『るろうに剣心 伝説の最期編』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

大人気漫画を原作にした映画シリーズの最終章。比古清十郎が登場し、緋村剣心が彼の元で修行した後、志々雄真と対決する。監督は『プラチナデータ』の大友啓史、脚本は『L change the WorLd』の藤井清美。

あらすじ

るろうに剣心 伝説の最期編』のあらすじを紹介します。

緋村剣心は幼いころの夢を見る。剣心は比古清十郎に幼名の「心太」という名前が優しすぎるとし、「剣心」に改めるよう提案する。剣心と清十郎の関係を示す冒頭シーン。
剣心が目を覚ますと、清十郎の家だった。清十郎によれば、剣心は丸3日眠り続けていたという。剣心は志々雄真に力が及ばなかったことを思い出して悔しがり涙し、清十郎に弟子入りを志願する。

清十郎はこれを受け入れ、二人の奥義伝授のための修行に明け暮れることになった。
剣心と清十郎の修行は激しさを増し、ついに奥義伝授に成功する。
一方、志々雄真は剣心が生存しているとの情報を得、伊藤博文に対し剣心の処刑命令を出した。

評価

  • 点数:50点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2014年9月13日
  • 上映時間:135分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:大友啓史
  • キャスト:佐藤健、武井咲、青木崇高、蒼井優、大八木凱斗 etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『るろうに剣心 伝説の最期編』について、考察・解説します。※ネタバレあり

最後の最後でやってしまった!

アクションパートは過去作に引けをとらない素晴らしいアクションを見せてくれました。現代邦画界でここまでのアクションを見せてくれる映画シリーズは『るろうに剣心』くらいなもんですよ。どうしてこうなってしまったのか。

しかし!だがしかし!ドラマパートがまるでダメじゃないですか。福山雅治の長髪が余りにも似合っていない件は置いておくにしても、酷いです。ダメな香港映画を見た時のような印象です。

話そのものは原作がありますから、疑問点は少ない。しかし、カメラワークが良くないんです。固定ショットが少ないように感じました。常にパンしているので、鬱陶しいです。じっくり見せる気が無いのか?

一番問題なのは前半です。福山雅治と佐藤健の絡みが長すぎてあくびが出る!奥義も何がなんだかわからない。福山雅治いなくていいんじゃないの?
中盤からはキャラクターの強さがハッキリしなくてイライラしました。最強レベルなはずの十本刀があっさり負けちゃう。2作目であれだけ引っ張ったのに、この程度なの?
藤原竜也には集団で挑む。卑怯だろ!一匹狼なイケメンヒーローが最強の敵に集団で挑んじゃダメだろ!

面白いアクション映画はドラマパートもそこそこですよ。アクションシーンをより深く楽しむためのエッセンスが詰まっているものです。全編通して見てこそ面白いもんです。
でも、本作はアクションシーンだけ見ていたいレベルまで下がってしまっている。過去2作は何だったの?ドラマパートもそこそこ良かったのに、何があったの?

私は福山雅治のアミューズが黒幕なんじゃないかと思いますね。福山雅治と佐藤健を絡ませすぎですよ。事務所が手を回したとしか思えません。
福山雅治は魂のラジオで下ネタトークをしててくれればいいんです。佐藤健と絡まないであげて!

まとめ

こんなにガッカリしたのは久々です。過去作が良かっただけに、ものすごく期待していました。
確かにアクションシーンは素晴らしかったですよ。ハリウッドではここまでの殺陣を演出できないし、タイや香港では剣術アクションをここまでのクオリティで見せられません。時代劇という偉大なジャンルのおかげで、素晴らしいアクションを見せてくれています。

でも、ドラマがねえ……。邦画の悪いところを全て見せられたような気がします。脚本が酷い!カメラワークが酷い!役者は良い!邦画のステレオタイプの完成だ!
私は許せませんよ。邦画界の数少ない希望がこんなことになるなんて。園子温や三池崇史は根強いアンチがいるので万人からの支持が得られないのはわかっていますけど、るろうに剣心ですよ。みんな大好きるろうに剣心がこんなことに!映画館に観客を呼び戻すことができるポテンシャルを持つタイトルが!

いまさらですけど、平成ガメラシリーズの金子修介が監督してたらどうなっただろうなぁ、と思ってしまいます。逃した魚は大きい。

Amazon 映画『るろうに剣心 伝説の最期編』の商品を見てみる

関連作品