映画『アフロ田中』あらすじネタバレ結末と感想

アフロ田中の概要:原作は、のりつけ雅春の『上京アフロ田中』という人気コミック。天然爆発の主人公田中を松田翔太が、田中が好きになるヒロイン亜矢を佐々木希が好演。また、田中の愉快な仲間たちを、インパルスの堤下真一や田中圭が演じ盛り上げる。

アフロ田中 あらすじネタバレ

アフロ田中
映画『アフロ田中』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

アフロ田中 あらすじ【起・承】

田中広は、天然パーマの持ち主。そのせいで、幼いころからずっといじめられ続けてきた。しかし、田中は突然その髪型をアフロに変える。そうすることでイジメが止んだので、気をよくした田中は以降ずっとアフロヘアで過ごしてきた。

そんな田中が高校生になり進路を考える時期になった。教師にどうするのかと問われた田中は、ぱっと思い付きで「学校を辞める」と答えて本当に辞めてしまう。そのため、母親から自分で生きていけと追い出され、田中は一人上京して、工務店で肉体労働の仕事に励みながら一人暮らしをすることに。

田中は24歳になった。変わり映えのしない毎日を過ごす彼のもとに、高校の頃の仲間の一人井上から、結婚式の招待状が届く。仲間内で、誰か一人が結婚する時は、必ずその時彼女を連れて行こうと約束をしていたことを思い出し、焦る田中。なんとか井上の結婚式までに彼女を作るために計画を立て、その計画を家に貼り出してやる気に満ち溢れる田中の隣に、加藤亜矢という美しい女性が引っ越してくるが、あまりの美しさに即座に田中はあきらめてしまうのだった。

アフロ田中 あらすじ【転・結】

結婚式の前に一度集まった仲間たちは、やはりみんな彼女がいて、焦る田中は咄嗟に嘘をついてしまう。いよいよあとに引けなくなり、その後手あたり次第合コンに出まくる田中だが、元来の天然な性格や経験のなさから全くうまく行かない。もう無理に彼女を作らなくていいかと目標の紙をはがして諦めかけた田中。ちょうどその時、隣の加藤亜矢の部屋から悲鳴が聞こえ、かけつけてみるとゴキブリが出たらしく、田中はなんとか亜矢を手助けし、バルサンを焚くことになった。バルサンで亜矢の部屋が使えない間、田中の部屋で二人は過ごすことになり、一気に距離が縮まる。

クリスマスに田中は亜矢とのデートを叶え、そのまま田中の部屋に戻ってきた。しかし、そこには、田中が嘘をついているだろうからクリスマスにサプライズで押しかける計画を立てた仲間4人が先に潜んでいたのだ。亜矢は仲間を見て、自分はからかわれたのだと思い部屋を飛び出してしまう。田中は仲間にキレるが、後の祭りだった。

その後、結婚式の際にはみんな彼女と別れてしまい、それもあって田中は仲間と和解する。もう一度勇気をもって亜矢をデートに誘い、その別れ際に告白したが「もう少し早く言ってくれればよかったのに」とあっさり振られてしまう。すぐに田中は仲間に連絡し、男たちだけで集まって昔のように騒ぐのだった。

アフロ田中 評価

  • 点数:65点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★☆☆☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2012年
  • 上映時間:114分
  • ジャンル:コメディ、恋愛
  • 監督:松居大悟
  • キャスト:松田翔太、佐々木希、堤下敦、田中圭 etc

アフロ田中 批評・レビュー

映画『アフロ田中』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

松田翔太がはまり役すぎる

誰がどこから見ても思うことだろうが、この映画は松田翔太以外、主演などあり得なかっただろう、と思わせるほどにアフロ田中は松田翔太にとってハマり役である。単にコメディの演技がとことんできているからというだけではなく、ビジュアルや、アフロ田中というキャラクターのぶっ飛んでるくせに天然、マジメ、というアンバランスな部分が松田翔太の雰囲気にぴったりだったのだ。アフロヘアが似合う俳優は他にもいるかもしれないが、アフロ田中が似合う俳優は彼以外にいないだろう。見ているこっちは大爆笑なのに、やっている本人は大まじめ、というシーンの演じ方が絶妙だった。しばらく松田翔太の顔を別の映画などで見ても「アフロ田中だ」と思って笑ってしまうほどのインパクトがあった。

良くも悪くもくだらない

そもそもこういったコメディ映画に対して、何か崇高なものを求めて観る人はいないだろうが、それにしても始終くだらないのでそれを分かったうえで楽しんでほしい。アフロにした理由から、高校中退の場面など初めからもう突っ込みどころしかないので、まじめになんでも考えてしまいがちな人には向かないかもしれない。自分の日々に疲れていて、何が何でも頭を使わずにただ笑いたい、といった人にはとてもおすすめである。男子高校生のくだらないノリがずっと続いているようなものなので、当たり前だけれど家族で観るのはおすすめしない。友達同士集まって、げらげら笑うためにチョイスしてほしい作品である。

アフロ田中 感想まとめ

松田翔太があまりにもハマり役なので、彼のファンはぜひ観るべき作品。だがくだらなさすぎてがっかりしないように、あくまでも「面白いものを、頭を使わずに観てくだらないことを笑う」のにぴったりな作品であることを認識したうえで鑑賞してほしい。最初から何が何でもぶっ飛んでいるので、ある意味置いて行かれることなく楽しめる。

個人的には最後に亜矢とうまく行かずに、すぱっとフラれるあたりが妙にリアルで面白いなあと感じた。強いてテーマをあげるなら、恋愛ではなく友情になるだろう。

Amazon 映画『アフロ田中』の商品を見てみる