『カールじいさんの空飛ぶ家』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

伝説の冒険家に憧れ続けた男が、老いた妻を失ったことで冒険の旅に出ることを決意するピクサーアニメ。アニメーションのクオリティは特筆すべき点である。監督は『モンスターズ・インク』のピーター・ドクター、脚本は『ファインディング・ニモ』のボブ・ピーターソン。

あらすじ

カールじいさんの空飛ぶ家』のあらすじを紹介します。

偉大な冒険家チャールズ・マンツに憧れる少年カールは、同じくマンツに憧れる少女エリーと出逢う。成人した後結婚し、二人が出会った空き家で暮らし始めた。
二人はいつもマンツの話で盛り上がり、マンツが消息を絶ったとされるパラダイスフォールという伝説の滝に二人で行くことを約束する。

エリーが病死し、独り身になってしまったカールは、家の立ち退き要求を拒み続け、エリーとの思い出が詰まった家を手放さなかった。しかし、立ち退きを拒む際に相手を怪我させてしまい、立ち退きせざるを得なくなる。

カールはどうしても家を手放したくないので、家に10297個の風船を結びつけて家ごとパラダイスフォールを目指し旅に出る。しかし、彼には誤算があった。家にはラッセルという少年が入り込んでいたのだ。

評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★★

作品概要

  • 公開日:2009年12月5日
  • 上映時間:103分
  • ジャンル:ファンタジー
  • 監督:ピート・ドクター
  • キャスト:エドワード・アズナー、ジョーダン・ナガイ、ボブ・ピーターソン、ジョン・ラッツェンバーガー、エリー・ドクター etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『カールじいさんの空飛ぶ家』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

勇気を掻き立てられる映画

ピクサー映画はとにかく楽しいのがウリ!『トイ・ストーリー』シリーズには感動があり、『バグズ・ライフ』には驚きがありました。本作はとにかく楽しさを追求した娯楽作で、楽しさだけなら他のピクサー映画と比べて傑出していると思います。子どもと見るなら『ファインディング・ニモ』が一番オススメです。子どもが魚に興味を持つきっかけにもなるでしょうから、教育にも役立つ映画です。
ただ、楽しさ以外に魅力がないのが残念なところですね。楽しいだけでは、飽きるんですよね。終盤に感動が足りないのが致命的かな。キャラクターには魅力があるし、物語も悪くないだけに、勿体無いです。

原題が最高

本作の原題は『Up』です。たった2文字ですよ。たった2文字で作品の全てを表現しているんです。凄すぎる!
邦題は長ったらしくてダメです。『Up』でいいよ!

まとめ

アニメーションのクオリティはピクサー水準でもかなりのレベルだと思います。空の描写が最高ですね。この空、夢で見たことがある!と思わせる。ピクサー凄いですね。5年前でこれなんですから。ドリームワークスでも敵わないですよ。

ちなみに、風船で冒険するという点が昭和のお騒がせ野郎・風船おじさんを思い出させます。風船おじさんは多分太平洋の藻屑になっているんでしょうし、伝説の冒険家として語られる時も「ある意味」という言葉が頭にくっつきますからね。全然感動しないし。

映画の題材にふさわしいとは思うけど、今作っても『カールじいさん』のパクリだ!と言われるのがオチです。クオリティはパクリどころじゃありませんし。

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