映画『カールじいさんの空飛ぶ家』のネタバレあらすじ結末

カールじいさんの空飛ぶ家の概要:何万個ものカラフルな風船で家を飛ばすという夢のあるお話で、主人公のカールじいさんを困らせるラッセル少年や犬軍団のキャラクターも面白い。特に犬軍団のユーモアセンスは抜群。ピクサーらしい完成度の高い作品で、大人から子供まで楽しめる。

カールじいさんの空飛ぶ家の作品概要

カールじいさんの空飛ぶ家

公開日:2009年
上映時間:103分
ジャンル:アニメ、ファンタジー、アドベンチャー
監督:ピート・ドクター
キャスト:エドワード・アズナー、ジョーダン・ナガイ、ボブ・ピーターソン、クリストファー・プラマー etc

カールじいさんの空飛ぶ家の登場人物(キャスト)

カール・フレドリクセン(エドワード・アズナー)
78歳のおじいさん。杖と補聴器を使用中。少年時代に運命の女性エリーと出会い、結婚して幸せな日々を送る。エリーの死後、思い出の家を守るため大量の風船を使って家ごと冒険の旅に出る。無口で頑固だが、本当は優しくて行動力もある。
ラッセル・キム(ジョーダン・ナガイ)
中国系の肥満体の少年。ボーイスカウトで自然探検隊に属しており、任務完了バッジを集めている。「お年寄りのお手伝いバッジ」をもらうため、カールのところへ来る。よく喋る明るい少年だが、寂しい一面も持つ。犬たちに“小さい郵便配達員”と誤解される。
チャールズ・F・マンツ(クリストファー・プラマー)
有名な冒険家だったが、幻の怪鳥の存在を主張して世間から嘘つき呼ばわりされてしまう。汚名を晴らすため南米の秘境で多くの犬たちと執念深く怪鳥を追っている。犬軍団は翻訳機や探知機を搭載した首輪をしており、会話や料理もできる楽しい奴ら。
ダグ(ボブ・ピーターソン)
マンツの犬軍団の一員。愚鈍でお人好しなので、他の犬たちからバカにされている。カールを大好きになり、勝手に“ご主人様”と呼び始める。
ケヴィン(ピート・ドクター)
マンツに追われる幻の怪鳥。カラフルな羽と巨大な体が特長。3匹の雛を育てている。ラッセルを気に入り、ずっと後を付いてくる。チョコレートが好き。

カールじいさんの空飛ぶ家のネタバレあらすじ

映画『カールじいさんの空飛ぶ家』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

カールじいさんの空飛ぶ家のあらすじ【起】

冒険家チャールツ・マンツに憧れるカール少年は、近所の空き家でエリーという元気な少女と出会う。カールはエリーの弾丸トークに圧倒されつつも、すぐに意気投合。2人きりの「冒険クラブ」を結成して、エリーはカールに“いつか南アメリカにあるパラダイスの滝へ連れて行くこと”を約束させる。

その後2人はめでたく結婚。思い出の空き家を買い取って幸せに暮らす。子供を持つことは叶わなかったが、夫婦は年老いてもずっと仲良しだった。しかしカールがエリーとの約束を果たそうとした矢先、エリーは病に倒れ、天国へ旅立ってしまう。

78歳になったカールはエリーとの思い出が詰まった家で孤独な日々を送っていた。杖を使って歩き、耳には補聴器を入れている。自宅周辺では再開発が始まり、開発業者がこの土地を狙っていた。しかしカールは家を売るつもりは一切なかった。

そんなある日、ラッセルという肥満体の少年がカールを訪ねてくる。ラッセルはボーイスカウトに入っており、お年寄りのお手伝いをすれば自然探検隊の最後のバッジがもらえるので何か手伝わせて欲しいと頼みに来る。そのバッジを貰えば上級クラスに進級でき、セレモニーには父親が来てくれるからとラッセルはしつこく食い下がる。カールが“庭を荒らすシギという鳥を捕まえてくれ”と適当なことを言うと、ラッセルは大喜びでシギを探し始める。

その直後、工事車両が運転ミスをして大事なポストを壊す。カールははずみで作業員を杖で殴り、怪我を負わせてしまう。開発業者は喜んで訴訟を起こし、カールは強制退去を命じられ老人ホームへ行くことになる。

カールじいさんの空飛ぶ家のあらすじ【承】

退去の日。老人ホームの職員がカールを迎えにくる。職員がカールを待っていると、家は膨大な数の風船によって宙に浮き、そのまま飛んでいってしまう。昨日の夜、カールはありったけの風船を膨らませて家ごと旅に出る準備をしていた。目的地はエリーとの約束の地、南アメリカにあるパラダイスの滝だ。

