映画『BALLAD 名もなき恋のうた』のネタバレあらすじ結末

BALLAD 名もなき恋のうたの概要:『BALLAD 名もなき恋のうた』は、感動作『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』を元にした実写映画。主演は草彅剛、新垣結衣。戦国時代の武士と姫のラブストーリー。

BALLAD 名もなき恋のうたの作品概要

BALLAD 名もなき恋のうた

公開日:2009年
上映時間:132分
ジャンル:ラブストーリー、時代劇
監督:山崎貴
キャスト:草なぎ剛、新垣結衣、大沢たかお、夏川結衣 etc

BALLAD 名もなき恋のうたの登場人物(キャスト)

井尻又兵衛(草彅剛)
槍の名手で、強い武士。「鬼の井尻」と呼ばれ、戦場で恐れられる存在。幼名は「次郎丸」で、廉姫にはその名で呼ばれる。ひそかに姫に恋している。
廉姫(新垣結衣)
春日の国の姫。見目麗しいが、おしとやかではない。思ったことははっきりと言う性格。幼馴染の又兵衛に思いを寄せているが、他国の大名・大倉井高虎に求婚される。
川上真一(武井証)
現代に生きる小学生。突然戦国の世にタイムスリップする。
川上美佐子(夏川結衣)
真一の母。行方不明になった真一の行方を追い、タイムスリップする。
川上暁(筒井道隆)
真一の父で、写真家。妻と共に真一の行方を追い、タイムスリップする。

BALLAD 名もなき恋のうたのネタバレあらすじ

映画『BALLAD 名もなき恋のうた』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

BALLAD 名もなき恋のうたのあらすじ【起】

戦国時代、1574年。
世は乱れ、あちこちで戦が起こっている。春日の国の武士である井尻又兵衛は、槍の名手で戦場では名の知れた武士だ。
又兵衛は幼いころから一緒に育った廉姫に想いを寄せているが、自分は家臣でしかない。身分違いの恋に悩んでいる。想いを伝えられるわけもない。

そんな時、又兵衛は戦場で足軽に狙われていた。そこに突如謎の少年が現れ、足軽は狙いを外してしまう。
少年の名は川上真一で、未来から来たと言う。確かに見たこともない身なりをしており、嘘をついているとも思えない。命を救われた又兵衛は、真一を連れ帰る。

春日城に戻り、城主に真一の処遇について相談していたところ、城の姫・廉姫が現れる。彼女の顔を目にした真一は、「何度も夢に出て来た女性だ」と言って不思議に思い驚く。
話を聞いてみると、真一は湖の前で祈る廉姫の姿を何度も夢に見ていたのだと言う。
真一の話を聞いた廉姫は、何か思うところがあるのか、真一の世話を又兵衛に頼む。

BALLAD 名もなき恋のうたのあらすじ【承】

真一は又兵衛と過ごすうち、彼が廉姫を想っていること、また、廉姫の方でも又兵衛を想っていることに気付く。
2人の仲を取り持ちたいと思う真一だったが、そんな平和に構えていられない事態に陥る。

他国の大名である大倉井高虎が、廉姫に求婚したのだ。高虎は以前、偶然廉姫と会い、彼女の美しさに驚いた。そしてその性格にも惚れ、彼女を妻にしたいと考えたのだ。
高虎は悪名高い大名だった。高虎に逆らった城の末路を思った城主は、言いなりになるしかないと感じる。小さな国の春日が高虎に攻め立てられたらあっという間に滅んでしまう。

そのことは廉姫にもよくわかっていた。廉姫は父の苦渋の決断に従い、高虎と政略結婚することを承諾する。

未来から来た真一は又兵衛と廉姫のことを考えるのに一生懸命だったが、一方で未来の家族はというと、行方不明になった真一を心配してあちこち手がかりを探して回っていた。
父の暁は、大木「川上の大クヌギ」の下である手紙を発見する。
そこには、真一が1574年の春日の国にいると書かれていた。暁はそれを美佐子にも見せ、どういうことか考える。
にわかに信じられずにいたが、2人は木の前に車を停めると、1574年にタイムスリップした。

BALLAD 名もなき恋のうたのあらすじ【転】

古い文献をあたったとき、「川上一家が春日の国を救った」という記録があったことも気になっていたが、タイムスリップしたことでどうやら文献も嘘ではないかもしれないと感じる。

2人は真一と再会し、現代へ帰ろうとするが、できなかった。もしや、文献にある通り春日の国を救わなければ帰れないのでは、と思い至り、一家は春日城へ引き返す。

城主は、真一の両親も温かく迎えた。春日の国がこの後どうなるのか聞かれ、夫妻は春日の国も周辺の強国もいずれはなくなってしまうのだ、と答えた。

城主は、今国を守るためにつらい思いをしたところで結局国がなくなるのであれば、廉姫を高虎にやる必要はないと考え直す。城主は廉姫を大切に思っており、高虎のような大名に嫁にやりたくはないのだ。こうして城主は縁談を断った。

しかし、高虎との縁組を断ってしまったことで春日は窮地に立たされることとなった。予想通り、高虎は憤り、戦を仕掛けてきたのだ。
春日の国は小さい。兵力も高虎の軍には到底及ばない。2万もの軍勢にたった500人で迎え撃つ。無謀としか言えない。

BALLAD 名もなき恋のうたのあらすじ【結】

高虎の怒りを買ったきっかけは、川上家にある。わざとではないとはいえ、城主の心を動かしたのは彼らの情報だった。
夫婦も、四輪駆動の自動車で高虎の軍と戦うことにする。

圧倒的に不利な戦に挑む又兵衛に、廉姫は初めて自分の本当の気持ちを伝える。2人は気持ちを確認し合い、又兵衛は出陣した。

真一は、大軍に勝利するには、1人ずつ倒していてもらちが明かないと考える。要するに、大将の首をとれば勝ちなのだ。
敵勢は、見たこともない四輪駆動車が戦場を走り回るのを見て恐れおののき、軍の波は大きく割れた。
又兵衛はその間を馬で駆け、敵将に向かってまっ直ぐ突き進んだ。
又兵衛は正々堂々と高虎に勝負を挑み、勝敗は決した。又兵衛は高虎の首を討ちとろうとするが、その光景は平和な現代に生きる真一にとってつらいものだった。又兵衛は真一の説得で高虎の髷だけを切り取り、これをもって勝利とした。

無謀と思われた戦が勝利に終わったのだ。又兵衛は喜びの中城に引き返していた。しかし、そんな又兵衛を敵の兵が狙っていた。鉄砲の弾は、今度は逸れることなく又兵衛の体を突き抜け、彼の命を奪った。

一度は真一が救った命だったが、運命は変えることができなかったのだ。
又兵衛の死を知った廉姫は悲しむ。

その後、役目を果たした川上一家は現代に戻った。そこには、廉姫の感謝のメッセージが刻まれた石碑ができていた。

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