映画『斬撃 ZANGEKI』の概要:「斬撃 ZANGEKI」(原題:Singin’ in the Rain)は、2009年のアメリカ映画。監督はリチャード・クルード。制作・主演は「沈黙の要塞」「沈黙の断崖」など”沈黙シリーズ”のスティーブン・セガール。
映画『斬撃 ZANGEKI』 作品情報
- 製作年:2009年
- 上映時間:94分
- ジャンル:アクション、ホラー
- 監督:リチャード・クルード
- キャスト:スティーヴン・セガール、タノアイ・リード、ジェナ・ハリソン、リンデン・アシュビー etc
映画『斬撃 ZANGEKI』をフルで無料視聴できる動画配信一覧
U-NEXT | ◯ |
---|---|
Hulu | × |
Amazonビデオ | ◯ |
dTV | × |
TELASA | × |
TSUTAYA DISCAS | ◯ |
ビデオマーケット | ◯ |
Netflix | × |
※動画の配信情報は2022年5月時点のものです。配信状況により無料ではない場合があります。最新の配信状況は各動画配信サービス(VOD)の公式サイトでご確認ください。
映画『斬撃 ZANGEKI』 評価
- 点数:20点/100点
- オススメ度:★★☆☆☆
- ストーリー:★☆☆☆☆
- キャスト起用:★☆☆☆☆
- 映像技術:★☆☆☆☆
- 演出:★☆☆☆☆
- 設定:★☆☆☆☆
[miho21]
映画『斬撃 ZANGEKI』 あらすじ(ストーリー解説)
映画『斬撃 ZANGEKI』のあらすじを紹介します。
とある現代の街で謎のウィルスが蔓延する。瞬く間に人口の大半が感染し、感染した人間はゾンビ(バンパイヤ)と化し、まだ感染していない人々を襲い生き血を啜り、襲われた非感染者も人肉を貪り食うゾンビと化してしまい、ゾンビの集団は増加する一方だった。その夜、特に感染がひどい第7地区に、元特殊部隊のタオ(スティーブン・セガール)とタガート(タノアイ・リード)を先頭にゾンビハンターらが出撃する。彼らの目的はドロシー、モーガン、チャーリーらの病院から脱出を図っている6人の男女の救出。彼らはゾンビと遭遇しながらも、唯一の出口であるセキュリティゲートを目指していた。一方、タオたちハンターも病院に侵入、生存者を探しながらショットガンと長剣を駆使し、ソンビ群団を次々とをなぎ倒していく。
その間にゲートを目指す生存者たちだったが、次々と襲いかかってくるゾンビに各々がバラバラになってしまう。その頃政府は、ゾンビ・ウイルスの有効な治療法が見つからない中、増加の一途をたどる感染を食い止めようと、夜明けと共に第7地区を戦闘機を出動させ空爆により焼き払うことが決定する。病院内では散り散りになった生き残りメンバーたちと、救出するはずのハンターたちも一人また一人と犠牲になってゆく中、ゾンビたちの追っ手を逃れそれぞれがセキュリティゲートに向かって生死を賭けたサバイバルを繰り返す。
映画『斬撃 ZANGEKI』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『斬撃 ZANGEKI』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
とうとうゾンビが相手か
スティーブン・セガールという人は映画で何をやりたいのかが解らなくなってしまった。沈黙シリーズのマンネリ化はまあいいだろう。マンネリしても徹底すれば寅さんみたいになれる可能性もあるし、日本人はセガールの信望者が多いから見放したりもしないだろう。水戸黄門みたいに勧善懲悪という大義名分なら、それを長くシリーズで撮っているうちに、皆の期待は膨らんでゆくというものだが、どうしてゾンビ映画なのだろう。元々が悪人でもなく、偶然に感染してしまった動きののろいゾンビをいくらぶった斬ったところで気持ち悪いだけで、観る人は誰も喜びはしないだろうに。ミラ・ジョボビッチみたいな美女が登場してくると言うのなら話は別だが、格闘家としてそこまで名前を売ってきた役者が、わざわざゾンビ映画を撮らなければならない理由が解らない。監督のせいだと言う逃げ道も、本人が制作に携わっているので擁護のしようもないし、ゾンビ映画なら、それはそれでもっと展開の持って行き方があると思うのだが、そういったストーリーにも面白みがない。いっそのことロバート・ロドリゲスみたいに脚を食いちぎられたヒロインが手術をして脚にマシンガンを装着し、クルクル回りながらゾンビどもを撃ち殺してゆくというあの映画の方がよほどマシである。この人、監督次第でいい役が出来ると思うのだが、自分で映画制作に参加したらいかん人だと思います。
ゾンビとかスプラッタとかが好きな人でも?
まぁ、セガールファンは言うに及ばず、ホラーやスプラッタが好きな人でもノーコメントという感じの映画だろう。ジョージ・A・ロメロの作品なら観ようかという気はするが、この手の映画は最初にやった人が勝ちみたいなところがあって、亜流が出て来て頑張ったところで、一度びっくりしてしまったものに人間は慣れてしまうという事を学習しなくてはいけない。例えばであるが「ソウ」とか「ファイナル・デスティネーション」のシリーズなんかは、次はどんな方法なのだろうという期待感で観ているのであり、ただ単にぐちゃぐちゃになった人間の顔や体を観て嬉しがる人は希なのである。
タイトルを見て、たぶんセガールだなと思った人も多いでしょう。私もその1人です。彼と言えばまず思い浮かぶのが沈黙シリーズですが、それもかなりネタ切れぎみで、ファンも飽きてしまった感じがありますよね。
だから次に手を出したのが今作のような「ゾンビ映画」なのかもしれませんが、正直このクオリティではいくらスティーブン・セガールが主人公でも満足できる人は少ないんじゃないかなと思ってしまいました。
見どころが来るはずだと思って見ていましたが、何の盛り上がりもなく終わってしまいました。コアなファン向けの作品でしょう。(女性 30代)
映画『斬撃 ZANGEKI』 まとめ
スティーブン・セガールという人をハリウッドは一体どう扱っているのだろう?シリーズのマンネリに批判をしながらも消えてゆくことなく、これだけ次々と映画を撮っていると言う事を考えれば、とりあえず映画を撮っていれば客は入るだろうとでも考えているのだろうか。制作費が収益を超えたからと言って儲かっているわけでもないだろうに。まぁ、映画関係者を少しでも多く食べさせて行かなければならないからというような答えは、ファンは望んでいないというのを解って作って欲しいものである。セガールおやじに、少しはまともな監督をあてがってみてはどうだろうか。
みんなの感想・レビュー