という立場での対決は、観ていて非常に緊迫感があり、最後の決着には心から拍手を送りたくなりました。(30代 女性)


自分が子供だった頃に観たら絶対にトラウマになっていたと思うくらい怖かったです。何が一番怖いって、優しそうな顔をして近づいてきて、少しずつ周囲を壊していくその過程。人を信用しすぎることの危険をこれでもかと見せつけてきます。ペイトンの“敵意”が表に出る瞬間の表情が本当に怖くて鳥肌ものでした。今の時代でも十分通用する傑作サスペンスだと思います。(10代 男性)


母親という役割の難しさと強さが凝縮された作品でした。レベッカ・デモーネイの美しさと冷酷さが同居していて、ペイトンというキャラクターがただの悪役ではないところが良かったです。信頼していた人が裏切り者だったという構造は、実際に起きてもおかしくない怖さがあります。最終的に主人公が家族を守るために戦う姿に拍手を送りたくなりました。女性の強さが前面に出た名作だと思います。(50代 女性)


リアルな恐怖という意味では、ホラー映画よりもずっと怖い作品でした。ペイトンの行動はすべて理詰めで、家族の脆弱な部分を突いてくる知性が恐ろしい。復讐という動機にも一理あるだけに、完全な悪として描かれていないところに人間の複雑さを感じました。娘との関係が変化していく描写も丁寧で、終盤の母娘の絆が回復する場面には涙が出ました。(40代 男性)


劇場で観たときの衝撃を今でも覚えています。特にペイトンが赤ちゃんを自分の子供のように扱い始めるシーン、そこから現実と妄想の境界が壊れていく恐怖は圧巻でした。表面上は完璧な人間が、実は家庭を破壊しようとしているという構図は、現代でも通用するテーマです。サイコスリラーの教科書のような作品として、今後も語り継がれるべき一本だと思います。(60代 男性)

映画『ゆりかごを揺らす手』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ゆりかごを揺らす手』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

ミザリー

この映画を一言で表すと?

「“愛”が狂気へと変わる瞬間を描いた密室スリラーの傑作!」

どんな話?

人気作家が交通事故に遭い、熱狂的ファンの女性に救出されるが、その“看病”は次第に常軌を逸していく。ファンの異常な執着が恐怖に変わる、スティーヴン・キング原作のサイコサスペンス。

ここがおすすめ!

閉ざされた空間で繰り広げられる心理戦は手に汗握る展開の連続。キャシー・ベイツの演技が圧巻で、見る者に強烈な恐怖と同時に哀しみも感じさせます。『ゆりかごを揺らす手』のような静かな狂気が好きな方におすすめです。

シークレット・ウィンドウ

この映画を一言で表すと?

「自分の中に潜む“もうひとりの自分”が、すべてを壊しにくる…」

どんな話?

妻との離婚後、森の中で静かに暮らす小説家のもとに、見知らぬ男が現れ「小説を盗んだ」と迫る。次第に現実と幻覚の境界が曖昧になり、男の正体と真相が明らかになる頃、驚愕のラストが待ち受ける。

ここがおすすめ!

ジョニー・デップ主演で、徐々に精神が壊れていく様を巧みに演じています。サスペンス要素と心理ホラーが見事に融合し、終盤には鮮やかなどんでん返しも。静かな恐怖が好きな人にはたまらない一本です。

パーフェクト・ストレンジャー

この映画を一言で表すと?

「誰もが“嘘”を抱えている…信じた相手こそ、最大の裏切者かもしれない」

どんな話?

女性記者が親友の不審死を追ううち、ネット上の仮面を被った人々の嘘と真実が交錯していく。調査が進むにつれ、自分の周囲の人間すら信じられなくなる緊張感が高まるサイコスリラー。

ここがおすすめ!

ハル・ベリーとブルース・ウィリスの駆け引きが光る作品で、最後の最後まで「真相」が見えない展開に引き込まれます。二重の顔を持つキャラクターたちの危うさは、『ゆりかごを揺らす手』にも通じる不安感があります。

ゴーン・ガール

この映画を一言で表すと?

「完璧な“妻”の失踪が、すべてを狂わせていく衝撃のミステリー」

どんな話?

結婚5周年の日に妻が失踪し、メディアの注目を浴びる中で夫への疑いが強まる。だが、物語は想像を超える方向へ進んでいく。愛と嘘と復讐が交差する心理スリラー。

ここがおすすめ!

デヴィッド・フィンチャー監督の緻密な演出と、ロザムンド・パイクの怪演が冴え渡ります。家族や夫婦といった身近な関係性の中に潜む狂気がリアルで恐ろしい。『ゆりかごを揺らす手』のような“家庭内スリラー”を求める方にぴったり。

ザ・ギフト

この映画を一言で表すと?

「過去に隠された“贈り物”が、今の生活を地獄に変える」

どんな話?

夫婦のもとに現れた夫の旧友・ゴードが、次第に奇妙な“贈り物”を送り続けるようになる。やがてその目的が明かされ、完璧だったはずの夫婦生活が崩壊していく。

ここがおすすめ!

サスペンスでありながら、人間の記憶や過去の罪に切り込む深さが魅力。ジョエル・エドガートンが脚本・監督・出演を務め、巧みに観客の予想を裏切ります。日常にひそむ“報復”の恐怖を味わいたい人におすすめです。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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みんなの感想・レビュー

  1. パピヨン より:

    復讐モノは好きなのでよく見ます。日本でも大分昔ですがリメイクと思われるドラマがありました。しかし、この映画のヒロインペイトンはとても気の毒で憎み切れません、むしろ同情します。流産だけでなく子宮まで無くしもう二度と子が生めない体になってしまったのだから。クレアは自分の幸せだけでペイトンの不幸を思いやってもくれない。私はペイトンを応援してしまいました。逆恨みはよくないけど…テレビ余計な事言い過ぎ!この手の復讐ドラマ最近多いですね。でも面白い。勿論映画ドラマとして観る分には。ホントに起こったら怖いですが。