映画『アイ・アム・レジェンド』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「アイ・アム・レジェンド」のネタバレあらすじ結末

アイ・アム・レジェンドの概要:感染率の高い新種のウィルスが世界中に蔓延し、人類滅亡の危機に瀕した近未来。たった1人、感染源であるニューヨークで暮らす科学者の主人公は、日々治療薬の研究に勤しんでいた。命の危険と隣り合わせの中、孤独な生活を送りつつも希望を失わない伝説の男を描く。

アイ・アム・レジェンドの作品概要

アイ・アム・レジェンド

製作年:2007年
上映時間:100分
ジャンル:SF、アクション、ヒューマンドラマ
監督:フランシス・ローレンス
キャスト:ウィル・スミス、アリシー・ブラガ、ダッシュ・ミホク、チャーリー・ターハン etc

アイ・アム・レジェンドの登場人物(キャスト)

ロバート・ネビル(ウィル・スミス)
元米国陸軍中佐で科学者。クリピン・ウィルスの治療薬を開発中で、ニューヨークに残ったたった1人だけの生存者。非常に優秀で慎重。自我を保つため、CDショップにマネキンを運んで日常を演出するなどユニークな面もあり、愛情深く芯の強い人物。
アナ(アリシー・ブラガ)
ネビルのメッセージを聞き、少年と共にやって来た女性。ネビルから血清を託され、彼の生き様を語り継ぐ。
アルファ・メイル(ダッシュ・ミホク)
ネビルが捕獲した女性ダーク・シーカーの恋人で、初めて知恵を持って行動するダーク・シーカー。恋人奪取のために他のダーク・シーカーをけしかけ、ネビルを襲う。

アイ・アム・レジェンドのネタバレあらすじ

映画『アイ・アム・レジェンド』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

アイ・アム・レジェンドのあらすじ【起】

2009年、科学者のアリス・クリピン博士が、はしかウィルスのDNA配列を入れ替えることでがんの治療薬開発に成功。治療薬は1万9千人に投与され、その全てに効果を発揮した。しかし、1万9千人のうち5千人に異常が発生。狂犬病のような症状が見られ、検査により治療薬のウィルスが新種のウィルスへと突然変異していることが分かった。
新種のウィルスは博士の名前からクリピン・ウィルスと名付けられる。

クリピン・ウィルス(以下KV)は感染率の高いウィルスで、空気感染により瞬く間に世界中へ流布。致死率は90%で、免疫を持つ10%の人口しか生き残らなかった。だが、生き残った人口の98%が全身の体毛を失い、紫外線により死亡することが判明。その代わりに人間性を失い凶暴化した上に常人を遥かに上回る身体能力を発揮し、人間を捕食する化け物へと変貌。それらは後にダーク・シーカーと呼ばれることになる。

米国陸軍中佐であり科学者でもあるロバート・ネビルは、KVの治療薬を開発するために愛犬サムを伴い感染源であるニューヨークへ残ったが、3年経った今でも治療薬の完成には至らず、暗中模索の日々を送っていた。

アイ・アム・レジェンドのあらすじ【承】

3年の間にニューヨークは廃墟と化し、動物は野生化。道路には草が生い茂り、人の気配はほとんどない。紫外線を嫌うダーク・シーカーは日中、暗闇に身を潜ませて一切、外へは出て来ないからだ。彼らは専ら夜間に行動していた。
免疫がありダーク・シーカー化をも免れたネビルは、野生化したインパラを狩り公園でトウモロコシを栽培して食料を確保しつつ、慎重に生活を続けていた。

そんなある日、マウス実験にて1体に効果が見られたため、ネビルは罠を仕掛けて1体の女性ダーク・シーカーを捕獲。その際、女性を追って日中に顔を出した男のダーク・シーカーを目撃。その姿はまるで意思を持っているかのように見えたため、男にアルファ・メイルと名付けた。

自宅地下の実験室にて女性ダーク・シーカーに薬剤を投与。しかし、結果は失敗に終わる。彼は今後の経過を見るために女性を拘束して眠らせたまま、隔離室へと閉じ込めることにした。

彼は毎日、正午にサウス・ストリート・シーポートからAMラジオの周波を利用し、生存者へとメッセージを送っている。だが今のところ、誰1人として姿を見せたことはない。
その日はネビルの誕生日だった。彼は街中を走行中、いるはずのない場所に見たことのあるマネキンが立っているのを発見。誰かが動かさない限り、マネキンが勝手に動くはずはない。何者かが動かしたのだと察したネビルは、警戒しつつマネキンを銃で撃ってから近寄った。

アイ・アム・レジェンドのあらすじ【転】

しかし、近寄ったところで罠が発動し、頭部を強打。片足を吊られ逆さまになった状態で意識を失ってしまう。
日暮れのアラームで覚醒したネビル。急いで帰らなければ、夜になってしまう。彼はワイヤーをナイフで切断し地面へ落下。その拍子にナイフが足に刺さり負傷してしまう。足を引き摺りつつ車へと戻ろうとするが、暗闇のビルからアルファ・メイルが現れる。

ダーク・シーカー化した犬2体と戦うことになったネビルとサム。どうにか倒すも、サムが酷い傷を負ってしまう。ネビルは急いで自宅へと戻り、試作段階の治療薬を投与。だが、薬は効果を発揮せず、サムはダーク・シーカー化してしまう。ネビルは涙を呑んで、サムの息の根を止めるのだった。

