『オール・ユー・ニード・イズ・キル』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

日本のライトノベルを原作に、世界的大スターのトム・クルーズが主演を務めるタイムループアクション。監督は『ボーン・アイデンティティー』『MR.&Mrs.スミス』のダグ・ライマン。

あらすじ

オール・ユー・ニード・イズ・キル』のあらすじを紹介します。

世界中に突如現れた「ギタイ」という名の異星人。彼らは非常に素早い動きで兵士たちをバッタバッタとなぎ倒し、世界中を征服していった。
アメリカで軍隊勧誘に当たっているウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、激戦地であるフランスで資料映像の作成を命じられるも、激戦地であるという理由からこれを拒否。
これがきっかけで将軍に嵌められ、戦地に二等兵つまり兵士として送られてしまう。これまで一度も先頭に参加したことがなく、運動神経もよくなかったケイジは抵抗するも結局戦地に送られ、生の戦闘を体験していく。その中である特殊なモンスターを倒し、その血を浴びたことでタイムループの能力を得る。
彼は過去に同じ能力を持っていたリタ・ヴラタスキ軍曹(エミリー・ブラント)と共にこの戦闘を勝つための作戦を立てることになった……。

評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2014年7月4日
  • 上映時間:113分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:ダグ・リーマン
  • キャスト:トム・クルーズ、エミリー・ブラント、ビル・パクストン、ブレンダン・グリーソン、ノア・テイラー etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のついて、3つ考察・解説します。※ネタバレあり

ゲームの感覚を映画に持ち込んだ記念すべき作品

近年大流行しているFPSゲーム。手軽に戦争体験できることから非常に人気があるのですが、本作ではこのゲームの感覚が演出として持ち込まれています。主人公のケイジは死ぬたびに同じ時に戻り、何度も何度も同じことを経験します。そのうちに敵の攻略法が分かり、戦地から抜け出す方法を知り、全ての結末が読めるようになりますね。これはゲームを何度もプレイしているうちにうまくなっていく感覚と同じ。言うならば観客は「ゲーム実況動画」を見ているのと同じような状態なんです。皆さんは気づきましたか?

ラストの解釈

本作はラストの解釈が賛否両論を呼んでいます。能力を失ったケイジが再び能力を得て、これまでのタイムループする時よりも前でループするようになりましたね?タイプループするということは、ゲームをリセットするようなもので、全てがなかったことになるはず。なのにラストでは敵だけが死んだ状態で、その他の全てがなかったことになっているんです。ご都合主義だと批判されているんですよね。正直言って、このオチは興奮するしいいと思うけど、冷静になって考えたらダメダメ!都合良すぎだし、理屈がおかしいからダメ!でも好き!めっちゃ好き!この感情はこの映画を言い表しているかのようです。ガサツ。でも好き。

IMAX3Dで見ないともったいない

本作は絶対にIMAX3Dで見るべきです。既に2Dで観てしまったという人も、IMAX3Dで上映している映画館を探して再見する価値があります。その理由は敵の造形にあります。「ギタイ」です。ギタイは超高速で動くイソギンチャクのような生き物で、攻撃手段は適当にヌンチャクを振り回している映像を早送りで見ているかのような感じ。これをIMAX3Dで見るととんでもない迫力なんです。これはIMAX3Dで観ないともったいないですよ!

まとめ

多くのアクション映画にありがちな突っ込みどころはたっくさんあります。人物の描写が足りないとか、予告されていた敵が出てこねえじゃねえかとか。それでも、それをカバーして有り余るほど迫力のあるアクションシーンを見せてくれれば、それでいいじゃないですか。本作の場合は、それでいいですよ。アクションシーンが凄いし、ケイジとリタの恋愛がジェットコースターみたいに続いていきそうなラストは、賛否両論あってもやっぱり良いし。
DVDで見ても魅力がいまいち伝わらないタイプの映画ですから、ぜひ友達に勧めてあげて欲しいですし、既に見たという人もIMAX3Dで再見してほしいです。このレベルのアクション映画はそうありませんよ。せっかくIMAX3Dで上映しているんだから、見るべきです。

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