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映画『グラスハウス』あらすじネタバレ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『グラスハウス』の概要:両親を亡くした姉弟が、引き取られたグラス夫妻の闇を知って追い詰められていくサスペンスムービー。2001年にアメリカで製作された。監督はダニエル・サックハイム。

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映画『グラスハウス』 作品情報

グラスハウス

  • 製作年:2001年
  • 上映時間:106分
  • ジャンル:サスペンス、ミステリー、ホラー
  • 監督:ダニエル・サックハイム
  • キャスト:リーリー・ソビエスキー、ダイアン・レイン、ステラン・スカルスガルド、ブルース・ダーン etc

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映画『グラスハウス』 評価

  • 点数:65点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★★☆☆

映画『グラスハウス』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)

映画『グラスハウス』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『グラスハウス』 あらすじ【起・承】

高校生のルビー・ベイカーは、毎日のようにこっそり家を抜け出して、友達と深夜まで遊びまわっていた。

いつものように夜中に帰宅すると家の前にパトカーが止まっていて、家出と騒がれたのだと思ったルビー。
だがそれは、両親が事故で死んだという知らせだった。

両親の多額の保険金と遺産はあったものの、孤児となったルビーと弟レット。
遺言書を作ったベグレイター弁護士から、かつての隣人グラス夫妻が後見人だと告げられ、姉弟は海辺の町にあるガラス張りの豪邸で暮らすことになる。
会社を経営するテリーと医者のエリンの家の中、ルビーはレットと同じ部屋で窮屈な思いをする。

やがてテリーはルビーを、いやらしい目で見るようになる。
エリンはドラッグを使っていたが、糖尿病のインスリン注射だと言い張る。

ベグレイターに助けを求めるルビーだったが、話した内容はグラス夫妻に筒抜け。

ルビーは、事故で大破したはずの両親の車をテリーの会社で見つける。
メールでベグレイターに調査を頼むが、翌日にはネット回線が使えなくなっていた。

その後、ベグレイターの通報によって、福祉局員が抜き打ち調査にやってくる。
本人が知らない間にレットとは別の部屋がルビーにあてがわれており、糖尿病の薬以外は見つからなかった。
しかしゴミ箱を開けたルビーは、自分たちの学費が使い込まれている証拠や、母の弟ジャックからの手紙を見つけてしまう。

映画『グラスハウス』 結末・ラスト(ネタバレ)

ベグレイター弁護士から、両親が死んだ時に乗っていた車はテリーの会社のものだと教えられたルビー。
そして、テリーは多額の借金を背負っていて、ルビーたちに残された遺産を返済に使っていた。

深夜、テリーの車の鍵を盗んだルビーは、レットを言いくるめて豪邸から逃げ出す。
しかし運悪く迂回を指示していた警官の目に止まり、追ってきたグラス夫妻に連れ戻されてしまう。

細工した車で両親を殺し、その遺産を狙うテリー。

だが、疑惑を持たれたテリーは遺産を勝手に使えなくなり、薬を盗んでいたエリンは医師免許を剥奪される。
そしてエリンは自殺した。

目覚めたルビーはレットと逃げようとするが、テリーによって閉じ込められてしまう。
グラス邸を訪れたベグレイターは、姉弟が施設に送られないようにルビーとのやり取りを教えていたが、間違いだったと言い放つ。
しかし取り立てに来たサラ金業者が、ベグレイターを殺してテリーを攫う。

途中、彼らの車は事故に遭う。
閉じ込めらたフリをしたルビーとレットが、車に細工していたのだ。

屋敷を出て歩いていたルビーとレットはパトカーに拾われ、事故現場を通りかかる。
奇跡的に生きていたテリーは警官を気絶させ、銃を隠し持ってルビーとレットが乗るパトカーに近づくが、ルビーによって轢き殺された。

その後ルビーとレットは、母方の叔父ジャックに引き取られた。

映画『グラスハウス』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『グラスハウス』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

スピード感のあるスリリングな展開のストーリー

ルビーとレットの両親が事故死し、グラス夫妻の元で暮らすまでがとにかくスムーズに進む。
そしてその後、ルビーが違和感を抱いてベグレイターに相談するも、グラス夫妻が正しいと証明されるばかりでルビーの居場所が無くなるまでのテンポが良い。