計画は順調だった。ところが空飛ぶ家はシギを捕まえようと軒下に潜り込んでいたラッセルまで運んでいた。カールはがっかりして風船の紐を切り始める。その時、家が積乱雲に巻き込まれ操縦不能になってしまう。

カールが意識を取り戻すと、家はすでに南米上空まで飛ばされていた。家を降下させるとかなり高い高度で地面にぶつかり、その衝撃で2人は外へ放り出される。そこはパラダイスの滝の反対側の崖の上だった。カールはホースを掴んで家が飛んでいくのを防ぐ。しかし浮遊する家に戻ることができず、そのままラッセルと家を引っ張って反対側の崖まで移動することにする。

途中のジャングルでラッセルは巨大な鳥と出会い、すっかり気に入られる。ラッセルは鳥をケヴィンと名付け、一緒に連れていくとゴネだす。カールがいくら反対しても、ケヴィンは勝手に付いてくる。実はケヴィンは冒険家のチャールズ・マンツが何十年も探し求めている幻の怪鳥で、マンツの愛犬たちに追われる身だった。

カールは道中でマンツ特製の翻訳機を首輪に搭載したダグという気のいい犬と出会う。ダグはなぜかカールを慕い、ケヴィンに“捕虜になって”とお願いする。ラッセルはケヴィンを守ろうと必死だった。しかしケヴィンは雛のために巣へ戻ってしまう。

その直後、カールたちは犬軍団に捕まり、マンツのもとへ連行される。ところがマンツは空飛ぶ家をおかしがり、自分の大ファンだというカールを歓迎してくれる。

カールじいさんの空飛ぶ家のあらすじ【転】

憧れの飛行船アドベンチャー号に乗せてもらい、カールは感激する。ずっと昔、マンツは怪鳥の骨の標本を持ち帰って嘘つき呼ばわりされ、怪鳥を生け捕りにするまでアメリカへは帰らないと誓っていた。何も知らないラッセルは無邪気にケヴィンの話をして、マンツに怪鳥を横取りしようとする敵だと見なされてしまう。そこへケヴィンが戻ってくる。

カールは家を引っ張り、ラッセルとケヴィンを連れて急いで逃げる。マンツの命令で犬軍団がカールたちを追ってくる。ダグの協力もあって何とか逃げ延びるが、ケヴィンは足を怪我してしまう。カールは仕方なく遠回りしてケヴィンを巣まで送る。

しかし巣を目前にしてケヴィンはマンツに捕まってしまう。カールはケヴィンを助けようとするが、家に火をつけられて消火作業に追われる。その間にケヴィンは連れ去られ、カールは苛立ちのあまりダグにひどいことを言ってしまう。ダグは黙って去っていく。

翌朝。カールはついに家をパラダイスの滝の上まで運び終える。ラッセルはカールがケヴィンより家を守ったことで拗ねていた。カールはひとりでエリーの「私の冒険ブック」を広げる。するとそこにはカールの知らないページが追加されており、エリーから感謝の言葉と“新しい冒険を始めて”というメッセージが残されていた。

カールはラッセルに謝ろうと外へ出る。しかしラッセルは風船を使って飛び立ち、ひとりでケヴィンを助けに行ってしまう。カールは大事にしてきた家財道具を家から放り出し、残りの風船で家を飛ばしてラッセルの後を追う。軒下に隠れていたダグも仲間に加わる。

カールじいさんの空飛ぶ家のあらすじ【結】

ケヴィンを捕まえたマンツは、飛行船でアメリカへ帰ろうとしていた。ラッセルは空中で飛行船に侵入する。しかしすぐ犬軍団に捕まってしまう。カールは船から落とされそうになっていたラッセルを救助して家に保護し、自分はダグと飛行船に侵入する。

ダグのアイデアでテニスボールを使って犬軍団の注意をそらし、檻に入れられたケヴィンを助ける。ラッセルは家から出たはいいが、飛び移るのに失敗して宙づりになる。犬軍団はラッセルとダグの相手をし、マンツはカールと対決する。戦いの場は飛行船の屋根の上に移り、みんながそこに集結する。

カールは側を飛んでいた家へラッセルたちを逃すが、銃を持ったマンツも家へ侵入。追いつめられたラッセルたちは間一髪で家から脱出し、マンツは家とともに地上へ落ちていく。カールは思い出の家に別れを告げ、ラッセルたちの無事を心から喜ぶ。

カールたちはケヴィンを雛のもとへ送り届け、マンツの飛行船でアメリカへ帰る。ダグと犬軍団も一緒だ。

セレモニーの日。ラッセルの父親は来てくれなかったが、代わりにカールが出席してラッセルの胸に最高の勲章「エリーバッジ」をつけてくれる。その後カールは孫のようなラッセルと新しい家族のダグや犬軍団とともに幸せな日々を過ごす。

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