『キルショット』あらすじ感想とネタバレ映画批評・評価

キルショットの概要:「キルショット」(原題:Killshot )は、2009年のアメリカ映画。監督は「恋におちたシェイクスピア」、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」のジョン・マッデン。主演は「ナインハーフ」、「エンゼル・ハート」のミッキー・ローク。「ホワイトハウスの陰謀」、「陽だまりのグラウンド」などのダイアン・レイン。共演に「ミスト」のトーマス・ジェーン、「恋のからさわぎ」のジョゼフ・ゴードン=レヴィットなど。

キルショット

キルショット あらすじ

映画『キルショット』のあらすじを紹介します。

アーマンド(ミッキー・ローク)は「ブラックバード」の名で知られるベテランの殺し屋で、ネイティヴ・アメリカンの血を引くハーフだった。彼は過去に病院での仕事を終えた後、看護師に顔を見られた弟を誤射して死なせてしまい、そのトラウマを抱えていた。一度は引退を決意したアーマンドだったが、マフィアから受けた仕事で、依頼者と一緒にいたマフィアの女を顔を見られたという理由で射殺してしまい、逆に命を狙われることになり報酬もフイにした。アーマンドはある店で自分が乗るキャデラック目当てに脅しを掛けてきた、凶暴な青年リッチー(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)を逆に脅迫し、互いの仕事を知るうちに手を組む事になる。二人は不動産会社を恐喝する計画を立てオフィスに押し込むが、女性従業員カーメン(ダイアン・レイン)一人のところへ、たまたまそこに訪れていた彼女の夫のウェイン(トーマス・ジェーン)から反撃を受け、計画は失敗してしまう。自分たちの顔を見られたことを恐れたアーマンドは、ウェイン夫妻の殺害を企てるのだった。そしてウェインたちの収去を突き止めたアーマンドとリッチーは襲撃を掛けるが再び失敗し、そこへ通報を受け訪れたFBIの捜査官が、アーマンドたちをおびき寄せるためと、ウェインたちの身の危険を案じ家を引き払い引っ越しを促す。しかしアーマンドはFBIの目を誤魔化すため、マフィアの弱みにつけ込んで、自分たちが死んだと思わせる偽装工作を依頼する。アーマンドが死んだというFBIからの報告を受けたウェイン夫妻は安心して元の住居に帰るが、一人でいる妻のカーメンに死んだはずのアーマンドたちが忍び寄る。

キルショット 評価

  • 点数:40点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★☆☆☆☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2008年
  • 上映時間:95分
  • ジャンル:アクション、サスペンス
  • 監督:ジョン・マッデン
  • キャスト:ミッキー・ローク、ダイアン・レイン、トーマス・ジェーン、ジョセフ・ゴードン=レヴィット etc

キルショット 批評 ※ネタバレ

映画『キルショット』について、2つ感想批評です。※ネタバレあり

陳腐なストーリーに、陳腐な展開

ミッキー・ロークとダイアン・レインというので期待はしてみたが、何とも緊迫感のないサスペンスである。ミッキー・ロークをネイティヴ・アメリカンに仕立てた理由も不明であるし、ストーリーに何か過去の因縁めいたものでも絡むとかのプロットもない。昔の面影もない歳を取ったミッキー・ロークがインディアンのハーフという設定の中で、顔を見られた夫妻を追いかけるというだけのシナリオであり、サスペンスらしからぬ冗長な流れが延々と続く。ミッキー・ロークの相棒役を演じたジョゼフ・ゴードン=レヴィットの方がどう見ても目立っていたし、鬱陶しいキャラクターながらどこか好感を持てる演技力は大したものである。しかしながら、ミッキーと同じように歳を取ったダイアン・レインの下着姿が、ちょっとエロいというところが見せ場だったなんて言って欲しくはないものである。日本では映画館での上映はされなかったらしいが、まぁ、当然の処置というところである。これじゃあ客は入らない。

ミッキー・ロークのネコパンチ

そういえば、昔ミッキー・ロークの試合がテレビで中継されていたのを思い出した。放送後に世間から「ネコパンチ」とまで言われた彼のパンチは、当時ある意味で有名だったと記憶している。衣装もやたら派手なトランクスで失笑ものだったが、見事に勝利した筈であったが、何故、彼はプロボクサーに転身してしまったのか理由は不明である。当時では「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」とか「ナインハーフ」、「エンゼル・ハート」で売れっ子俳優だったのだが、ボクサーになった時の怪我の後遺症で整形をしたが失敗し、そこから役に恵まれないようになったと聞いていたが、元々興味がなかったので「レスラー」まではどんな風貌になっているかも知らなかった。正直別人になってしまったミッキーはもう昔の色男でもなくなった訳だが、本作を見ても売れていた当時の面影など全くない。ちょっと悲しい気分になってしまうのであるが、最近は「エクスペンダブルズ」などにも悪役で出演しており、そういった二の線で行けばよいのではないだろうか。

キルショット 感想まとめ

「恋におちたシェイクスピア」のジョン・マッデン監督作品なので、期待はしていたが完全に裏切られた。果たして制作予算がなかったのか、この手の映画は苦手なのかどうかよく解らないが、多分シナリオのせいだろう。クエンティン・タランティーノが制作に加わっており、クライマックスシーンではタランティーノ色が出ている場面は少し見られるのであるが、あまり全体的な流れに影響はなさそうである。言わずと知れたオスカー受賞監督にも関わらず、どういったいきさつでこの映画を撮ろうとしたのか、背景がよく理解出来ない作品である。役者からも訴えかけてくるものが全くありません。上映時間が短いのが幸いした。

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