すぐにルビーの味方や居場所が無くなるわけではなく、徐々に追い詰められていくような展開。
見ている側にも考える暇を与えず、ジェットコースターのように目まぐるしく進むストーリー展開には圧倒され、次はどうなるのかが気になって仕方が無くなる。

しかしよく見れば雑な設定が多く、ブレーキに細工をした車をわざわざ手元に置いておくテリーの行動は謎。
ベグレイターにしか相談していないことがグラス夫妻に筒抜けなのに、彼を疑わないというルビーにも違和感がある。
施設に入れないために情報を流していたというベグレイターを見て、良い人だったとルビーが言うシーンがあるが、彼のせいで苦しんだ事もあるのにお人好し過ぎるだろう。
レットは、ゲーム関係の話に釣られてルビーの脱出計画に乗るなど、どこまでも暢気なのがツッコミどころ。

公開当時は注目株だった主演女優

不真面目な性格が目立ち共感できるような部分が少なく、感情移入しづらいヒロインのルビーだが、追い詰められても芯の強さを失わない部分を応援したくなる。
ルビー役のリーリー・ソビエスキーは本作が制作、公開された2001年当時は将来有望な女優だった。

レット役のトレヴァー・モーガンも「ジュラシックパーク3」に出演するなど将来を期待されていた子役のひとりだった。

今でこそ見かけないが、かつての若手俳優たちの演技も悪くない。


両親が事故で亡くなり、孤児となった姉弟の後見人がヤバいやつだったというお話。全体的に出てくる人たちのキャラクターがみな中途半端で、姉弟にもいまいち共感できないし、後見人の夫妻も裏で繋がっている弁護士も誰の行動も理解できませんでした。
短くぎゅっとまとめられているのでとても見やすいのですが、もう少し両親の死について掘り下げて欲しかったなと思います。
細かい部分を気にせずにサクッと見て欲しい作品です。(女性 30代)


主人公と同い年くらいのときにこの作品を観ましたが、悪意の描写が怖かったです。
大人になってから観ると、かつての隣人に引き取られるなんておかしい等、色々おかしなことに気づきます。ただ、主人公は高校生なので両親の死で気が動転していて気づかなくても納得かなと思います。
不良少女だったルビーが新しい土地でも中々馴染めず、1人でグラス夫妻に違和感を覚え、弟を守るために立ち向かうシーンは成長を感じます。フライパンのシーンが1番印象的です。軽く観るサスペンスものです。(女性 30代)

映画『グラスハウス』 まとめ

日本では劇場未公開、DVDなどでしか見る事ができないサスペンス映画。

ガラス張りの廊下や壁などが、家の中全てを見渡せるような象徴でありつつ、人の心や思惑は見えることがないという皮肉を表現した家の中を描いた作品。
見終わってからだと、子供2人が相続した遺産目的なのは当たり前だと思えるが、テンポの良いストーリー展開にごまかされてしまう。

設定や台詞の中に雑な部分が多く見られるが、楽しんだもの勝ち、というような作風だ。

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サスペンス映画ミステリー映画ホラー映画
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みんなの感想・レビュー

  1. 映画好き より:

    >>テリーが拉致された時に乗っていた車には、何らかの細工がされており、事故を起こしています。
    確かな描写があるからではなく、テリー本人の嫌がり方から予測されるものではないでしょうか?

    ルビーとレットを地下室に閉じ込めた時に、テリーがガレージで自分の車に細工をするシーンがあります。電動ドリルでブレーキの油圧装置に穴を開けています。その後に泥酔いしたフリをします。
    ルビーとレットに細工された車を使って逃げるように仕向けたのです。

    エリンの車をパンクさせたのはルビー。
    パンクに使ったナイフを捨てるシーンがあります。
    もちろんテリーが仕組んだ細工に気が付いたからです。ルビーが感づくセリフがあります。(何か裏がある・・・みたいなセリフ)
    わざとブレーキに細工された車に乗らざるをえない状況にしたのです。

    テリーはブレーキの細工を訴える寸前に口をテープで塞がれてしまう。万事休す。

  2. 影山 美穂 より:

    貴重なご意見、ありがとうございます。

    >しかしこの車のブレーキは細工されていないのでは?細工されたのは貸した高級車ですよね?