翌日、3年間苦楽を共にした愛犬を埋葬。ネビルはとうとう1人になってしまった。孤独で今にも圧し潰されそうである。愛犬の死により慎重さを欠いた彼は、日が暮れてからサウス・ストリート・シーポートへ向かい、死ぬ気でダーク・シーカーの群れと対決。車は大破し、ネビルも意識を失いそうになったところを何者かに救われる。

翌朝になって自宅で目覚めたネビル。足の傷も治療されており、キッチンには見知らぬ女性と幼い少年がいた。約3年振りでまともな人間と会ったネビルは戸惑いを隠せない。
女性、アナはラジオでネビルのメッセージを聞き、少年と共にメリーランドからやって来たと言う。彼に会うため、埠頭でずっと待っていたらしい。この後はバーモントにある生存者の村へ向かうとのことだった。

アナの言う話では、生存者の村は山奥にあり寒さでウィルスが死んだため、誰もKVに感染しなかったらしい。突然の展開に思考が追いつかないネビルは、気持ちを落ち着かせるためにバスルームへ避難。衝動的に2人を少し脅かしてしまったので、落ち着いてから話しかけた。彼と和解したアナは一緒にバーモントへ向かおうと言うが、ネビルは感染源であるニューヨークで戦い続ける道を選んだ。

アイ・アム・レジェンドのあらすじ【結】

日が暮れたので夜の準備をしたネビルだったが、いつもと違い外の様子が騒がしい。彼は覗き窓からダーク・シーカーの大軍が押し寄せる様を目にし、帰宅する後を尾行されたことに気付く。自宅周辺に仕掛けた爆弾を爆破してどうにか時間を稼ぎ、アナと少年を避難させようとするも、2階に上がったところで1体のダーク・シーカーと遭遇。すでに中へ侵入されていることを知る。激しい戦闘を繰り広げ、噛みつかれながらもどうにか倒したが、外ではアルファ・メイルが大軍を扇動し家へ押し寄せようとしていた。

ネビルは地下の実験室へアナ達を連れて避難。そこで、女性ダーク・シーカーの容態が安定しているのを見る。治療薬がようやく効力を成したのだ。だが、大軍はすでに隔離室の前にまで迫っており、アルファ・メイルが強化ガラスへと突進を繰り返している。

ネビルは彼らへと必死に治療できると叫ぶも、ウィルスによる知能低下のせいで、奴らには理解力がほとんどない。ネビルは突進するアルファ・メイル、怯えるアナと少年を目にし、咄嗟に女性ダーク・シーカーの血液を採取。それで血清を作れとアナに持たせ、隠し通路から2人を逃がした。
そして、自分は手榴弾を手にし、ガラスが破壊されると同時に自宅ごと爆破。命を落とした。

その後、アナと少年は生存者の村へ無事に到達。彼らにネビルから託された血清を渡し、KVの治療薬を作成した。そうして、命を懸けて血清を作ったネビルを、生存者たちは誰もが伝説だと言い伝えていくのである。

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みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    ①クルピン・ウィルスの脅威

    当初は癌という人にとって一番の脅威を克服するために開発された治療薬です。これが癌患者1万9人に投与され100%治癒という驚くべき結果をもたらしました。ですが人類の救世主となるはずだった治療薬が突如牙をむきます、1万9人の中の5000人に異変が起こり始めたのです。狂犬病に似た症状を起こすウィルスは空気感染で瞬く間に世界中に広まっていき、凶暴化・紫外線への異常な反応を引き起こすクルピン・ウィルスとなって人類を滅亡させてしまいました。

    ネビルはその使命感からウィルスの発生地ニューヨークに留まり感染者(ダーク・シーカー)を救うためたったひとりで研究を続けているのです。

    ②ダーク・シーカーに知性はあるのか

    ネビルはダーク・シーカーがウィルスによって変異した化け物という見方しかできなかったためダーク・シーカー達の行動が理解できませんでした。人体実験をするため捕まえた女性のシーカーを取り戻すために彼らが無謀な行動をしたり巧妙に罠を仕掛けられる理由が理解できないのです。捕まえた女性シーカーはリーダーにとって大切な人物でそれを取り戻すために戦いを挑んできています。知性がなくなったと思い込んでいるネビルにはそれが分からず襲いかかるダーク・シーカー達を説得しようと必死に語り続けるのです。 

  2. 匿名 より:

    主人公のネビルと3年間ともに過ごしてきた犬のサムを自らの手で葬らなければいけないシーンにとてつもなくショックを受けた作品でした。会話できる相手がいないネビルにとって特別な存在だったサムの死はどんなに辛かっただろうかと考えさせられてしまいます。

    「アイ・アム・レジェンド」の意味ですが、ダーク・シーカー側から見ると昼間自分達を連れ去る恐ろしい伝説の怪物(レジェンド)、そして人間側から見ると命をかけて人類を救おうとした偉人(レジェンド)という両方の意味がある事を知りました。原作は死後吸血鬼に変わってしまうウィルスが蔓延するお話だということなので是非そちらも読んでみてからもう一度映画を観てみたいと思いました。