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映画『ゾンビ・クエスト』あらすじネタバレ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ゾンビ・クエスト』の概要:2011年のゾンビパニック映画で、高層ビルで働くアジズ(ヤフヤ・ガイール)は会社をクビになったあげく留置所に入れられてしまう。そこに高層ビルに謎の物質が衝突し、ゾンビが出現。憧れのテスを救うべくビルの屋上へ向かう。

映画『ゾンビ・クエスト』 作品情報

ゾンビ・クエスト

  • 製作年:2011年
  • 上映時間:86分
  • ジャンル:アクション、ホラー
  • 監督:マルテイン・スミッツ、エルヴィン・ヴァン・デン・エショフ
  • キャスト:ヤフヤ・ガイール、ジジ・ラヴェリ、ミマウン・アウレド・ラディ etc

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映画『ゾンビ・クエスト』 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

[miho21]

映画『ゾンビ・クエスト』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)

映画『ゾンビ・クエスト』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『ゾンビ・クエスト』 あらすじ【起・承】

憧れの女性であるテスと今夜こそデート!と気張っていたアジズは、イヤミな上司によってくびを言い渡された。
しつこく電話で遊びに誘ってきた兄にも原因があると、兄の遊ぶプールにやってきたが、そこでまたもや兄が原因で留置所に入る羽目に。
美人警官のキムが見守る中おとなしく留置所で眠っていると、爆音と警報が鳴り響いた。
気のせいかと思い朝を迎えると、電子ロックされていたはずの檻の鍵が自動的に開いている。

兄や同じく一緒に檻に入れられた面々と外に出てみるとゾンビ化した老婦人に襲われる。
動揺したメンバーだが、キムが射撃し、慌てて留置所内に戻ると、緊急事態宣言が出されており、アジズの勤めていたビルに謎の物体が接触しそこから未知のウィルスが漏れていると言うのだ。それに接触するとゾンビ化してしまうと知り、留守電に入っていたSOSを聞いてアジズはテスを助ける為キャンプ&ベル社のビルに向かう事に。

ゾンビ化した警察官達を振り切り、どうにか留置所を出たメンバーはまず装備を固めに店に入る。
もしゾンビを倒したらヒーローだ!と装備や服装を整える。
しかし兄はレジのお金を見て「その内弟との開業資金にしたい」と思案している所を、銀行員の肩書きを持つ他のメンバーにそそのかされる。

映画『ゾンビ・クエスト』 結末・ラスト(ネタバレ)

車を調達した際に、整備士達がゾンビ化し、そこでキムは攻撃に当たり失神。
アジズを一旦見捨ててキム以外の兄達は銀行へ向かった。

しかし太めのノーランはうっかり噛まれてしまい、おまけに銀行員の裏切りでゾンビに囲まれてしまったまま立ち往生する羽目に。
電話で知らせを受け、助けに来たアジズと合流し、公園のアスレチックでゾンビの集団に囲まれていた際に屈強なバラチ兄弟が。
ゾンビを一掃した挙句、安全地帯を案内してくれ、一行は兵士達の居るテントまで来た。
しかしテスを助けるのを諦められないアジズは軍の車を奪いビルへ向かった。
ビル内で元同僚と遭遇すると、自分以外の寝た男性には皆助けを要請していたテスの実態を知りうなだれるアジズ。キムはゾンビ化したテスを見つけ彼女を倒す。

屋上に行った兄弟は、ヘリから降りてきたマッドドッグ軍曹の支持で爆弾を設置。
しかしゾンビ化した軍曹に噛まれてしまった兄は爆破装置のリモコンを奪い、弟を逃すのだった。

ビルが爆破され、再び安全地帯とされる軍のテントに戻ったアジズとキムとジェフリー、そしてバラチ兄弟。しかしコウモリも飛び交い、吸血をしている兵士達を見かけ、ゾンビでなく今度はヴァンパイヤと戦わなければいけなくなるのであった。

映画『ゾンビ・クエスト』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『ゾンビ・クエスト』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

緊張感がないクエスト

コントの様に進むので、明るく観る事が出来ると言うある意味健全なゾンビホラー?と言える。
お酒を皆でワイワイ飲みながらつまみとして観たい感じの映画ともいえる。
ポンコツ勇者と揶揄されている時点で、もう諦めモード入ってしまうが、その分やはりそんなにとりえが無さそうな主人公でもどこか憎めないし、愛嬌があるので楽しい。

愛嬌や謎の運だけで進んでいく様子がはなはだしいので、そんなノリが好きな人は是非観る事をお勧めする。
コント、仲間とのぐだぐだした様子が好きな人は、ホラーと思えない視点で観る事が出来る。
クエストのお供になる美人の警官や、ダメ兄貴、留置所のメンバーなど頼りないのに、ハラハラしながら愛をこめて見守りたくなってしまう作品である。

普段なら笑えないポイント

ゾンビ映画あるあるであるが、噛まれたりすると大体は自分や仲間もゾンビ化してしまうという暗黙のお約束がある。
普通、行動をともにしている仲間と言えるメンバーがゾンビ化してしまったら、悲痛な叫びしかない映画がほとんどの中、この映画ではなぜか笑えてしまう。
また、マッドドッグ軍曹とよい、バラチ兄弟とよい、ゲームモードの様な画面に変わるシーンもゾンビゲームみたいでテンションが上がる。
また、普段人間くさいゾンビもいてややこしいなか、この作品では謎の物体がぶつかって来た時点で緑色のゾンビ達、と区別もしやすく色々な意味で観やすいのである。
確かにゾンビの人を食べるシーンなど少しグロさもある部分はあるが、笑いのほうが大きく占めている。
おバカな世界観と展開にすっきり笑いたい時に一度観るとはまるかもしれないコメディ系ホラーと言える。


最終的には兄も好きな子もみんなゾンビになって死んでしまって、残されたのは自分と出会ったばかりのポンコツメンバーだけなのになんだか明るい雰囲気が流れる今作。
全体的にゾンビ映画のハラハラドキドキ感は少なく、弱っちいけど一生懸命頑張る姿を見届ける作品なので、時折クスッと笑いながらぼーっと見られると思います。
大事な人がゾンビ化してしまったのに、あまりショックを受ける様子を見せない主人公は実はめちゃくちゃメンタルが強いのかも…なんて考えてしまいました。(女性 30代)

映画『ゾンビ・クエスト』 まとめ

クエストな部分が謎ではあるが、設定自体はなかなかそそるものがある。
会社を首になってしまったあげくに、駄目な兄弟が原因で留置所にまで行くハメに。
しかも謎の原因で、パニック状態になった町から憧れの人を救う!と言うシチュエーションは美味しい。最後はエンドレスな終わり方だが愛嬌はあるので許せてしまう。
ゲームの勇者の設定とほぼ同じなので、面白そうとは思うが、ギャグテイストが強いのであまり真面目なクエストやアクションとはまた違う。
違う意味では充実感がある映画と言える。笑いたい人にお勧めのゾンビ映画かもしれない。

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