『ダイ・ハード2』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

『ダイ・ハード』の大ヒットを受けて1990年に制作された続編。舞台を空港に移し、不運なマクレーンが奮闘する姿を描く。監督は『クリフハンガー』のレニー・ハーリン、脚本は『ダイ・ハード』のスティーヴン・E・デ・スーザ。

あらすじ

ダイ・ハード2』のあらすじを紹介します。

ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)がロサンゼルスの高層ビルから人質を救った事件から約1年。ロサンゼルスで暮らす妻ホリー(ボニー・ベデリア)とクリスマス休暇を過ごすため、マクレーンはワシントンのダレス国際空港にホリーをう変えに来ていた。空港には麻薬王エスペランザ将軍(フランコ・ネロ)が到着し、反共主義者で元陸軍大佐のスチュワート(ウィリアム・サドラー)と彼の部下を空港内で見かけたマクレーンは不審に思い、彼らの跡をつける。結局見つかり、部下と銃撃戦になるが、一人を取り逃してしまった。マクレーンは急いで空港署の警部(デニス・フランツ)に事件を伝えるも、取り合ってくれない。仕方なく親友のパウエル(レジナルド・ベンジョンソン)に部下の指紋をファックスで送り照合した結果、なんと指紋は2年前に死んだ米軍顧問のものであるということが判明する。

評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:1990年9月21日
  • 上映時間:124分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:レニー・ハーリン
  • キャスト:ブルース・ウィリス、ボニー・ベデリア、ウィリアム・サドラー、ダルトン・トンプソン、アート・エバンス etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『ダイ・ハード2』について、考察・解説します。※ネタバレあり

前作ほどじゃないけど、よく出来ている

『ダイ・ハード』は何故か馬鹿にされることが多い映画ですが、映画史に残る傑作アクション映画なんですよ。『ランボー』とひとくくりで語る人がいて不思議なんですが……。ともかく、傑作映画の続編というのはだいたい失敗してしまうものなんです。『エイリアン』とか『BTTF2』は例外ですよ。1作目からつまらなかった『20世紀少年』も例外ですが。

相変わらずジョン・マクレーンは不運な男で、空港で厄介な事件に巻き込まれてしまい、ホリーは放置されてしまうという前作のパターンを踏襲しつつ、今回はマービンという頼りになるパートナーがいました。これが成功の理由なのではないかと思います。つまり、成功したフォーマットに1つ手を加える、と。『エイリアン』がホラーだったのに対し、『エイリアン2』がアクションだったような感じで、観客が求めているものを少し外したことで予想外の展開を生み出す。意外と大変な作業なんですが、上手くやっていましたね。

閉鎖された空間で奮闘するしかなかった前作と異なり、本作では舞台が空港の外に出ることもあり、アクション映画として普通に楽しめる作品に仕上がっています。まあ、前作ほどの傑作ではありませんけどね。

まとめ

そういえば、ブルース・ウィリスは『ダイ・ハード』シリーズでアクション俳優として認知されるようになったのに、色んなジャンルの映画に出演していますよね。『シックス・センス』みたいな、アクション要素の全くない映画に出演しても、あまり違和感がありません。『エクスペンダブルズ』で共演しているシュワちゃんやスタローンとはまるで違いますね。彼らはアントニオ猪木とジャイアント馬場みたいなもので、リングから降りると異常なほどの存在感を放ってしまい、別のジャンルの映画では浮いてしまいます。シュワちゃんはまだいいけど、スタローンは完全に……。

まあ、『ダイ・ハード』は本格アクション映画ではなく、マクレーンが知恵を使って局面を切り抜けていくのが見どころなので、80年代筋肉映画とは本質から異なるんですよね。だから違うのかな。

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