『ハリー・ポッターと賢者の石』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

イギリス発の世界的シリーズ第一作。監督は続編『秘密の部屋』でも監督を努め、『アズカバンの囚人』以降制作から離れたクリス・コロンバス。ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリントのおなじみ3人組のまだ幼い表情と演技に注目。

あらすじ

ハリー・ポッターと賢者の石』のあらすじを紹介します。

孤児となり、ダーズリー家に引き取られたハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)は孤独な日々を送っていた。11歳の誕生日前にホグワーツ魔法魔術学校から入学許可書が届き、彼の人生は急転する。ダーズリー家の妨害からハグリットという大男に救われ、彼はホグワーツ行きを決意する。
ホグワーツ行きの汽車「ホグワーツ特急」で知り合ったロン(ルパード・グリント)とハーマイオニー(エマ・ワトソン)と同じ寮で学生生活を送ることになったハリー。クリスマス休暇中に贈り主不明のプレゼント、透明マントを受け取った彼は、マントを着て図書館に行き、フラメルという人物のことを調べようとした。しかし、管理人に見つかりそうになる。教室へ逃げこむと、そこには鏡があった。この鏡を覗き込んだことで物語は加速していく……。

評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★★

作品概要

  • 公開日:2001年12月1日
  • 上映時間:152分
  • ジャンル:ファンタジー
  • 監督:クリス・コロンバス
  • キャスト:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、リチャード・ハリス、マギー・スミス etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『ハリー・ポッターと賢者の石』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

『賢者の石』はどういう話か

ハリーポッターシリーズは世界中で大人気なので、多くの解説文が書かれています。そこで、あまり書かれていないような解釈を。
『ハリー・ポッターと賢者の石』は、ハリー・ポッターの通過儀礼前の話です。この物語はハリー・ポッターが学校に入り、大きな謎に挑戦していく物語ですよね。最終的にヴォルデモート卿とクィレルを倒すわけですが、クィレルがハリーの体に触れて火傷を負ったということはつまり、ハリーはまだ子どものまま、赤ちゃんの時とあまり変わっていないことを表しています。ヴォルデモートは赤ちゃんの時のハリーを殺そうとして肉体を失ったのですから。
ハリーには余りある伸びしろがあり、これからどんどん成長していくであろうということを示唆しているのです。そして『秘密の部屋』で大きな仕事を成し遂げ、精神的に大人になる、という流れでシリーズは続いていきます。だからこそ、シリーズ後半は面白みにかけるのですが。
この時点で俳優陣は4作目までの出演契約をしているので、この後に最低でも4本の映画が製作されることが予定されていたのです。その中で通過儀礼を一発やって、ヒーローになって終わるという筋書きだったのではないか、と私は思っています。

世界的名匠が監督していたかもしれない

監督を務めたクリス・コロンバスはホーム・アローンなどの監督として知られていましたが、彼の他に監督候補に上がっていた監督にはどんなに人がいたのでしょうか。候補の中にはスティーヴン・スピルバーグがいて、『羊たちの沈黙』のジョナサン・デミがいて、『未来世紀ブラジル』のテリー・ギリアムがいたそうです。それぞれ変わりのいない名監督ですから、彼らが監督したハリー・ポッターも見てみたかったですね。

まとめ

今となってはどうという評価もしづらいシリーズですが、アズカバンの囚人くらいまではかなり勢いのあるシリーズでした。最後のほうはグダグダでしたけどね。
『賢者の石』は少年少女たちの小さく見えるけど実はものすごくでかい冒険を描いているので、なかなかの迫力があります。子供向け映画として、ファンタジー映画の入り口として優れている作品に違いありません。ただ、クオリティではロード・オブ・ザ・リングには足元にも及ばないよなぁ……という感想です。
シリーズ終了後、エマ・ワトソンは大スターになりそうな気配がありますけど、ダニエル・ラドクリフとルパート・グリントは目立った活躍ができていないので、今後の二人に注目したいところです。

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