『フルスロットル』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

荒れ果てたデトロイトを舞台に、超人的な身体能力を持つ男と潜入捜査官のアクションが炸裂するアクション映画。監督はカミーユ・ドゥラマーレ、脚本は『レオン』のリュック・ベッソン。

あらすじ

フルスロットル』のあらすじを紹介します。

マフィアたちに支配され、無法地帯と化したデトロイト。
潜入捜査官ダミアン(ポール・ウォーカー)は、マフィアの動向を探り、デトロイト市民をターゲットとした中性子爆弾を起動する計画の情報をつかむ。

一人で捜査することに限界を感じたダミアンは、マフィアに恋人を連れさらわれてしまった男リノ(ダヴィッド・ベル)と協力することにした。

リノは超人的な身体能力の持ち主で、重力を無視した動きができる。10時間後に起動する中性子爆弾、リノの恋人探しの2つのミッションが始まった。

評価

  • 点数:50点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2014年9月6日
  • 上映時間:91分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:カミーユ・ドゥラマーレ
  • キャスト:ポール・ウォーカー、ダビッド・ベル、RZA、カタリーナ・ドゥニ etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『フルスロットル』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

良くも悪くもリュック・ベッソン

近年のリュック・ベッソン作品ってこんな感じだよね、って感じの……、まあ、アクション映画でしたね。現在公開中の「LUCY」も多分こんな感じだと思います。

中学生の妄想を映像化したかのような超人的アクションの釣瓶撃ち。ストーリーはどうでもいいじゃない、アクションさえ良ければ。突っ込みどころに突っ込むのは野暮だからやめよう。って感じ……。

正直飽きました。『96時間』の時には既に飽きてました。
重力を無視して縦横無尽に飛び回るアクション。響きはいいですよ。でも、既視感が凄い。名前は思い出せないけど、こんな感じの映像は何度も見せられてきました。
2000年代のアクション映画をまだ引きずっているのか、とうんざり。旬が過ぎたのはわかるけど、もうちょっと新しいことやったらどうですか。

ストーリーも見たまんまだし、悪役は悪役以外の何物でもないし。『ランボー』を100回見ろよ。ブルース・リーみたいに、俳優だけで客を呼べる人がいない映画でこれじゃあどうしようもない。

酔う

本作のウリは縦横無尽に飛び回る重力無視アクション。酔っちゃったよ!画面動かし過ぎなんだよね。CG費用の無駄遣い。
ハリウッドは無駄遣いをすると公言していなければ制作費が集まらない謎のスタイルをとっているので、こういう映画が出来上がってしまうのは仕方がないです。リュック・ベッソンだし。

でも、これは酷いですね。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』で酔った人はキツかったんじゃないかと。

まとめ

アクションは酔う!ストーリーは退屈!リュック・ベッソン!もういい加減にしてください。そこそこ人が入るからって、いつまでも『Taxi』と『アルティメット』のまね事は勘弁して下さい。
大味映画が悪いというわけではないんですよね。『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』は大味映画でコーラとポップコーンがバリバリ進むタイプの映画だけど、あちらは楽しいもの。

酒を飲みながらグチを言いたくなる程度には頭に残るので、ゴミ映画とは言いませんけど、褒められたもんじゃない。中性子爆弾って、小学生か!潜入捜査開始後もハラハラしないし、何だったんだ。

アクションしか作る気がないのなら、新しいアクションの形を作り出すか、もしくは過去の素晴らしいアクションに匹敵する素晴らしいアクションを見せて欲しい。リュック・ベッソンの明日はどっちだ。

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