映画『ビフォア・ミッドナイト』あらすじネタバレ結末と感想

ビフォア・ミッドナイトの概要:1995年公開の「恋人までの距離」の第3弾。23歳で出会った2人が41歳になった現在を描いている。列車の中で恋に落ちた男女のその後の人生をロマンティックに描いた恋愛作品。

ビフォア・ミッドナイト あらすじネタバレ

ビフォア・ミッドナイト
映画『ビフォア・ミッドナイト』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

ビフォア・ミッドナイト あらすじ【起・承】

空港で最愛の息子ハンクを妻のもとに返すジェシー。
彼は今パートナーのセリーヌと彼女との間に出来た双子の少女と、ギリシャにバカンスに来ている。
さっきまでハンクも一緒にいたのだが、彼だけ母親のところに帰るのだ。
シカゴにいる妻とは離婚はしていないものの、勿論うまくいっていない。
小説家のジェシーは主にパリでセリーヌたちと暮らしている。

18年前、2人はパリ行きの列車の中で初めて出会った。
偶然にも一緒の時間を過ごしたことでお互いに強く惹かれた彼ら。
次の約束を取り付けるも、2人は会えることなく終わる。
9年後、2人は再会。
別々の人生を歩んでいた2人だったがやはり強く惹かれ現在のような関係に発展していた。

空港からの帰り道。
ジェシーは年頃のハンクには父親が必要であると言う。
そのことでセリーヌとシガゴには行かないと言われ口喧嘩に。
息子のことばかりを心配するジェシーに苛立ったセリーヌはもうこの生活は終わりだと宣言した。
寝ていた娘たちも起きてしまい、取り繕いながらも目的に着いた。

ビフォア・ミッドナイト あらすじ【転・結】

滞在予定場所で友人たちと落ち合った2人。
いつもは子供がいて中々時間をとることが出来ないのを気にした友人は、何とか二人で一緒にいる時間を作ってくれる。
何と海辺のリゾートに招待してくれたのだ。

最近では無かったロマンティックなムードに酔いしれる2人。
雰囲気の良いホテルでお互いの気持ちも高ぶり、ハグしキスをする。
そこにハンクから電話が。
これがきっかけで息子のことを心配する父の顔に戻ったジェシーは、再びシガゴ行きの話をセリーヌにする。
セリーヌの限界が来た。
自分のことを顧みず、子育てしながら家事をしてきた自分のことを夫は理解してくれないと憤り部屋を出ていく。

セリーヌは海辺のバーにいた。
バカンスに来ている筈なのに顔は暗い。
そこにジェシーが現れた。
冷たいセリーヌにジェシーはこういう。
「自分は未来から来たのだ。82歳の未来のセリーヌから手紙を預かって来た」と。
ホテルにはタイムマシンもあるのだと。
手紙には「今日が最高である」と書いてある。
話を聞くうちセリーヌの態度も変わる。
「タイムマシンはどうやって操縦するの?」と。
今日は最高の夜になりそうだとも言ったのだった。

ビフォア・ミッドナイト 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2013年
  • 上映時間:108分
  • ジャンル:ラブストーリー
  • 監督:リチャード・リンクレイター
  • キャスト:イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー、シーマス・デイヴィー=フィッツパトリック、ジェニファー・プライアー etc

ビフォア・ミッドナイト 批評・レビュー

映画『ビフォア・ミッドナイト』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

相変わらず場所が移動しない映画

最初に「恋人までの距離」と鑑賞した時、何と美しい作品であろうと感動した。
パリ行きの列車の中で恋に落ち、1晩語り合いお互いに素晴らしい時間を過ごすのである。
それはロマンティックで羨ましいひと時であった。

9年後の続編では約束を守れなかった2人が再会し、限られたほんのひと時の時間で互いの近況報告をしながらまた強烈に惹かれていく。
この続編での最後はジェシーがアメリカに帰る飛行機に乗らずに、セリーヌの家にやってくるというラストだった。

そして本作品。
2人の子供まで授かり、一緒に暮らすジェシーとセリーヌの姿から始まる。
互いの存在の意義を主張しあい、口論になるもめ事が本作品の見どころだ。
この映画に共通しているのがあまり場所を映らない、台詞での展開。

ただ最初の作品は意図的にとれ、それが美しく持ち味となっていた。
列車の中でときめく男女の姿と、物語に花を添えるパリの街並み。
それが続編ではスタッフが面倒なのか?と感じるような演出が増える。
意図的にというよりもノリで続編を作っちゃおう!というような雰囲気が見え見えなのだ。

台詞の多さと近況報告で終わるシステムだから、当然場所は映らなくて良い。
だが三作目はギリシャにいるのにも関わらず、ラストはホテルの中での口論と海沿いのバーでのシーンだけ。
非常に勿体ない作品であるのだ。
場所を動けばよいというものでもないが、それならばギリシャには行くなよと思う。
いつも少しだけ惜しい続編なのである。

ビフォア・ミッドナイト 感想まとめ

2作品見たから最後まで見ようと思った作品。
もはやセリーヌがどんな顔だったかさえ思い出せぬままいつも続編が始まる。
2人が愛し合っているという設定は十分。
出来たらそれ以外に波乱が欲しいものである。
いつでも登場人物が少ないのがこのシリーズの悪いところだ。

結局また同じような演出で、同じような手法で終わったドラマだったが、作品としては努力していることは認める。
文言の美しさや風景や雰囲気に気は使っているのだろう。
後は完成度の問題である。

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