映画『グラスハウス』あらすじネタバレ結末と感想

グラスハウスの概要:両親を亡くした姉弟が、引き取られたグラス夫妻の闇を知って追い詰められていくサスペンスムービー。2001年にアメリカで製作された。監督はダニエル・サックハイム。

グラスハウス あらすじネタバレ

グラスハウス
映画『グラスハウス』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

グラスハウス あらすじ【起・承】

高校生のルビー・ベイカーは、毎日のようにこっそり家を抜け出して、友達と深夜まで遊びまわっていた。

いつものように夜中に帰宅すると家の前にパトカーが止まっていて、家出と騒がれたのだと思ったルビー。
だがそれは、両親が事故で死んだという知らせだった。

両親の多額の保険金と遺産はあったものの、孤児となったルビーと弟レット。
遺言書を作ったベグレイター弁護士から、かつての隣人グラス夫妻が後見人だと告げられ、姉弟は海辺の町にあるガラス張りの豪邸で暮らすことになる。
会社を経営するテリーと医者のエリンの家の中、ルビーはレットと同じ部屋で窮屈な思いをする。

やがてテリーはルビーを、いやらしい目で見るようになる。
エリンはドラッグを使っていたが、糖尿病のインスリン注射だと言い張る。

ベグレイターに助けを求めるルビーだったが、話した内容はグラス夫妻に筒抜け。

ルビーは、事故で大破したはずの両親の車をテリーの会社で見つける。
メールでベグレイターに調査を頼むが、翌日にはネット回線が使えなくなっていた。

その後、ベグレイターの通報によって、福祉局員が抜き打ち調査にやってくる。
本人が知らない間にレットとは別の部屋がルビーにあてがわれており、糖尿病の薬以外は見つからなかった。
しかしゴミ箱を開けたルビーは、自分たちの学費が使い込まれている証拠や、母の弟ジャックからの手紙を見つけてしまう。

グラスハウス あらすじ【転・結】

ベグレイター弁護士から、両親が死んだ時に乗っていた車はテリーの会社のものだと教えられたルビー。
そして、テリーは多額の借金を背負っていて、ルビーたちに残された遺産を返済に使っていた。

深夜、テリーの車の鍵を盗んだルビーは、レットを言いくるめて豪邸から逃げ出す。
しかし運悪く迂回を指示していた警官の目に止まり、追ってきたグラス夫妻に連れ戻されてしまう。

細工した車で両親を殺し、その遺産を狙うテリー。

だが、疑惑を持たれたテリーは遺産を勝手に使えなくなり、薬を盗んでいたエリンは医師免許を剥奪される。
そしてエリンは自殺した。

目覚めたルビーはレットと逃げようとするが、テリーによって閉じ込められてしまう。
グラス邸を訪れたベグレイターは、姉弟が施設に送られないようにルビーとのやり取りを教えていたが、間違いだったと言い放つ。
しかし取り立てに来たサラ金業者が、ベグレイターを殺してテリーを攫う。

途中、彼らの車は事故に遭う。
閉じ込めらたフリをしたルビーとレットが、車に細工していたのだ。

屋敷を出て歩いていたルビーとレットはパトカーに拾われ、事故現場を通りかかる。
奇跡的に生きていたテリーは警官を気絶させ、銃を隠し持ってルビーとレットが乗るパトカーに近づくが、ルビーによって轢き殺された。

その後ルビーとレットは、母方の叔父ジャックに引き取られた。

グラスハウス 評価

  • 点数:65点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2001年
  • 上映時間:106分
  • ジャンル:サスペンス、ミステリー、ホラー
  • 監督:ダニエル・サックハイム
  • キャスト:リーリー・ソビエスキー、ダイアン・レイン、ステラン・スカルスガルド、ブルース・ダーン etc

グラスハウス 批評・レビュー

映画『グラスハウス』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

スピード感のあるスリリングな展開のストーリー

ルビーとレットの両親が事故死し、グラス夫妻の元で暮らすまでがとにかくスムーズに進む。
そしてその後、ルビーが違和感を抱いてベグレイターに相談するも、グラス夫妻が正しいと証明されるばかりでルビーの居場所が無くなるまでのテンポが良い。

すぐにルビーの味方や居場所が無くなるわけではなく、徐々に追い詰められていくような展開。
見ている側にも考える暇を与えず、ジェットコースターのように目まぐるしく進むストーリー展開には圧倒され、次はどうなるのかが気になって仕方が無くなる。

しかしよく見れば雑な設定が多く、ブレーキに細工をした車をわざわざ手元に置いておくテリーの行動は謎。
ベグレイターにしか相談していないことがグラス夫妻に筒抜けなのに、彼を疑わないというルビーにも違和感がある。
施設に入れないために情報を流していたというベグレイターを見て、良い人だったとルビーが言うシーンがあるが、彼のせいで苦しんだ事もあるのにお人好し過ぎるだろう。
レットは、ゲーム関係の話に釣られてルビーの脱出計画に乗るなど、どこまでも暢気なのがツッコミどころ。

公開当時は注目株だった主演女優

不真面目な性格が目立ち共感できるような部分が少なく、感情移入しづらいヒロインのルビーだが、追い詰められても芯の強さを失わない部分を応援したくなる。
ルビー役のリーリー・ソビエスキーは本作が制作、公開された2001年当時は将来有望な女優だった。

レット役のトレヴァー・モーガンも「ジュラシックパーク3」に出演するなど将来を期待されていた子役のひとりだった。

今でこそ見かけないが、かつての若手俳優たちの演技も悪くない。

グラスハウス 感想まとめ

日本では劇場未公開、DVDなどでしか見る事ができないサスペンス映画。

ガラス張りの廊下や壁などが、家の中全てを見渡せるような象徴でありつつ、人の心や思惑は見えることがないという皮肉を表現した家の中を描いた作品。
見終わってからだと、子供2人が相続した遺産目的なのは当たり前だと思えるが、テンポの良いストーリー展開にごまかされてしまう。

設定や台詞の中に雑な部分が多く見られるが、楽しんだもの勝ち、というような作風だ。

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コメント

  1. 名無しゲイ より:

    車に細工をしたのはテリー本人