映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』あらすじ・ネタバレ結末と感想

マッドマックス 怒りのデス・ロードの概要:2015年に公開された「マッド・マックス」シリーズ4作目で、27年ぶりの新作。主人公マックス役は、1作目から3作目まで演じていたメル・ギブソンから、トム・ハーディにバトンタッチされた。

マッドマックス 怒りのデス・ロード あらすじ

マッドマックス 怒りのデス・ロード
映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のあらすじを紹介します。

石油戦争、水不足、そして核戦争が起こって荒れ果てた世界。
元警察官のマックスは、救えなかった人々の記憶に悩まされていた。

マックスはイモータン・ジョー率いる西の砦の住民に襲われ、“輸血袋”として捕らえられてしまう。

ガソリン補給のため、選ばれた人間が砦を出る日。
ジョーを裏切っていた方腕が義手の女性戦士フュリオサは、子供を産ませるために捕らえていた女性たちと共に脱走を図る。
それに気付いたジョー、彼の手下ウォーボーイズたちとのカーチェイスが始まる。
ウォーボーイズの“輸血袋”であるマックスも道連れだった。

何とか逃げ切ったフュリオサたちは、偶然近くにいたマックスと一触即発の状態になるが、行動を共にする事となる。
彼女たちの目的地はフュリオサの故郷、緑の地だった。

再び追っ手が迫る中、ジョーの子供を妊娠していたスプレンディドが車から落ちて命を落としてしまう。
その後、マックスを“輸血袋”にしていたウォー・ボーイズのニュークスが車に忍び込んでくるが、ひょんなことから仲間になる。
ようやくフュリオサの故郷に着くが、緑の地は汚染され跡形も無くなっていた。

マッドマックス 怒りのデス・ロード ネタバレ結末・ラスト

フュリオサや彼女の故郷の女性たちに、資源豊かなジョーの砦を乗っ取る提案をしたマックス。
Uターンしてジョーたちの不意を突き、再び死のカーチェイスが始まる。

ニュークスは自分の命と引き換えにジョーの息子リクタスを倒し、マックスとフュリオサはジョーの命を奪うことに成功。
だが、フュリオサは大怪我を負い、生死の境をさまようことになる。

無事に西の砦に戻ったフュリオサたちがジョーの死を告げると、これまで虐げられてきた住民たちは喜びの声を上げる。

そんな中、マックスはひっそりと行方をくらますのだった。

マッドマックス 怒りのデス・ロード 評価

  • 点数:95点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2015年
  • 上映時間:120分
  • ジャンル:SF、アクション
  • 監督:ジョージ・ミラー
  • キャスト:トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、ヒュー・キース=バーン etc

マッドマックス 怒りのデス・ロード 批評・レビュー

映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

27年ぶりのシリーズ最新作

妻と息子を暴走族に殺され、復讐の鬼と化した警察官マックスが復讐を遂げたことから始まった、マッドなマックスが悪党を片っ端からやっつけていくバイオレンスアクションムービーの最新作。

2001年に4作目の撮影が計画されたものの問題が重なり中止、結局15年近い歳月を経て公開に至った。
その関係で年齢設定に無理が出てしまい、3作目までマックスを演じてきたメル・ギブソンは身を引いている。
代わりに起用されたのは、バッドマンシリーズ「ダークナイト ライジング」の悪役ベインが印象的だったトム・ハーディ。

画期的な新キャラクターとして登場した、スキンヘッドにオイルまみれで片腕が義手の戦うヒロイン、フュリオサ役にはシャーリーズ・セロン。
美しい金髪をスキンヘッドにし、全編ノーメイクで撮影に挑んでいる。

カーアクションムービーを楽しむだけの映画

ストーリーはあってないようなもので、荒廃した砂漠だけの世界で命を懸けた迫力満点のカーチェイスが行われるだけ。
マックスが見る幻覚の少女たちは、彼がこれまで救えなかった人々のように描かれているものの、詳細は謎のまま。
そして、ジョーに反旗を翻した女性たちがマックスの協力を得て、悪者のジョーをやっつけていくだけ。

細かい心理描写やラストのどんでん返しは無いが、そういったものを売りにしている作品が多い中で、アクションだけを純粋に楽しめる内容に仕上がっている。

ジョージ・ミラーの“マッド”な演出

子供を産める女性は全員“妻”として所有し、汚染された世界の影響で短命でありジョーに洗脳されている、全身白く銀色のスプレーで口の周りを染めるウォーボーイズなど、人権を無視したかのような設定。
捕まったマックスからウォーボーイズに輸血するため“輸血袋”と呼んだり、輸血しながら車の前面にマックスを磔にもするが、人権に関しての嫌らしさを感じさせない演出。

ジョーたちの車には、ギターを演奏しながら攻撃してくるという奇抜なキャラクターも存在する。

極力CGは使わないというスタンスで撮影されているが、序盤でマックスが逃げようとするシーンやニュークスが車に忍び込むシーンが、ほかのシーンより若干早く動いているように見えるという、テンポの良さも面白い。

マッドマックス 怒りのデス・ロード 感想まとめ

企画が出てから15年もおあずけにされれば、出世作とはいえ、メル・ギブソンがマックス役を辞退するのも納得。
27年ぶりの新作ということもあり、本作と以前のシリーズ3作の違いに違和感を感じる長年のファン層と、本作ではじめて「マッド・マックス」を見たという人もいるであろう作品。
続編として見るよりも、スピンオフ作品として見れば、とても楽しめるであろう映画になっている。

序盤でマックスが昆虫(爬虫類にも見える)を捕まえてかぶりついた他には、トラックについていた母乳しか口にしていないのにとても元気だという謎や、ニュークスの洗脳が解けるのがあっけないという突っ込みどころは残る。
だが、マックスとフュリオサが、悪役ジョーの一味を成敗していくという爽快感が上回っている。

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