『ロード・オブ・ザ・リング』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

2001年のアメリカ映画、日本では2002年に公開。J・R・R・トールキンの原作「指輪物語」を実写化、一つの指輪をめぐる戦いを描いた作品。監督はピーター・ジャクソン、出演はイライジャ・ウッド。

あらすじ

ロード・オブ・ザ・リング』のあらすじを紹介します。

すべては指輪の誕生から始まる、3つの指輪はエルフへ、7つはドワーフへ、そして9つの指輪は人間へと贈られた。その指輪でそれぞれの部族を治めるはずだったが実はまだ指輪が存在した。それはモルドールにある滅びの山で作られた冥王サウロンが作った指輪だった、その“一つの指輪”にはサウロンの邪悪さと支配欲が込められていた。

中つ国はサウロンの力に屈しかけていたが人とエルフ達がサウロンの軍団と滅びの山の中腹で激突、王子イシルドゥアがサウロンの指を切断して指輪を落としたことで勝利を得る事ができた。だがイシルドゥアは指輪の魔力に取り憑かれ我が物としてしまったことでイシルドゥアの運命は死へと向かってしまう。イシルドゥアの死の際に水中に落ちて行方が分からなくなったことで長い間に人々から指輪の存在が忘れられてしまった。

それが2500年前の事、その後ふとしたことで指輪を見つけたゴラムは500年間霧降り山脈の洞窟に隠れ住んでいた。それをホビット族のビルボ・バギンズが手に入れたことで運命の歯車が回りだした。

指輪の魔力で長生きしていたビルボは今年で111歳、彼の誕生日を祝うために魔法使い灰色のガンダルフがホビット庄へとやってきた。ビルボはガンダルフに無理矢理生かされている気がする、これからはゆっくり過ごして今までの冒険を書きあげたいと語る。ではすべて“指輪”も含めてフロドに譲るんだなと念を押すガンダルフに自分を納得させるようにうなずくビルボ。だがいざ指輪を手放そうとした時攻撃的になり“いとしい人”と呟くビルボを見たガンダルフはその指輪が時の彼方に忘れ去られた伝説の指輪だと気づくのだった。

評価

  • 点数:90点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★★

作品概要

  • 公開日:2002年3月2日
  • 上映時間:178分
  • ジャンル:ファンタジー
  • 監督:ピーター・ジャクソン
  • キャスト:イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、リブ・タイラー、ビゴ・モーテンセン、ショーン・アスティン etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『ロード・オブ・ザ・リング』について、考察・解説します。※ネタバレあり

指輪の魔力

物語には詳しく登場しませんが、指輪は全部で20個あります。3つはエルフ族へ、7つはドワーフの族長たちへ、そして9つは人間の王たちへ送られます。そのうち3つのエルフ族が持つもの以外はサウロンの影響があり持つ者を破滅させてしまいます。9つの指輪の持ち主である人間の王はサウロンの魔力に飲み込まれサウロンの奴隷となってしまいます。それらは生死の境をさまようナズグルとなって指輪を取り戻すためにフロドたちをどこまでも追いかけるのです。

そして最後のひとつはサウロンの力そのものが込められた“一つの指輪”です。その力はすさまじく、共に旅をしていたゴンドールの執政官の息子ボロミアの正気を失わせロスロリアンの森の奥方ガラドリエルもその誘惑の試練に全力で戦わなければならないほどです。そしてガンダルフも例外ではありません、指輪の誘惑に負けないために触る事さえ拒むガンダルフはそれを身につけていても平気なホビット族を本当にすばらしいと感嘆しています。ホビット族には指輪に誘惑されるような欲がないということです。だからこそ指輪の運び手としてこれほどの適任者は他にはいないでしょう。

裂け谷の会議で一つの指輪を前に殺気立ってののしり合う人々を見て自分が行くと言ったフロドを見て満足そうにうなずくガンダルフはフロドを最高の運び手だと思っていたのかもしれませんね。

まとめ

映像化不可能といわれていた「指輪物語」が映像化されてこの時ほど技術の進歩に感謝したことはありませんでした。もともと児童向けの作品「ホビットの冒険」の後に描かれているのでもしこれからロード・オブ・ザ・リングを観るようでしたら映画化されている「ホビット思いがけない冒険」(2012年)を先に観るとどうやってビルボ・バギンズが指輪を手に入れたのかなどの細かいところがよくわかるのでよりこちらが楽しめると思います。

旅を共にするホビットのメリーとピピンが最初は調子に乗ってついてきたので仲間をピンチに追い込んでしまったりしまいますが、フロドを思う気持ちは本物なので彼を助けるためにオークたちの注意を引きつけたためさらわれてしまいます。そして一人で旅をしようとするフロドに絶対ついていくというサム、その気持ちを尊重して別れることを選んだアラゴルン。“旅はここで終わりか”とがっかりしていたエルフ族のレゴラスとドワーフ族のギムリにアラゴルンは“まだ旅は終わっていない、オークに攫われたメリーとピピンを助けに行こう”と提案します。その時の2人の表情がとてもうれしそうで、まだ一緒に旅をしたいんだなとこちらまでうれしくなってしまいます。

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コメント

  1. 匿名 より:

    だらだらしながら、netfrixを見ていたら偶然出てきたので懐かしいなーと思いながら観賞しました。