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映画『ゾンビ・アルカトラズ』あらすじネタバレ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ゾンビ・アルカトラズ』の概要:2012年のアメリカの映画で、ゾンビにより侵食された世界で、ワクチンを作る博士の元に向かう様子をメインで描いている。島から脱出して、二手に分かれて向かう人々の行方を描いたパニックホラー。

映画『ゾンビ・アルカトラズ』 作品情報

ゾンビ・アルカトラズ

  • 製作年:2012年
  • 上映時間:90分
  • ジャンル:サスペンス、ホラー
  • 監督:ニック・ライオン
  • キャスト:マリエル・ヘミングウェイ、ダニー・トレホ、イーサン・サプリー、レヴァー・バートン etc

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映画『ゾンビ・アルカトラズ』 評価

  • 点数:60点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★☆☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

[miho21]

映画『ゾンビ・アルカトラズ』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)

映画『ゾンビ・アルカトラズ』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『ゾンビ・アルカトラズ』 あらすじ【起・承】

元刑務所である絶海の島アルカトラズで、ワクチンの開発に挑むアーノルド博士の動画を観ているリン・スナイダー(マリエル・ヘミングウェイ)。
希望はそこにあるのでは?と島の脱出を提案する。
噛まれた者は、檻に閉じ込められ徐々にゾンビと化していく。

リンは脱出に前向きだが、娘を噛まれてしまったハルパーン博士は島に残り、娘を実験体として使いここに残ると名乗り出た。
博士を称え、もしもの時はと手榴弾を渡し、リンはワクチンのヒントを求め、島から脱出。
連絡は無線機で行うなど決めて何人かで島から出るが、早くもボート上で海からのゾンビに襲われてしまう。

食料と水は海水に浸ったり、落としてしまうなどで全滅。途中の民家で水を確保しようと向かう。
ハルパーン博士は1人、この世を救う為にも研究を刑務所で続けていた。
食料の事もあり、ワクチン研究をするアーノルド博士に希望を抱き、博士の元に向かう提案をするも、行き先の希望がグループ内で分かれ困惑するメンバー達。

映画『ゾンビ・アルカトラズ』 結末・ラスト(ネタバレ)

二手に分かれ、リングループ以外はまずは民家に向かう。
静かに構えていた元住人であろうゾンビにより襲われ、1人残して全滅。
恩を感じているものの、1人逃げ、足になる乗り物を探しに行く。

リン達は橋で車の乗り捨ててある中から続々と出てくるゾンビ達を手榴弾で一括。
ふと車の中から妊婦が出てくるが、一緒に連れて行こうとした矢先車の下から這い出て来たゾンビにより噛まれてしまう。感染した事であえなく殺害し、落ち込みながら施設に向かう。

施設にどうにか着くと、博士はおらず、博士の残した愛犬の首輪に水処理施設の手がかりが書かれていた。
原因と睨んでいた水処理場にいるのではと考えたリン達は改めてそこを目指す。

途中で民家から逃げてきた者と再開するが、絶望した仲間はリン以外の男性2人を残し自害してしまう。

一方ハルパーン博士もゾンビ化が止まらない娘に絶望し、刑務所を爆破しながら自害してしまう。
爆発音と煙を見たリン達はショックを受けるが、施設に着き、アーノルド博士を発見。
ゾンビが部屋に迫る中、研究が完成間近の予感のワクチンを打ちながらヘリで希望の残る空に向かい飛び立つのだった。

映画『ゾンビ・アルカトラズ』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『ゾンビ・アルカトラズ』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

心臓に悪いシーンが多い

ゲームの様に戦うシーンも多いので、映画よりゲーム慣れしている人にも観やすい作品である。
冒頭でかなり暴走しながら妊婦を含め逃げるシーンはハラハラするも、海辺の景色の美しさとの違和感もすごく感じる。
ゾンビでパニックな世界なはずなのに、微妙にどこもかしこも観光地の様な景観を保っている違和感も少し注目すると少し面白いはずである。
ゾンビ映画で、特に足が早いゾンビの出てくる映画にありがちだが、心臓に悪いシーンが多い。
特にボートから食料がダメになってしまった折に入る民家での、静かに構えている元住人ゾンビなど、さすがにゾッとする瞬間をうまく表現している。
その他、橋の上で乗り捨てた車に潜在的に多数残るゾンビ達の恐怖も未知の恐怖がうまく出ており、安心出来る場面でも気を張って観ると良い。

研究者達の思い

自身と娘を犠牲にしてまで研究をするハルパーン博士といい、ワクチンの為に情熱を注ぐアーノルド博士、そして自身も生物学者であるリンの「人々の為に」と言う使命感が潔い。

研修者と言う高みにいる者だからこそのプライドや、少しエキセントリックな思いを観ていて感じる事が出来るのがこの映画のある意味見所である。
特にアーノルド博士は、1人ゾンビからバリケードを作り、ワクチンが完成しそうな希望があるギリギリのラインで漂う感じがラストまで少し半端で気になる感を微妙に残している。
リン自身の信念もさすが主人公と言える位強いので、温かく彼女達のゾンビとの攻防、戦いを見守ると楽しい。


ゾンビ映画あるあるが沢山詰まった今作。ゾンビ映画というと、有名な俳優が登場する『バイオハザード』や『ワールドウォーZ』などを除いて大体がB級作品ですよね。今作ももちろんB級作品なのですが、観客を惹きつける魅力や飽きさせない展開が盛り込まれていて意外と楽しく見られました。
ゾンビは陸上でのみ活動するのだと勝手に思い込んでいましたが、今作のゾンビは海もいけます。海に出てもダメなのか…と絶望を感じると共に、どうやって生き残るのかが気になり結局最後まで見届けてしまいました。(女性 30代)

映画『ゾンビ・アルカトラズ』 まとめ

ゾンビ映画の定番で「あるある」な項目が集約されている様な作品である。
刑務所などを舞台にすると、ゾンビ化した者はそこに閉じ込めていられるし、医療室もあるなど使い勝手なども良い。
せっかくの施設なので、もう少し刑務所としての快適さを表現し、そこを捨ててまで未知の地に向かう葛藤を描くともう少しおいしい味の出るゾンビ映画になった気がするので残念である。
どこかで見たかの様なお決まりのシーンや脱走などでマンネリ感もある気がするが、全体的にはゾンビ映画としては観やすい作品であると言える。

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