映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』あらすじネタバレ結末と感想

エンド・オブ・ホワイトハウスの概要:2013年のアメリカの映画で、アメリカが北朝鮮にテロで襲われてしまい、元特別捜査官のマイク・バニング(ジェラルド・バトラー)が1人テロリストとの戦いに挑む様子を描いたアクション映画。

エンド・オブ・ホワイトハウス あらすじネタバレ

エンド・オブ・ホワイトハウス
映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

エンド・オブ・ホワイトハウス あらすじ【起・承】

シークレット・サービスとして警護にあたっていたマイク・バニングは、大統領一家からの揺るぎない信頼の上に仕事をこなしていた。
大統領とはボクシングで打ち合い、婦人のアクセサリー選びにも一言添え、息子とは楽しく戦い方や仕事絡みの話をして充実していた。
しかし吹雪のクリスマスの日に、大統領専用車での任務中、大統領夫人を助けきれず事故で死なせてしまう。

自分を責め、現場の任務からは退いたバニングは、財務省でのデスクワークへと移動して働いていた。しかし畑違いなのを薄々自分でも感じ集中しにくい日々。
そんな中、アメリカの独立記念日の翌日である7月5日に、韓国の首相が渡米した。
会談中に、国籍不明の飛行機が侵入し、警告したにもかかわらず退去しない。
その上、警告した飛行機を撃墜し、ホワイトハウス付近にも射撃を開始した。

テロリストによる領空侵犯が発生した事で、大統領であるベンジャミン・アッシャーは地下のシェルター「オリンポス」へと韓国の首相を連れ避難する。
観光客としてまぎれていたホワイトハウス付近にいたテロリストによって、ホワイトハウスの門は破壊されてしまった。
正体のわからないテロリスト集団によって襲撃され、シークレット・サービス達は応戦する。
デスクワークをしていたはずのバニングも、騒ぎを駆けつける。
早くも悲惨な状態になっているホワイトハウスを見て応戦するが、計画的な攻撃の前に苦戦をしいられる。

大統領は各所に現状を見ながらの指示に当たってはいたが、テロリストと内通していた韓国首相の警護達が正体を現し、シェルター内を占拠し始める。
テロリスト達は大統領を人質にした上に、見せしめとして自国の首相を殺害する。
絶望するペンタゴン。
しかし大統領の衛星電話でバニングがテロリストに見つからずに忍び込んでいる事を知る。

エンド・オブ・ホワイトハウス あらすじ【転・結】

映像が繋がり、日本海周辺で展開している第7艦隊や米軍の撤退を要求して来た。
しかし米軍の核威力を無くす事が本命で、拘束されている3人がそれぞれ持つ暗証コードを聞き出す事を目的としていての行為であった。

情報を聞きながら大統領の息子の救出に成功したマイクは、テロリスト達のボスがカン・ユンサクと言う各国で指名手配されているテロリストである事を知る。
カンは脱出用のヘリも要求、マイクと連絡が通じなくなったペンタゴンの人々は絶望し始める。

しかし怪我を負いながらも無事だったマイクは、マクミラン長官が見せしめで正面玄関に連れられた際に、カンのつれたテロリスト達を射殺。
脱出用のヘリに乗るため大統領達人質を連れ、乗り込むとヘリが爆発。
大統領も死亡したと思われたが、カンの罠であった。

マイクはカンがまだ地下に居ると睨み、壁を爆発して逃げようとしていたカンを発見。
もみ合った大統領は腹を撃たれてしまうが、マイクはカンと一騎打ちになり無事予告した通りにカンの頭を刺し殺害。
発動したケルベロスコードの停止にも成功し、大統領の肩を抱えてホワイトハウスを後にする。

無事復帰してスピーチを終えた大統領の傍に、再び最前線のシークレット・サービスとして復帰しているマイクの姿があった。

エンド・オブ・ホワイトハウス 評価

  • 点数:90点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2013年
  • 上映時間:120分
  • ジャンル:アクション、サスペンス
  • 監督:アントワーン・フークア
  • キャスト:ジェラルド・バトラー、アーロン・エッカート、モーガン・フリーマン、アンジェラ・バセット etc

エンド・オブ・ホワイトハウス 批評・レビュー

映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

たった1人で立ち向かう姿

いくらかつて知った場所での探索と言えど、何人いるかわからないテロリストの潜む室内に1人で乗り込んでいくという行為は、映画と言えどかなり手に汗を握る。
大統領の息子を自分がかつて教えた隠し部屋で発見し、静かに煙突を登らせ外に逃がすシーンなど、思わずこちらも見つからないかとハラハラ息を潜めてしまう。
ぜったい安全なはずの場所で視聴しているはずの視聴者でも、感情移入する事が出来、マイクを応援したい気持ちになれる。
かつての同僚の裏切りにすぐに気が付かせない様な空気の流し方、言い回しや演出が巧みである。
アクション映画ではあるが、サスペンスやミステリーの様な気味の良い緊張感がある。
テロリストを殺し屋の如く仕留めていく様子は、残酷なはずの殺人シーンなのに、急所を心得ている技のせいかあまりグロテスクに見えない。

過去の過ちの克服

今回の主役であるマイクは、冒頭で大統領夫人を守りきれなくて亡くしてしまい、その事で自分を責めてしまう。
傍から見てもマイクのミスと言えるべき過ちではないので、彼を責める気にはならないのだが、責任感の強さと仕事に対してのプライドで必要以上に自分を責めてしまっていたのだろう。
吹雪の橋の景色の美しさが、事故現場の辛辣さとマイクの後悔をうまく表している。
事務仕事に移っても、シークレット・サービスの仕事に対しての思いを払拭は出来ずにいたマイクにとっては、リベンジでありリハビリにもなる事件はチャンスだったと思える。

主人公のひたむきな仕事に対しての思いを、見事に過去の克服と絡めて表現されている作品と言える。
母親(大統領の妻)のリベンジを、息子の救出でと言う設定はとても見事で憎い演出である。
息子もどれだけマイクになついていたかを示すように、作中でテロリスト達から隠れるのにマイクに教えてもらった秘密の隠し部屋に立てこもるなど、信頼度の表現もうまい。

エンド・オブ・ホワイトハウス 感想まとめ

対テロリストの内容の映画はいくつも存在するが、この映画の見終わった後の爽快感は格別と言える。
ジェラルド・バトラーの演じるマイク・バニング特別捜査官の魅力がたっぷり描かれているので、作中ですっかり彼に対しての信頼感が湧き、事件解決へ熱く応援をしたくなるのだ。
たった1人で多くのテロリストと対峙していく姿には緊張して思わず見ながら息を潜めてしまう。
構成的にもバランスが良く、飽きずに通して観られる映画である。
続編として2016年に公開された「エンド・オブ・キングダム」も有るので、ファンには嬉しい作品である。

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