    おっしゃる通りです。

    >それとテリーが拉致される時に乗って行く車もブレーキに細工がされている。(テリーによって)

    テリーが拉致された時に乗っていた車には、何らかの細工がされており、事故を起こしています。
    確かな描写があるからではなく、テリー本人の嫌がり方から予測されるものではないでしょうか?

    >ルビーとレットは車に細工はしてませんよね?したのはルビーがガレージのエリンの車をパンクさせた事。

    ルビーとレットがガレージから出てきて目を合わせるシーンから、何らかの仕掛けをした、と予測できます。
    そして実際に、ガレージにあった車の1台はパンクさせられ、乗りたくない車に乗せられるテリーの姿が描かれていました。

    (パンクしたのがエリンの車なのかは、今のところは未確認です)

    ここからは個人的な想像になってしまうのですが・・・・・・
    テリーが拉致される時、特定の車を嫌がるのは奇妙だと感じました 。
    もちろん車に細工されているからなのですが、自分の車に細工をしてガレージに置いておくのは変です。

    そこで私が思いついたのは
    ルビーたちの両親の車にも細工をし、別の殺害方法も考えていた、という裏設定でした。
    その車でテリーが事故に遭うよう、ルビーとレットが仕向けたことで、 カタルシスも得られるのではないかと。

    あらすじ部分に、自分の想像を組み込むのは反則かとも思いましたが・・・
    「これをしている」という確実な描写が少ないため、しかし何も書かないと展開がつながらないため、このような表現方法をとらせていただきました。

    >しかしこの車のブレーキは細工されていないのでは?
    >ルビーとレットは車に細工はしてませんよね?

    この2点に関しては、作中でのわかりやすい描写が少ないと感じ、主観を交えて執筆しています。
    正しくは「ルビーとレットが細工をした」のではなく「事故になるよう仕向けた」のが正しいですが、一言でまとめるためにこのような表現にさせていただきました。

  3. 映画好き より:

    不躾なコメントに返信が頂けるとは思ってもおらず戸惑ってしまった・・・

    「ブレーキに細工をした車をわざわざ手元に」は、テリーの会社に保管された両親の車の事でしたか・・・
    しかしこの車のブレーキは細工されていないのでは? 細工されたのは貸した高級車ですよね?
    それとテリーが拉致される時に乗って行く車もブレーキに細工がされている。(テリーによって)
    この車の鍵を、寝たふりのテリーが手元に置いておいた事を「謎」と書かれたのかと解釈していました。

    普通に考えると、ネット上にも両親の事故車はBMWと載っているからには、テリーも何らかの事情聴取を受け、結婚記念の祝いに高級車を貸したと証言していると考えられます。したがってテリーの会社に両親の車が残置されても不思議はないのですが、社員の言動で怪しさが出てしまうんですね。

    ルビーとレットは車に細工はしてませんよね?
    したのはルビーがガレージのエリンの車をパンクさせた事。

    まぁ確かにツッコミどころは多々あるのですが、映画的にはしょうがないですね。

    そもそもルビーは両親の死因に無関心すぎ・・・ とかね。

  4. 影山 美穂 より:

    前提として…
    テリーは、ルビーとレットの両親に、結婚記念日のお祝いとして高級車を貸しました。
    ルビーの両親は、ブレーキに細工がされていた高級車で事故を起こして亡くなります。
    ルビーは、両親は自分たちが所有していた車で、事故を起こしたと思っていました。
    しかし両親の車がテリーの会社で見つかり、疑惑が膨らんでいく…
    というストーリー展開があります。

    「わざと手元に車を置いていたテリーの行動」=「テリーへの不信感が明確になるように作られた設定・脚本」
    なのだとおっしゃりたいのでしょうか。
    そして、それを読み取ることで作品の面白さが見いだせる、というご意見をおっしゃりたいのだと、私は感じました。

    ただ、現実的には、証拠となる車は処分してしまったほうが良いはずなのに、
    残しておいていたという矛盾点に、私は「謎」と感想を述べさせていただきました。

  5. 映画好き より:

    >>ブレーキに細工をした車をわざわざ手元に置いておくテリーの行動は謎。

    わざと置いたのだが、これが読み取れないと映画を観た価値が見出せない。
    残念な評価だ。老婆心ながらサイト主さまには、もう一度、観ることを勧める。

  6. 名無しゲイ より:

    車に細工をしたのはテリー本人